おはようございます!!
昨年12月にこちら↓の記事を書かせていただきました。
冬の節電プロジェクトの話ですね!
節電するためにスマートホーム機器を駆使してポイントをゲットしよう!!・・・という話でした、
・・・その際に、我が家の特殊事情である太陽光発電に触れさせていただきました。
FIT(固定価格買取制度)を利用して無理して導入したものの、キャンペーン期間が終了してしまったあとは、買い取り価格が1kwあたりわずか8円に下がってしまいました。
・・・それだけならまだしも、夜間の発電していない時に電力を買う(買い戻す)際は売った金額の数倍も高額で買うことになりました。
※画像を流用してしまった為に夕方からの「リビングタイム」が囲まれていませんが22.89円です。
昼間だと約3倍、夜間だと約2倍です。かなりもったいない話です!!
このことが気になって気になって仕方なかったわけですが、1つの解決方法として家庭用蓄電器の設置がありました。(※ 昼間の余剰電気を売らずに蓄電器に貯めておき、使いたい時に使える電源装置です)ところがこれが設置費用を含めると小型のものでも100万円以上と高いんです!(※ 上は数100万円!)
なんとか安くできないか考えたり調べたりしているうちにも発電した電力が8円という低価格で売られていく日々が続きましたが、ようやく結論が出ました。
- 低価格なポータブル電源を購入し、昼間売電している電力の一部を蓄電し、夜間の使いたい時(※ 非常時含む)にいつでも使えるようにする。
ホントは一気に蓄電器を設置すれば楽なのですが、損益分岐点を計算すると10数年後とかトンでもないですし、まずはできることから始めた方が面白いと思った次第です。
・・・というわけで、本日は(スマートスピーカーサイトにも関わらず周辺機器というにはかなり無理がある)ポータブル電源の記事になります!!
(’23 11/12 12:00 追記)
私が本製品を購入した理由として「充電電力の制御」を追記しました。
目次
Anker Solix C1000 Portable Power Station
こちらです!!
見やすいAmazonさんのページを貼らせていただきましたが、他のサイトでも販売されています。
メーカーはスマホの充電器やモバイルバッテリーで超有名なAnkerさん!
Apple Storeでも扱っていることからも、品質の高さがわかりますね。
蓄電容量は1,056whとミドルクラスレベルなのですが、必要になれば増設も可能です。
この製品は最長レベルの5年保証となっています。(※ 公式サイトに登録要)
調べてみると、通常の家電製品のように1年のところも多いです。
実は、どの会社の製品にも同じようなことが書かれていますが、Ankerは日本中に販売拠点があり安心です。
あと、見やすい仕様書を貼らせていただきます。
私が本製品を購入した理由は・・・
最後に、私が本製品を購入した理由を書かせていただきます。
- 気楽に持ち運べる重さだった!!
12.9kgなのでお米の袋ぐらいですね。これなら女性や子供でも運べます。
・・・いやごめんなさい!「気楽」は言い過ぎでした「なんとか」ですね。
ちなみに、上の容量クラスになると20kgは越えてしまいます。
片手で持ち運ぶのは無理ですし、階段の上り下りは危険です。
この重さならアウトドアにもいいですね!
. - 必要十分なパワーだった!!
ポータブル電源の悩みどころなのですが、最大電力が書かれていてもそれ以下の家電製品が動くとは限りません。
2000wh容量クラスのポータブル電源ならほぼ無敵なのですが、持ち運びに難があります。500whクラスであればドライヤーやトースターも厳しかったりします。
本機は1000whクラスの更に一段上で設計されているいます。(※90%以上と表記)
(私もまだ手持ちの全ての機器を試したわけではありません)
. - 比較的価格が手頃だった!!
正直に言います。私は発売開始価格で10万円弱で購入しました。(※ 価格は)
かなり力を入れてるようですので、今後もセール時にはこれぐらいで頑張ってくれると思います。
(ちなみに本製品が発売されなかった場合はブラックフライデーで10万円程度の2000kwhクラスの型落ち品を買うつもりでしたが、目をつぶって・・・)
. - アプリ操作が可能な製品だった!!
最近は増えてきましたが、アプリからリモートで操作ができました。
基本的にはスマホ操作での設定変更や各出力のオンオフなのですが、今後これをスマートスピーカーやIFTTT連携に展開してもらえるとありがたいです・・・というか、是非とも期待しています。
. - 細かな充電電力制御ができる!!
アプリ使用ではありますが200w~1000wまで100wステップで充電電力を切り替えられます。
充電電力を切り替えられることで、過電力によるブレーカー動作を回避できるだけなく、太陽光発電の余剰電力のみを充電させたり、本機の発熱を防いで高効率化・長寿命化させることも可能になります。(’23 11/12 12:00 追記)
. - 安心品質のメーカーだった!!
