おはようございます!!
一昨日、こちらの記事を書きました。
Amazon Echoがビデオ通話やメッセージなどのコミニュケーション機能に対応したという話でしたが・・・
なんとか使えるようにしたものの、わからないことだらけでした。
公式ページを100回読んでも(嘘)わからないところばかりで、ネットを見ていても多くの疑問点が囁かれてました。
- 電話帳を登録しても友達が出てこない。
どうしたら通話できるの?
.
- 自宅にEchoが何台かあるけど、相互通話はできるの?
・
- EchoSpot2台で通話する場合は、Amazonアカウントも2つ必要?
・ - LINE Clovaと迷ってるけど、どこが違うの??
確かにそうですね。まとめる必要があります。
それと、よくよく考えると、コミュニケーション機能でいえばClovaが先駆者ですので、ビデオ通話ができないにしても他の機能は抜きんでているハズ・・・です。
今日はClovaと比較する形で、各々の機能などを確認していきたいと思います。
(ちなみに実験は地獄でした(泣))
目次
まずは各機種の機能を整理してみます
機種毎に書いていますが、先に過去記事を読んでいただけると助かります。
Clovaのコミュニケーション機能
これまで、音声通話とメッセージは LINE Clovaだけの特技でした。
そもそもClovaはLINEアプリがあって、そのもとにスマートスピーカーとしてのClovaが成り立ってますので、コミニュケーション機能はお得意ですね。
設定さえ終われば、後はLINEアプリに登録しているお友達に発信できます。
ポイントは
- 音声通話は設定スマホのLINEアカウントを共用
・ - メッセージは個々のClova毎に割り振られる家族アカウントを使用
・
- グループ通話は不可能
というところですね。
メッセージは個々にできるのに通話は共用というところがセコイというか面倒くさいというか・・(以下自粛)
・・・そうそう、Clova WAVEは未だに音声通話未対応です。
夜な夜なうちのWAVEからすすり泣きが聞こえるので、そろそろ対応していただきたいものです。
Amazon Echoのコミュニケーション機能
こちらは先日の記事ですね。
Amazonとしてはコミニュケーション機能は新規になりますので、スマホの連絡帳をAlexaアプリに取り込む事が必須(※ 回避策は上の記事参照)でした。
ちなみに、Alexaアプリの連絡先に表示される条件は
- スマホの電話帳に載っており、
且つ、その番号が先方のAlexaアプリで登録されていること
・ - 一度でも着信した電話番号
となります。
スマホの電話帳には存在するのに表示されない場合は、先方がまだAlexaアプリに登録していない可能性が高いですね。あと、遅延があるのでしばらく待つ必要があります。
そして、そこから呼び名や呼びかけ機能の許可などを設定するような流れでした。
Clovaに比べるとビデオ通話ができるのは強力ですね。
スマートスピーカー3社では頭一つ飛び出た感じです。
- 通話やメッセージ全て、同じAmazonアカウントを共用
・ - 自分のアカウントにメッセージを送ると、
送信した端末以外に未読のメッセージが届き、
1台でも内容を読むと他の端末でも既読になる。
・
- 自分のアカウントに音声通話、ビデオ通話で発信すると、
発信した端末以外に着信し、1台が繋ぐと通話が可能になる。
というところですね。
LINE Clovaと大きく違うのがメッセージや通話の相手です。
Clovaは母体がLINEというメッセージアプリなので、さほど気にする必要がありませんが、、AlexaはEchoユーザーで且つ、Alexaアプリに自分の電話番号を登録した人に限定されてしまいます。
Echoを持っているからといって通話できるとは限らないのが一番の問題ですね。
では、比較してみます!!
