AmazonEcho:iPadでAmazon Echoを試せる!? Reverb(Alexaアプリ)for iPad

おはようございます!!

昨日、こちらの記事を書かせていただきました。

iPadでGoogle Homeを試せる!? Googleアシスタント for iPadを使ってみました。いろいろと制限はありますが、アプリの動作を試したりするには十分使えますね!!

Google HomeiPadで体験する為のGoogleアシスタントアプリだったのですが、実はAmazon Echoにも同様にReverbというアプリがありました。

なぜAmazonさんがこんなにわかりにくい名を付けたのかよくわかりませんが、実際にはAlexaアプリになります。

かなりがあるアプリですが、折角なので紹介させていただきたいと思います。

Reverb for iPad

とりあえずググってみたところ、こちらの記事が見つかりました。

昨年の3/23なので、1年近く前ですね。
当時はAmazon Echo日本未発売でしたので、英語で使われていたようです。

この記事の中にある、Reverb公式ページは・・・・今もありました!!

当然(?)英語なので、Googleさんに翻訳してもらいました。

あなたはブラウザを通してAlexaを使うことができます。 AmazonのAVSクラウドサービスはリバーブを介してアクセスできるようになりました。 AVSはAmazonのクラウドサービスであり、macOSまたはWindowsオペレーティングシステム上でWebブラウザを使用してAlexaにアクセスすることができます。 あなたはAlexaに音楽を聞いたり、質問したり、ニュースを入手したり、インストールされているエコースキルを使用したりすることができます。

今度はAVSクラウドサービスですね・・・ありました。

AVSというのはAlexa Voice Serviceのことだったんですね。
間違いなさそうなのでこれぐらいにしておきます。

まずはインストール!

私のiPadiOS10.3.2です。
最新のiOS11ではありませんが、過去のアプリも使いたいのでアップデートしていません。

まずはApp StoreアプリからReverbアプリをダウンロードですね。(こちら

説明

Reverbなら、どこからでもAlexaと会話できるようになります。Reverbは、Alexa Voice Servicesを使って質門に答え、道路状況や天気を知らせ、現地のビジネス情報を提供し、スポーツのスコアやスケジュールをお知らせします。

天気やアラートを正確にお知らせできるよう、AlexaアプリまたはウェブサイトでReverbの位置とタイムゾーンを設定してください。

Reverbは新たに、タイマー、アラーム、ロングフォーム・オーディオ、オーディオブックなどに対応したAlexa v2を利用しています。

また、照明、スイッチ、サーモスタットに対応したSamsung SmartThings、WeMo、Phillips Hueなど、Alexaと互換性のあるスマートデバイスと合わせて使うことができます。

Alexaは常に新しい機能をはじめ、1-800-flowers、アニマルサウンドなど、たくさんのスキルを学んでいます。

Alexaがアプリ内でAmazon Musicの利用を許可していないため、Reverbは音楽に対応していません。Amazon Musicと一部のニュースブリーフィングの再生は、ハードウェアの利用のみが許可されます。

質門してみてください:

声で他のスキルを有効にしてみてください:

サインインしてAlexaのサービスを利用するには、Amazonアカウントが必要です。これはAmazonの条件となります。Reverbは利用者のAmazonアカウントの認証情報は提供されていません。

新機能
2018年2月2日

バージョン 2.1.1

重要なバグ修正とパフォーマンスの向上により、接続の信頼性が向上し、再接続の繰り返しが防止されます。

情報

販売元Rain Interactive
サイズ40.3MB
カテゴリ ユーティリティ

互換性

iOS 10.0 以降。iPhone、iPad、および iPod touch に対応。

言語

日本語、ドイツ語、英語
年齢以下の理由により年齢制限指定12+となっています。
まれ/軽度なホラーまたは恐怖に関するテーマ
まれ/軽度な成人向けまたはわいせつなテーマ
まれ/軽度な過激な言葉遣いまたは下品なユーモア
まれ/軽度なアルコール、タバコ、ドラッグの使用または言及
軽度な医療または治療情報
Copyright© 2016 Rain, Inc.
価格無料

このアイコンでは、なんのアプリかわかりませんね。

起動すると、Amazonアカウントの設定になりました。


ここはどこのデータが使われるかわからないので「Not Now」にしました。
ところどころ英語のアプリは怖いですね。(全部英語なのはもっと怖いですが・・)