ポータブル電源を調べてみるとわかってきたのですが、変化の激しい過渡期の製品であることから、かなり壊れやすいようです。
内部のバッテリーは比較的安心なリン酸鉄リチウム電池を使っていても、周辺部品が壊れるとどうしようもありません。
. - 使用済製品回収対応メーカーだった!
最近はスマホ用バッテリーなどは各地方自治体でバラバラなので廃棄に困る話をよく聞くのですが、Ankerさんは責任をもって回収してくれるので安心です。(こちら)
メーカー的にはAppleに似ていると思います。
価格は高めだけど、その分品質も信頼性も高いので間違いありません!!
Anker Solix C1000 をじっくり見てみました!
ちょっと細かくなりますが、できるだけ細かくお伝えします。
箱と梱包
こんな形で届きました!
あとでわかったのですが、(Amazon製品などに比べると)かなり厳重な梱包です。
どこのお店で買ってもAmazon倉庫から送られてくるようです・・・あれ?こんなところにシールが!ホントに重いんですね!!
確かに、両手で紐を持って持ち上げてもキツイので、ヘルスメーターで測ってみました。
15.2kgでした・・・あれ?思ったより軽いかも? 確認したところ本体重量は12.9kgでした。
(若い頃は片側35kgのダンベルで毎日トレーニングしていた・・・ハズ!(泣))
では、梱包箱の外装です!
箱にはしっかり日本語も見えますね。右上のマスクは私の住所や名前が印字されていました。
UN NO.3480はリチウムイオン電池の国連番号ですね。あ~怖い怖い(謎)
この箱を開けてみると・・・ビニールに包まれた何かが!!
これなら多少水没しても大丈夫ですね(ダメです)
ビニールを開けてみると・・・
また箱が出てきました!2カ所にバーコードのシールがありました。1つはシリアルナンバーとQRコード!
・・・で、開いたビニールから中箱を取り出そうとしたのですが、取り出せません。
ビニールが裂けそうになるので思い切って逆立ちさせたのですが、出てきません。
結局、箱を横にして徐々にビニール袋を引っ張りだしました(実話)
ビニール袋には所々穴が開けられていたのですが、しっかり注意書きもありました。
こちらの箱は共通箱のようですね。大きな製品別のシールを貼ってあるだけでした。
・・・で、この箱を開けてみると(今度こそ)ありました!!
いまどき珍しい?黒の梱包材を取り外します・・・PE-E7はおそらく材質かと・・・違うかな??
おお!本体です!本体!!取り出して残りの付属品を確認します。
上にあった梱包材と同じものが底にもありますね。
あとは右に付属品の箱、そして手前に何かの紙??
はじめてAnkerさんらしくないところが見つかりました。ちょっと残念!!
・・・では、ここからはいつものように詳しく見てみます。
本体
ビニール袋をかけたまま、両手で左右のハンドルを持ち、箱の中から持ち上げ床に置きました。
腰痛持ち注意報です。(軽く膝を曲げて少しかがんだ方がよかです)
上を開いてビニール袋から抜き取ってテーブルの上に置きました。ロゴがかっこいいですね!
うおお~っ!と思った、裏の写真も撮ろうと裏返そうとした時に肘を痛めました。
普段動かさない方向に動かすと痛めるんですよね~
細かい事がびっしり印刷されている紙が貼ってありましたので拡大します!!
デカイものだけあってびっしりと書かれています。右下はシリアルとQRコードですね!
・・・では、正面を見てみます!
一番上はアンビエントランプですね。キャンプなどで使うときに便利です。
右端のスイッチで押すたびに表示モードが変化します。
残念ながらANKERロゴの横の主電源が入ってないと点灯しないようです。
アプリからリモートで表示を変えられるのがいいですね!使い道は謎ですが!!
左上は最近の若い人は知らないと言われているシガーソケットです!
ゴムキャップを外せば中の端子が見えます。
車ではここに電熱ヒーターを押し込んでタバコの火にするのですが、本機では約12Vが出力されるようです。あと、写真が欠けてしまってますが、右上のボタンで出力オンオフですね。
下段にあるのがおなじみのACコンセント(100V)ですが、右端の端子だけ特殊な形になっています。
SurgePadというAnkerの方言?ですが、1500w以上の機器が接続されても2000wまでなら出力波形をコントロールして使えるようにする機能です。
他社のポータブル電源にも見かける機能なのですが、具体的にどのように動いているのかはわかりません。端子の形が1カ所変わっているのも?です。海外規格??