大まかな概念は上に書かせていただきましたので、ここでは両者を比較する観点で書かせていただきます。
コミュニケーション機能の比較
Echo Spotの存在が大きいですね。
LINE Clova |
Amazon Echo |
|
メッセージ | ○ | ○ |
音声通話 | ○ | ○ (※ EchoSpotは発信のみ不可) |
ビデオ通話 | ー | ○ (EchoSpotと Alexaアプリのみ) |
呼びかけ (ビデオ 通話 自動着信) |
ー | ○ (着信はEchoSpotのみ) |
※ EchoSpotの音声通話発信ができない件については方法を調査中です。
呼びかけ機能は、あらかじめ許可設定したEchoSpotに自動的に着信させる(受話器を取る)という機能です。(言わば監視カメラモードです)
- 留守中の自宅の様子を映像と音で確認する。
- 子供や一人暮らしのお年寄りの様子などを確認する。
など、いろいろ使えるシーンもがあると思います。
メッセージ・通話先の比較
ClovaはスマホのClovaアプリ、EchoはスマホのAlexaアプリが基本になります。
かなり複雑です。
わかりにくいと思います(ごめんなさい)が、よくお読みください
Clovaは、メッセージは個別の機種宛に送れますが、通話は全機種に一斉に発信されることになり、受話を開始した機種とだけ会話が続行されます。
Echoは、個別という概念が全くありませんので、メッセージ・通話に関係なく、全機種へ送信(発信)されます。
メッセージは1台がメッセージを読むと他の機種では読めなくなります。
通話・ビデオ通話も、1台が着信した時点で他の機種は会話できなくなります。
見比べると、Clovaのメッセージだけが特殊なだけで、それ以外は会社の内線電話のような仕組みでうまくできてますね。
内線通話・メッセージの比較
1つのアカウントで設定されたClovaやEchoをそれぞれ1グループと考えて、それぞれがメッセージや通話の送受(発着信)が可能かどうかをまとめました。
それぞれ、設定用スマホ1台にスマートスピーカー2台の設定です。
縦軸が送信(発信)側、横軸が受信(受話)側です。
※ 今回は、自宅内(同じWifiルーター接続)で実験していますので、仮に設定スマホを出先に持ち出した場合は挙動が変わってくる可能性もあります。情報が入り次第、こちらに追記させていただきます。
Clovaの内線メッセージ
スマホ LINEアプリ 受信 |
Clova1 受信 |
Clova2 受信 |
|
スマホ LINEアプリ 送信 |
ー | ○ | ○ |
Clova1 送信 |
○ | ー | ○ |
Clova2 送信 |
○ | ○ | ー |
それぞれがアカウント名を持っている為、個別に送受信できます。
Clovaの内線通話
ビデオ通話はハード的に不可能なので通話だけですね。
スマホ LINEアプリ 受話 |
Clova1 受話 |
Clova2 受話 |
|
スマホ LINEアプリ 発信 |
ー | ー | ー |
Clova1 発信 |
ー | ー | ー |
Clova2 発信 |
ー | ー | ー |
設定用スマホのアカウント1つで全機種共用なので、一切電話は掛けられません。
Amazon Echoの内線メッセージ
スマホ Alexaアプリ 受信 |
Echo1 受信 |
Echo2 受信 |
|
スマホ Alexaアプリ 送信 |
ー | △ | △ |
Echo1 送信 |
△ | ー | △ |
Echo2 送信 |
△ | △ | ー |
指定した機種への送信はできないものの、一斉送信ができます。
設定スマホのアカウントが共用されますが、自分自身に送る操作をすることにより送信できます。そのうちの1台がメッセージを読んだ時点で他の機種は読めなくなります。
Amazon Echoの内線通話・ビデオ通話
スマホ Alexaアプリ 受話 |
Echo1 受話 |
Echo2 受話 |
|
スマホ Alexaアプリ 発信 |
ー | △ | △ |
Echo1 発信 |
△ | ー | △ |
Echo2 発信 |
△ | △ | ー |
指定した機種への発信はできないものの、一斉発信ができます。
設定スマホのアカウントが共用されますが、自分自身に発信する操作をすることにより他の機種に発信できます。そのうちの1台が受話した時点で他の機種は受話できなくなります。
まとめ
ClovaはClovaなり、Amazon EchoはAmazon Echoなりの便利な点があることがわかりました。
メッセージに関しては個別に送受信できるClovaが便利ですし、通話・ビデオ通話に関しては内線で話せるEchoが便利です。
ただ、EchoSpotのビデオ機能を除けばハードウェア的には差異はありませんので、ユーザーが混乱しないように、共通化してほしいですね。
以上です。
一覧表にまとめましたが、やっぱりわかりづらいですね~
本当に申し訳ありません。
(おわり)
Clovaは9/11AM1:59までセール中だそうです。
EchoSpotも9/9まで3,000円引きだそうです。