全機種:スマートリモコンの学習キット「sLab-Remo2」【電子部品利用実習⑥編】

Amazonタイムセール祭りなど

おはようございます!!

先日、こちら↓の記事を書かせていただきました。

本日はスマートリモコンの学習キット「sLab-Remo2」の【電子部品利用実習⑤編】です!赤外線リモコン受信の実習ですね!!

スマートリモコンの学習キット「sLab-Remo2」ですね!!

キット構成
ArduinoIDE ESP32と書込
スケッチ書込
ライブラリ等 実習①Lチカ
実習②照度センサ 実習③温湿度センサ 実習④人感センサ
実習⑤赤外線
リモコン受信

【電子部品利用実習⑤編】ということで実際に回路を組み、プログラムを転送し、赤外線リモコンの受信動作確認まで行いました。

リモコンのボタンを押す度に「タラタラ~!!」と数字が表示されるんです。
目に見えない赤外線信号が見えるようになるって、感動ですよね!!

・・・で、今回電子部品利用実習⑥編赤外線リモコン送信学習しました!!

スマートリモコン「sLab-Remo2」(エスラボリモ2)【Scratch・Arduino対応】環境センサ・カメラ付《IoT電子工作・AI学習・プログラミング》

こちらです!


詳しい話は以前の記事↓へ!!

本日はスマートリモコンの学習キット「sLab-Remo2」の紹介と【じっくり見てみた編】です!

4,290円でこれだけ遊べたら凄いものです。(・・・と奧さんに言われています)

ちなみに、本キットの心臓部ESP32-DevKitCですが、Amazonさん1,500円ぐらいで普通に買えますね。


Espressif社純正 ESP-WROOM-32D開発ボード ESP32-DevKitC-32D

壊してしまったら一大事!と思ってましたが・・・昼ごはん1回我慢すれば買えます(泣)

昼ご飯は1コイン以下ちゃうのん? 見栄はったらあかんよ!!

では、スタートします。

sLab-Remo2【電子部品利用実習⑥編】

公式メニュー電子部品利用に入ります!(こちら


下にもズラズラ~っと並んでいますが、まずは 環境センサ付きリモコンを作るわけですね!!

【環境センサ付スマートリモコンで利用】
2-1-1.LED点滅
2-1-2.照度センサ
2-1-3.温湿度センサ
2-1-4.人感センサ
2-1-5.赤外線リモコン受信
2-1-6.赤外線リモコン送信

これで本キットの目的はほぼ達成かも?・・・いやいや、もったいないですね。

それから応用としてその他のデバイス紹介と実習。

【電子部品の使い方のみ】
2-2-1.超音波センサ
2-2-2.赤外線障害物センサ

なんとなく、同社のSLab-Carキットに使われる部品のような・・・


sLab-Car(エスラボ・カー)スマートロボットカー【Scratch・Arduino対応】スターターキット《IoT電子工作・AI学習・プログラミング》 (最小)

いやいや、これらの部品もスマートリモコンに応用できるハズ!!です。

最後にカメラ付きスマートリモコン!!

【カメラ付スマートリモコンで利用】
2-3-1.カメラ

これどのように使うのでしょうね?(笑)
カメラで顔を認識して赤外線リモコンで何かを動かすとか??・・・できればいいですね!!

・・・で、本日電子部品利用実習⑥編として、6番目の赤外線リモコン送信をやってみたいと思います。

一般的な赤外線リモコンですよね!!