さすがにマイクはOKですね。

ここまでで試しに使ってみたのですが英語で返ってきましたので右下のアイコンから設定画面に入り、日本語に切り替えました。

これで基本的な設定は終わり(というか、これしかありません)で、この画面になりました。

非常に味気ない画面ですが、今後もさほど変わりません。

Googleアシスタントアプリのような結果表示などもありませんから、Amazon Echo上から見ているのと変わりなく楽しめます

使い方

一番苦しんだところなので、丁寧に説明させていただきます。

まず、画面構成ですが、右下の設定へのアイコンは言語設定だけだったのでいいとして、左下の無意味に小さいアイコンAlexaアプリへの切り替えになります。

中央の大きなアイコンは、Amazon Echoの上にあるLEDと同じで、光ったり回ったりします。

あと、上にコマンドの例が出ますが、日本語がおかしいのと変わるタイミングが意味不明でバラバラなので全く役に立ちません。

最後に、下の中央のメッセージですが、これが3種類遷移します。

何もしないときは「長押しして話す」なのですが、画面をタッチしたら「聴いています」に変わりますので、タッチしたまま話し始めます

GoogleアシスタントAppleのSiriの場合は1度タッチすれば指を離してもいいのですが、Reverbは押し続ける必要があります。

トランシーバーで話すときのPush to Talk ボタンと同じ感覚ですね。

コマンドを言い終わったらタッチを外します
すると、表示が「考え中」に変わり、この状態からReverbがコマンドを解釈して動作を始めます。

使ってみました!!

Amazon Echoを使うときの「アレクサ!」不要です。
そのまま画面を長押ししている間に話して、終わったら手を離せば実行されます。

以下、残念ながら画面表示がほとんどありませんので、文字だけの説明になります。

・天気予報

住所設定をする必要がありましたので、左下のアイコンをタップしたAlexaアプリから設定しました。


細かい住所まで入れなくても、郵便番号を入れれば勝手に候補まで入ってくれました。
この状態で聞いてみます。

「今日の天気は?」
「XXXの現在の天気は概ね曇りで、気温は華氏42度です。
 今夜の曇り時々晴れで、予想最低気温は32度です。」

うっかり摂氏への切替を忘れてしまいました(上の設定画面からできます)が、概ねちゃんと答えてくれました。

ただし、3秒ぐらい待たされます。
ちょっと長すぎますね。(※ これは、どの動作に関しても同じでした。)

あと地域指定はできないようです。

「今日の東京の天気は?」
「東京都の、どの地域の天気ですか?」

「今日の東京都新宿区の天気は?」
「すみません、その場所の天気情報は見つかりませんでした。」

「どの地域」と聞いておきながら、結局はダメなようです。

・花粉情報

「花粉情報は?」
「2018年2月15日発表、日本気象協会発表のスギ花粉ピーク予測です。
福岡、2月下旬から3月上旬
 高松・・・・・・・・・・・・と予測されています。」

長期予報しかダメなようですね。

・ピカチュー

「ピカチューと話したい!」
「ピィカー!ピカチュー!!」

長くなりますので端折りますが、普通に使えました。

・音楽

「ニューミュージックを聞かせて!」
「すみません、この端末では音楽とラジオはサポートされていません。」

具体的にアーティスト名を入れても同じでした。

Amazon Prime Musicアプリを起動してくれても良さそうなものですが、米Amazonと日本のAmazonの違いもあるようですし、難しいのでしょうか?

・・・あ、アプリの説明文に書かれていました。

Alexaがアプリ内でAmazon Musicの利用を許可していないため、Reverbは音楽に対応していません。Amazon Musicと一部のニュースブリーフィングの再生は、ハードウェアの利用のみが許可されます。

Amazonさんの内部事情を書かれても・・・

・radiko

やるまでもなく、音楽と同じでダメですね。

・メッセージ

「XXXにメッセージ!」
「ごめんなさい、今はわかりません。」

もともとダメでしょうしね。

・タイマー、アラーム

「1分経ったら教えて!」
「1分のタイマーを起動します!」

うまくいった!!と喜んだのですが、それから1分後、メロディーは鳴らずに画面の上から通知のメッセージが降りてきました。

これは酷いです。
ちなみに、アラームも同じ結果でした。

・その他

手持ちのものが無いので検証できませんでしたが、アプリの説明によるとPhillips Hueなど、Alexaと互換性のあるスマートデバイスなどは対応しているみたいですね。

まとめ

駆け足で紹介させていただきましたが、Googleアシスタントに比べると使い道はかなり限定されてしまいます。

スキルの動作確認IoT機器のコントロールはできそうですが、それ以外は全くダメですね。

なにより、何かする度に3秒程度待たされるのはかなりストレスが溜まります。

折角日本語に対応したのにあまり広まってないのはその辺の事情があるからでしょうか・・・

(おわり)

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