おはようございます!!
先日、Google HomeのBluetoothスピーカー出力の記事を書きました。
この中で、ClovaをBluetoothスピーカーとして接続する内容があったのですが、大事な事を1つ忘れていました。
実はClovaを繋いだ状態になるとかなり音が小さかったのです。
仕方が無いのでGoogle Homeのボリュームを上げて調整するのですが、そのまま忘れて聞いているとClova を外した途端にGoogle Homeが爆音となります。
少し気になったので、その後調べてみた結果を中間報告いたします。
目次
Google Home → Clova で音量が小さくなるとは・・・
わかりやすいようにイラストで書かせていただきます。
厳密には違いますが、概念的なものとして数値を入れさせていただきました。
一般的なBluetoothスピーカーとの接続
スマホ側で音を伝送する前に、まず2分の1します。
そして受信は受けてから2倍します。
元々音量が5であった場合は、5÷2x2=5となり、元の音量で再生されます。
今回の現象
Google HomeからClovaを接続した場合、異常に音量が低い状態で接続されました。
最初、Bluetoothで接続したときに、Clovaから音が出ていないのかと思いましたが、よくよく聞けば小さい音で鳴ってました。
ここで考えたのがGoogle Home側のゲインです。
本来なら2分の1のところを、間違って5分の1で伝送していたとします。
この場合、元々音量が5であっても、5÷5x2=2となり、元の音量より遙かに小さい音で再生されてしまいます。
当然、これでは聞くに耐えませんから、Clovaに音量を変えさせようとします・・・が、残念ながら音量調整できません。
仕方がないので、Google Homeに音量を上げさせます。
Google Homeの元の音量を最大の10まで上げました。
結果は、10÷5x2=4となり、ほぼ元の音量でClovaから再生されます。
これでめでたしめでたしなのですが、Google Homeの音量は上がった状態なので、何か聞けば最大音量で返ってきます。
さらに、Clovaとの接続を切れば、最大音量で音楽が鳴ることになります。
・・・と、ここまででGoogle HomeのBluetooth接続の不具合だと思っていた(ごめんなさい)のですが、その後調べると新たな事実が出てきました。
他の機器を繋いだら・・・
試しにClovaに他の機器を繋いでみました。
まずはiPhone・・・あれ?・・次はiPad・・・同じです。
Google Homeを繋いだときと同じで、小さい音しか出ません。
こうなると、上の前提が全て覆ってしまいます。
実は、送り出し側のゲインは正常で、受け側のゲインが小さかった可能性が高いです。
この場合、元々音量が5であっても、5÷2x0.8=2となり、やはり元の音量より遙かに小さい音で再生されてしまいます。
念のために、開梱したばかりのClova WAVEで試してみましたが、Clova Friendsと同じ結果になりました。
仮に、ファームの同じ箇所に問題があるとすれば・・・
そういえば、WAVE購入前に調べていたところ、Bluetoothでの接続時に音が悪いという噂も目にしました。
1人だけだったので気にはしなかったのですが、仮に送り出し側が音量を上げた為に音質が悪くなっていたならつじつまが合います。
結論・・・は出ないので中間報告
ここまでの実験結果ではClova FriendsとClova WAVEの問題の様に見えました。
ところが「Google HomeからAmazon Echoに送った場合も、同じように音量が小さくなる」という話が出てきました。
他にも「(普通の)Bluetoothスピーカーに繋いだら音が小さくて困っている」という話もありました。
もしかしたら、上に書いた単純なゲインではなく、Bluetoothのやりとりに何か秘密があるのかもしれません。
(※ 双方のネゴシエーション時に、接続ゲインを決めているとか??)
どなたか詳しい方、教えていただけると助かります。
とりあえず、このままでは使いにくい事は間違いないので、早く原因がわかればよいのですが・・・
(おわり)