控え目に簡単なリモコンを出すのが奥ゆかしい・・・

赤外線リモコン送信

こちらですね。

最初の方でLチカ(LED点滅)をやりましたが、今回は赤外線版Lチカですね。


赤外線は可視光である赤よりも更に波長が長いので、目に見えないんですね。
それで、赤外線リモコンも光っているのが見えないわけです。

電気回路と電子工作

今回使うのは赤外線LEDですね。


透明な樹脂なので白色光LEDにも見えますが光りません。
肉眼では光っているのが見えないので、壊れてもわかりにくいですね。

ちなみに撮像素子の事情(※ 簡単に言えば赤外光を赤色と認識してしまう)で、スマホのカメラで写してやれば光っていることが確認できます。(こちら
ただ、以前より可視光フィルターが良くなってしまっているので、なんとか確認出来る程度ですね。
あっ!端子の名前は普通のLEDと同じです。

・・・で、これだけかと思ったら、電流をより多く流すためトランジスタを使ってやるみたいですね。


型番は書いていませんが、ピン配列からすると2SCxxxxでしょうか?
左からエクボ(エミッタ・コレクタ・ベース)って覚えたのですが、今どきはよくわかりません。

GPIO32の出力をON/OFF制御することで赤外線LEDをのON/OFF制御します。このため、配線はエミッタにGNDを接続し、コレクタに赤外線LED、ベースに1kΩを介してGPIO32端子を接続します。

ちなみにGPIOはどれぐらい電流を流せるかですが、こちらによると40mAらしいです。
今回は300mA!!そりゃ大変ですね!!

・・・で、回路図がこちらです!!

過去に組み立てた分も載ってますので、今回は右上の黄枠の部分の追加です。

ポイントは、

  • 赤外線LED3つ保護用の抵抗10Ωを介してトランジスタのコレクタ!へ!
  • トランジスタのベースへは、GPIO32から200Ωの抵抗を介して接続!
  • トランジスタのエミッタを忘れずに落としておく!

今回の配線は多いですね(泣)

回路図だけでは動かないので、実際に部品を繋いでいく必要があります。
こちらの実装図を確認ですね。(今回の部分をオレンジで囲んでいます。)

ちょっとこれもポイントを書いてみます。

  • 5Vを赤いジャンパー線で4列目に結線!
  • そこから、10Ωの抵抗3本を傾けながら8,10,12列に配置。
  • トランジスタの表面を向こうに向けてBCE順に配置。
  • トランジスタのベース(17列)にGPIO32(D32の標印)からの200Ωを接続。
  • トランジスタのコレクタ(16列)から9,11,13列に黄色ジャンパ。
  • LED3つを、8-9,10-11,12-13列間に接続(アノード(+)は左)

・・・ぜぇぜぇ。トランジスタのエミッタはこのまま差せばGNDなので配線不要ですね。
(↑ ここが甘かったことに後ほど気づきました。)

あとは下に小さい字で書かれていますが、Lチカ回路でやったことそのままの状態でOKですね。

実験回路の組み立て

前回最終形状は・・・

かなり辛くなってきましたが、ここに追加で実装します。

部品探しは、まず赤外線LEDですね。
(※ ここから先は、左に入っていた袋で、右が部品の画像です)

2個余分(後で使うかも?)残して3個使います。

そしてトランジスタですね。

1個余分(後で使うかも?)残して1個使います。

トランジスタの向きは、左から「E(エミッタ)」「C(コレクタ)」「B(ベース)」ですね。
今回使わうのは2SC2655でした。

・・・で、これらを実装と・・・
これまで配線があるので、多少ズラしたりして調整しました。

赤外線LEDやトランジスタの足はボードのピッチとあっていません。
また、そのまま並べて差すと隣と本体が干渉します
足を曲げたり、斜めに差したり(※ 回路的に問題ないことを確認)して、差し込みました。

これで完成です。

(※ 実は配線ミスがあったので修正しました。この写真は修正後です)

これで実験回路はできあがりで、書き込めば動く・・・はず!!

スケッチ(制御ソフトウェア)

Arduino IDEの登場です!!・・・あ~大変だ。
これでプログラムミングしないと回路が動かないわけですね。

スケッチを作成!!

今回前回作ったArduinoフォルダの中のsLab-Remo2フォルダInfrared-sensor「Infrared-send」名前をつけて保存してから、サンプルスケッチを貼り付けて保存してみます。(※ 手順の画像はこれまでと同様なので端折ります)

よしよし!これで動くはず・・・って、今回はもう1つ仕事が残ってました!!

サンプルコードは仮のデータが入っているので、
これを手持ちのTV用リモコンのデータに置き換えなければなりません。

このデータですね!!