この端子が6個並んでいるのですが、幅の広いACアダプタなどの干渉を考えると3個x2段にしてもらった方がよかったかもです。
あとは、パネル付近ですね。すぐ横が電源ボタンです。
忘れそうなので先に書いておきますが、この製品は箱から取り出してすぐに電源ボタンを押しても起動しません。一度電源ケーブルを差して充電操作しないと起動しないようです。
私の場合、約88%充電済みの状態で、646wの充電量で充電開始しました。
他社製品は(長期保管品で完全放電していない限り)ある程度充電された状態で電源ボタンを押すだけですぐに起動するのですが、製品・会社によって違うのでしょうかね?
で、このパネルの下にUSB関係の端子が4つ並んでます。Ankerさんの得意分野ですね!
あと、右にスマホのアイコンのあるボタンがIoTボタン(スマホ接続用)です。
マニュアルによると7秒以上長押しすると設定が消えちゃう(ホントに?)ので注意です。
次は裏面です・・・何もありません!
左から電源ケーブル、過負荷保護解除(?)ボタン、そして見慣れない太陽光パネルや外部電源(シガーソケット出力など)を繋ぐXT60コネクタですね。
とりあえず、アマゾンでコレ↓買っておこうと思います。
Cleqee XT60ケーブル 太陽光発電ケーブル XT60メスからDC5.5 * 2.5メスケーブル 30cm FPVモニター用 パワードローン電源コード 太陽光発電用
本機はACアダプタ無しでACケーブルで直接充電する構造ですので、DCからの充電はこちらがメインになりそうです。しっかり周辺を整えとかないといけませんね。
最後に、右側面・・・拡張バッテリー端子だけですね!
ゴムキャップを開けると・・・
見たこともない端子です。バッテリーなら2端子でいいと思うのですが、いろいろ・・・あれ?横一列も端子??
合計12端子でしょうか?太い4ピンはバッテリー入出力の経路でしょうし、残りの8ピンはバッテリー内部の中間端子?それとも何かのコントロール??
どちらにしても、12月発売の拡張バッテリーが本体より高くなりそうで怖いです。
ケーブル類
驚いたことに、箱にもシリアルが貼ってありました。
故障解析の時に、付属品のチェックも行うのでしょうか?・・・はい、取り出してみます。
左はお馴染みのACケーブル(充電ケーブル)ですね。最大級の太さです。
アース端子は接続した方が良いのでしょうか?これは場所を選びますね。
(洗濯機や冷蔵庫のところには必ずネジの端子が出ています)
中央はシガーソケットからXT60端子への充電ケーブルです。
本機は結構重量もあるので、置くのはシート上よりも足下の方がいいですね。
右は太陽光パネルを2枚接続できるY字接続のXT60接続ケーブルです。
ちなみに残念ながら我が家には転がってませんでしたので、いろいろ自作するなら買っておかないといけませんね。
uxcell RCのバッテリーペア DIYパーツ オスメス XT60 XT60 ブレット プラグ コネクタ
取説
2冊ありました。
左は安全マニュアルですかね。日本語で書かれたページのみ抜粋します。
右は品質証明書ですかね。目次から日本語を・・・ありませんでした。
日本独自もありそうなのであまり意味無いかも?・・・こちらにありました。
ただ、残念ながら5年保証については書かれてないのですが・・・公式ページにありました!
・・・で、大事な取説・ユーザーズガイドがありません!
最近はネットに・・・こちらでした!!
7ページの簡単なものですが、しっかりと書かれていました。
あと、アプリ(なんと!公式サイト用アプリと機器コントロール用アプリの2種類があります)のマニュアルがあればいいのですが、残念ながら見つかりませんでした。
頻繁に更新されるからなのかもしれませんが、ハマるときにはハマるので欲しいですね。
まとめ
需要があるかどうかわかりませんが、書かせていただきました。
ちなみに、まだ使い始めて3日程度ですが不具合は一切ありません。
1000Wクラスのトースターは普通に動作しました。
電子レンジはこれからですね。食洗機やドラム式洗濯機(乾燥モード)は小細工が必要です。
ある程度充電されているのに電源ボタンを押しただけで起動しなかったことで驚いたぐらいですね。
・・・ちなみに、Anker製品は高いので滅多に買わないのですが、今回背中を押された理由の1つににコレ↓がありました。(こちら)
発火のおそれがあって製品回収というネガティブな記事ではありますが、それだけ安全性に力を入れて製品を作っているということになります。
今回は【じっくり見てみた!編】なので細かく書きませんでしたが、次回は使用レポートやスマートホーム機器や太陽光発電と連携しての記事を書かせていただきたいと思います。
以上です。
スマホでの操作に期待していましたが、今のところタッチ操作での設定と出力のオンオフぐらいです。
スマートスピーカーと連携してオンオフできるだけでも、便利になるんですけどね~!!
(おわり)