GoogleHome:音量(ボリューム)を変更する方法や、裏技、構造などをまとめてみました。

Google Home及び互換機ユーザーの方へ

Google Home,Nest 及び 互換機ユーザーの方へ

■■■ Google Home,Nest 及び 互換機ユーザーの方へ ■■■
Google Home,Nest 及び 互換機は、2023/6/13(実際は6/14)をもって、音声コマンドで動作するアプリ(アクション)のサービスが終了しました。
※ Google 純正のコマンドはこれまで通り動作します。
これに伴い、各社のスマートホーム機器のアプリを使用したコマンドも使えなくなりました。(※ TVのチャンネル切替などは純正コマンドで対応している場合もあることが判明しました)
詳しくはこちらの記事↓を御確認ください。

本日は、Google Home,Nestの音声アプリ(アクション)が明日(2023年6月13日)で使えなくなってしまう話です。対象アプリ(アクション)や対処方法などまとめてみました。

おはようございます!

以前、こんな記事を書きました。

GoogleHomeのボリューム構造や声で音量を調整する方法などを紹介させていただきます。

あれから5ヶ月以上経ちましたが、気がつくといろいろ改善修正が加えられています。
さらに、コソッと裏技も追加されてたりします。

加筆するだけではキリがなさそうでしたので、新規にまとめさせていただきました!

Google Homeのボリュームの構造

まずボリュームの構造から説明させていただきます。
GoogleHome的には「音量」ですね。
設定範囲はこのようになっています。(全て整数)

    • 単位を指定しない場合  :0~10
    • 単位をで指定する場合 :0~100%

簡単に言えば、単位を指定しない場合の1が10%になっています。
音声では43%の様な中途半端な値も設定できてしまいます。

%での値10分の1すると単位無しの指定値と同じ値になります。(例 30%=3)

もしくは0%に設定すると、音は消えます
(※ その場合でも、応答メッセージだけは最小音で聞こえます)

本体操作での音量変更

声で操作できるのがスマートスピーカーのメリットですが、とっさの時は本体を手で操作する方が速いですね。

Google Home miniの本体での音量変更

公式のGoogle Home ヘルプのページにGoogle Home に触れて操作するとして書かれています。

音量操作としては、上から4つですね。

  1. 再生中左右どちらか長押し → 再生の停止(音楽の場合は一時停止と再開)
  2. アラーム・タイマー中左右どちらかタップ → アラーム音の停止
  3. 再生中タップ → 音量が1ステップ上がる
  4. 再生中タップ → 音量を1ステップ下がる

あと、ちょっとした裏技ですが、左右のタッチを反転する方法もあります。

Google Home miniを壁掛けにするときに必須な裏技の紹介です。最後に動画も掲載しています。

実際に操作してみると、操作時だけですが4個のLEDレベルメーターの様に増えていきます。

LED表示はこんなパターンです。

音量設定 LED1 LED2 LED3 LED4
0( 0%)
1(10%)
2(20%)
3(30%)
4(40%)
5(50%)
6(60%)
7(70%)
8(80%)
9(90%)
10(100%)

3上がる毎に1個が完全点灯するように見えるのですが、よくよく見れば、最後の方はそうではありません。
どうも一部がアナログ回路になっているようなので、深く考えない事にします。

Google Homeの本体での音量変更


公式のGoogle Home ヘルプのページにGoogle Home に触れて操作するとして書かれています。

音量操作としては、上から3つですね。

  1. 再生中中心タップ → 再生の停止(音楽の場合は一時停止と再開)
  2. パネル時計方向スワイプ  → スワイプに応じて音量が上がる
  3. パネル反時計方向スワイプ → スワイプに応じて音量が下がる

実際に操作してみると、操作時12個のLEDレベルメーターの様に増えていきます。

LED表示はこんなパターンですね。
miniと違って基本的に1あたりLED1個点灯なのですが、0の場合は6時の方向に専用のLEDが1個あり、1以降はそれ以外のLEDが点灯します。

音量設定 LED
0(0%)
5(50%)
10(100%)

LEDが11個あるので、10段階だと最後のLEDが余ってしまいます
実際に手で操作してみると、最大の10個点灯を過ぎても11個全てが点灯する状態までいってしまいますが、実際には10(100%)と全く同じ状態になっています。
ここも深く考えなくてよいかと思います。
(まあ、バグと言えなくもないのですが・・・)

アプリでの音量変更

Google HomeGoogle Home mini共通です。
こちらも公式ページにあります。

モバイル端末またはタブレットが Google Home デバイスと同じ Wi-Fi に接続されていることを確認します。
Google Home アプリ Google Home アプリ を開きます。
ホーム画面の右上にあるデバイス アイコン Devices をタップします。利用可能な Google Home デバイスが表示されます。
スクロールして、現在メディアを再生中の Google Home のデバイスカードを見つけます。
デバイスカードの音量ボタン をタップします。
スライダーを左右に動かして音量を調整します。右にスライドすると音量が上がり、左にスライドすると音量が下がります。

こんな感じですね。(※ リビングに置いたGoogle Homeで佐野元春のAngelinaを再生中)


この画面を見ていると、昔のiPodが懐かしくなりますね。

声の操作での音量変更

Google HomeGoogle Home mini共通です。
こちらも公式ページにあります。

★ 単位を指定しない場合

「オッケーグーグル! 音量を5に!」
「オッケーグーグル! 音量を2上げて(下げて)!!」
(※ 数値を言わない場合は1とみなされます

もちろん「音量を0に!」では、完全に無音の状態になります。

もし、10の状態で更に「音量を上げて!」というと、
「音量は既に最大です!」
と返ってきます。
逆に、0の状態で更に「音量を下げて!」と言っても、一瞬0のLEDが点灯するだけです。

あとは最大と最小ですね。

「オッケーグーグル! 音量を最大に!」
「オッケーグーグル! 音量を最小に!」

ここで良くできているのが、最小の場合は音量が1(10%)になることです。
最小と言っても聞こえなくては仕方ありませんから、素晴らしい設定ですね。

★ 単位を%で指定する場合

「オッケーグーグル! 音量を45%に!」
「オッケーグーグル! 音量を5%上げて(下げて)!!」

もちろん「音量を0%に!」では、音量0の状態になります。
(反応メッセージだけは最小音で鳴ります。)

また、範囲外の数字を言うと
「音量は、0から100%の範囲で設定してください!」
と返ってきます。
丁寧でいいですね。

★ 大きく音量を上下させる裏技

「オッケーグーグル! うるさい!!」2段階下がります。
(※関西弁の「やかましい!」は通じませんでした。)

「オッケーグーグル! 聞こえない!!」では2段階上がります。

これは意外と便利です。

★ 音量の確認

「オッケーグーグル!音量は?」

「音量は10%です!」

以前は10%単位のキリの良い値の時は単位無しで「音量は2です。」などと返ってきてましたが、今は値に関わらず%で返ってきます。

これはバグ??

「オッケーグーグル! 音量を11に!」

と、した場合、エラーにはならず普通に反応してLEDは1のLED表示になります。
念のために、音量を聞いてみると11%の設定になっています。

どうも、1~10までは単位無しの指定だと認識するものの、それ以上の11から100までは%を付けなくても%と認識してしまうようです。

これをよくできていると考えるか、設定間違いの元と考えるか、難しいところですね・・・

以上ですが、Google Homeにしては珍しく(ごめんなさい)細かいところまで気が配られた設計になっていると感じました。

他にも裏コマンドがあるような記憶もありますので、思い出し次第加筆させていただきます。

(おわり)