3つも要らないので、1つだけ選択して最後の「,」のみ除いて・・コピー!

そしてペーストですね!!

※ Arduino IDEって改行できないのでしょうか?(未確認)

これで保存して完了ですね!!

スケッチの中身

公式にかなり丁寧に解説してありますね。とりあえず貼り付けます。

今回は、重要なIrSend()だけフローチャートにしてみました。

※ 使い慣れてないので、直線と曲線の使い分けができません(泣)

プログラムと解説を見比べながら、ツールこちらを使って作りました。

前回取得したデータを復元してLEDを点滅させてるんですね。
その際、Hの区間に関しては13us幅のHLの繰り返しに変換して送信しているみたいです。

本当に難しいですね(泣)

ハラハラドキドキ!動作確認!!

ハラハラドキドキですね。
ボードUSBケーブルを繋いでノートパソコンに接続、そして、プログラムを開きました。ボードへの書込は、忘れずにこの技↓ですね!!(※ 該当の部分に飛びます)
(※ 後半の「書き始めるまでBOOTボタン押しっぱなし技」です。)

本日はスマートリモコンの学習キット「sLab-Remo2」の【事前準備③編】です!Arduino IDEの検証と書き込み実習ですね。


今回は3回目で成功しました・・・暑いんです、暑いんですよぉ~!!

さて、どうなるか・・・はい!!

動いてはいるようですが・・・TVはつきません。

念のためにボードをTVの前に持っていっても・・・つきません。

最初のLチカからずっとパーフェクトだったのですが、とうとうこの日が来てしまいました。

動かない原因・・・これでした!!

とりあえずLEDが光っているか?確認しました。冒頭に書いたスマホのカメラを使う方法です。
うちのiPhoneのカメラはあまり感度よくない(※「赤外光に対して」です)のですが・・・

※ 赤く見えるのはCPUボードの通電LEDです。

う~ん、光ってないように見えます。
そもそも10秒に一回リモコンが動作するプログラムなので、これを1秒に1回に変更して・・・同じです。

かくなる上は、デジタルマルチメーター・・・いやいや、ずっと前に買って使いにくくて放置している格安のオシロスコープ・・・いやいや面倒です。(※ 探すのも)

とりあえず、原点に戻って配線ミスを再確認しました。
再確認はなんでもそうですか、もう悔しくて悔しくて・・・あっ!ありました!!


実は、最初の頃にやったこの為↓の配線です。


左上のLEDからGND配線を引っ張ってきてEN端子のコンデンサに繋ぐのですが、なぜかサンプルの配線図がこんな風になってたんです。


「なぜわざわざ2つの配線を使うんだろう?」と思って1本の配線にしたのですが、これが原因でトランジスタのエミッタがGNDに落ちなくなりました。


これではトランジスタが動くわけありません。トランジスタのCB間も通れないのでうっすら光ったままにもなりません。

・・・で、修正しました!!


これで動くか・・・???

※ 画像はサンプルです

動きました!!

※ sLabダンサーズ(仮称)

・・・ただ、ちょっとパワーが弱いですね。

最近は各社のスマートリモコンのパワーに慣れてしまって、部屋のどこかに置いていれば動くイメージなのですが、少なくとも見通しできる位置に置いてないとダメでした。

この辺は各社のノウハウ的なものもあるでしょうし、LEDの選定や反射などもあるのでしょうね。

とりあえず、TVの見える位置にボードを置いておけば問題ないのでOKです!!

とはいえ、疲れました・・・

まとめ

今回は配線命でしたね。先入観で判断せずちゃんと見るように気をつけます。

次回【電子部品利用実習⑦編】ですね。
・・・えっ!超音波センサー??


またスマートスピーカーから離れてしまいそうですが、ブログのタイトルを変えることも視野に入れて、頑張ってみます!!

以上です!!

そのまま作って動くのだけったら公式のページを変わりありませんし、もうちょっと色づけしていかないと面白くありませんよね。
どうするか考えます。

(おわり)

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