全機種:2018年1~3月の世界のスマートスピーカーの出荷台数が発表!・・・でも、こう見れば!?

おはようございます!!

昨日の朝起きると、あちこちのニュースサイトに2018年1~3月(Q1)の世界のスマートスピーカーの出荷台数のニュースが掲載されましたのでシェアさせていただきます。

ちょっと気になる情報もありましたので、私なりに考えたことも書かせていただきます。

2018年1~3月の世界のスマートスピーカーの出荷台数

今回発表されたのは2018-Q1出荷台数です。
Q1というのは、1年を4つ(1~3,4~6,7~9,10~12)に分けた四半期の1つ目のことで、今年の1~3月の統計ということですね。

各社でいろいろ書かれてますが、元の情報こちらこちらのようです。
英語ではわかりづらいので、ロボスタさんの記事を紹介させていただきます。

★【Strategy Analytics調査】2018年Q1の全世界スマートスピーカー出荷台数は920万台。市場シェアはAmazon 44%、Google 27%、Apple 6%に変化

元記事は数値だけの表なのですが、見やすいグラフに構成されてます。

グラフはもう1つありますので、ロボスタさんの記事を御確認くださいね。

ポイントは、こちらです。(※ 全ての数字は2017-Q1と2018-Q1です)

  • 出荷台数は240万台→920万台(278%増)
  • Amazon Echoは400万台、Googleは240万台、Apple HomePodは60万台出荷
  • Amazonのシェア81.8%から43.69%に半減
  • 中国市場は非常に盛り上がっており、Alibaba、Xiaomiだけで世界全体のシェア10%となる勢い

これだけ見ると

「スマートスピーカーは、去年に比べて4倍近く売れてるの!!」
「Amazon Echoのシェアはそんなに落ちてるの!?」

「AppleのHome Podって、意外と売れてるんだ!!」

なんて、思ってしまいます。
はたしてそうなのでしょうか?

私なりに、いろいろ考えてみました!!

元データが2017年Q1(1~3月分)と2018年Q1(1~3月分)なので仕方ないのですが、急激に成長している市場わずか3ヶ月ずつを切り取って比較するのはちょっと変な気がします。
途中のデータもあるハズなのですが、なぜでしょうね??

よくこんなニュースを見ることがあると思います。

「オリコンチャート デビュー作で初登場1位」

音楽に詳しい方はよくご存じだと思いますが、オリコンではウィークリーチャート(1週間)デイリーチャート(1日)があり、前者は人気アーティストがいると第1位になりづらいものの、後者はわざと発売日をずらすなど細工する事で1位をとりやすいのです。

「それ、今回の話と何の関係があるの?」って言われそうなので、話を戻します。

今回のデータは3ヶ月という短いスパンなので、
スマートスピーカーの発売日に影響されやすいのです。

まず「シェアが落ちている」と言われているAmazonの製品のリリース日です。
(※ 米国でのデータです。上3機種以外は日本未発売。Wikiより販売日を引用)

機種名 外観 発売日
Amazon Echo Dot 2016-3(第1世代)
2016-10(第2世代)
Amazon Echo 2014-11(第1世代)
2017-11(第2世代)
Amazon Echo Plus 2017-10
Amazon Echo Look 2017-4
Amazon Echo Show 2017-6
Amazon Echo Spot 2017-9
Amazon Echo Tap 不明
(2017ー2以前)

今年になって発売開始されたものは1機種もありませんから、今回の2018-Q1のデータには反映しずらいですね。

もちろん、発売開始後もコンスタントに売れるものもありますが、発売時に爆発的に売れるもの、その後は・・という傾向が家電製品には強いので、今回のデータの期間はAmazonEchoは不利です。

次は「意外と売れてるんだ!!」Apple Home Podです。

機種名 外観 発売日
Apple Home Pod
2018-2

こちらは、ズバリ今回のQ1のど真ん中で発売されていますね。
あちこちで「発売後、出荷数が伸びていない」と言われていますが、少なくとも初回販売分は全て今回のデータに盛り込まれていると思います。

Appleの新製品は全世界のAppleおたくマニア層が飛びつきますから、

60万台 = 全世界のAppleマニアの数

という図式で間違いないと思います。
今回のニュースではあたかも売れているように見えますが・・・ですね(号泣)

あと、タイトルは市場シェアとなっていますが、これは流通市場のことであり販売店の出荷数のデータです。

既に持っている人の数はカウントされません。

我々は、販売店で売られた数なんかよりも、
周囲のユーザーの数でシェアを考えるべきですね。

・・・というようなことをいろいろ考えてみました。

結論は特にありません。

ニュースで得られる情報は、とかく大人の事情加味されて、誘導されがちになります。
特に人間は数字が含まれたデータを信じてしまう傾向があります。
(会社の後輩に「社長へのプレゼン資料には(多少嘘でもいいから)数字を盛り込むように」と教えていたのは懐かしい思い出です)

情報を鵜呑みにしないで、しっかり内容を把握して行動したいものですね。

(おわり)

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