おはようございます!!
昨日はプログラミングの日でした。
本来は日曜日なのですが、急ぎの記事が連発したので遅らせました。
・・・と言っても、平日にゆったり時間がとれるわけでもなく、簡単に書かせていただきます。
目次
作成したスキルが全て消滅してしまった話
突然、衝撃的な表題ですが、報告させていただきます。
それは先月末の事でした。
・・・でも、大元の原因はその2ヶ月前でした。
発端はスキルアワード応募の最終日でした。
実は、8月のスキルアワード応募の際に、メールアドレスを変えました。(仮にA → B)
これまではAmazonのショッピングサイト用と同じアドレスを使っていたのですが、開発者用を分けたかったのです。
何も考えずに開発者ポータルサイトで新しいアドレスを入力して、すんなり終わりました。
しばらくは何も気づかなかったのですが、翌日ショッピングサイトにログインできなくなったのです。
パソコンも、iPadも全て全滅です。まさかハッキングされた??
どうしたものかと思っていたら・・・気づきました。
「もしかしたら、ショッピングサイトも開発者ポータルサイトも、
アカウントは共通??」
案の定、開発者ポータルサイトで設定していたアカウントを入力したら、普通にログインできました。過去の履歴も残ってますし、第三者に何かを買われたような痕跡もありません。
ちなみに、開発者ポータルサイトの方のメールアドレスの設定画面はショッピングサイトとは全く違いますので、まさか中身が同じだとは思ってもみませんでした。
ただ、既にスキルアワードの応募自体は終わっています。
このタイミングでアドレスを変更するとトラブルの元になりかねません。
このままの環境で2ヶ月過ごしました。
そして、先月末です。
10月も最終日ということで作っていたスキルを審査に出すことにしました。
その時、何も考えずにそのまま送ってしまえばよかったのですが、余計な事を考えてしまいました。
「そういえば、使いにくいメールアドレスに変えたままだから、
使いやすい別のアドレスに変えておこう!」
念のために両方のサイトをログアウトしてから、慣れていて設定画面がわかりやすいショッピングサイトの方を開き、メールアドレスをB → Cに変えました。
そして、その後開発者ポータルサイトを開いてログインしました。
・・・が、なにか様子が違います。
なんと!新しいアカウントでログインしたような設定画面に入ってしまいます。
不思議なのは、見た事もない米国の住所や電話番号が表示されていることです。
まるで他のアカウント情報が混ざってしまったような感じです。
怖いので一旦ログアウトして再度入り直してみました。
上の登録画面が出る場合もあるのですが、何度かやっているとなぜかスキル一覧画面まで進める場合もありました。
ただし、なぜか作ったハズのスキルは1つも残っていませんでした!!
(※残念ながら、慌てていたのか画像を撮り忘れました)
これまでの苦労が一瞬にして消えてしまいました。
何が起こったのかわかりません。
やったことはメールアドレスを変更しただけです。
もしかしたら、開発者ポータルサイトの方を先に変える必要があったのでしょうか?
ショッピングサイトのサイトを先に変えてしまったから、開発者ポータルサイトの情報まで吹っ飛んでしまったのか・・・
とりあえず、一旦メールアドレスをC → Bに戻しました・・・がダメでした。
復活しません。
再度B → Cに変えました・・・がダメです。
もうダメです。
どこかにバックアップが取られてないのでしょうか??
・・・って、普段から自分でバックアップしておくべきですよね(泣)
サポートセンターに相談させていただきました。
とりあえず、状況をまとめて問い合わせフォームから相談させていただきました。
2度ほどやりとりした後の回答がこちらです。
お問い合わせ内容から、同じEメールアドレスでAmazon .co.jp と Amazon.comの二つの開発者コンソールのアカウントをご登録されているようです。
従いまして、開発者コンソールでスキルが表示されていないかと思われます。以下の解決方法がありますので、お試しください。・解決策1 : Amazon .co.jp と Amazon.com にログインされているアカウントの状況確認
・解決策2 : Amazon.com に登録されているEメールアドレスを変更
この後には、実際の手順が書かれてました。
思い出しました!!
※ こんな笑顔で思い出したわけではありません
実は、最後に設定したCというメールアドレスは、以前、米国のAmazon(ショッピングサイト)を使った時に使ってしまってました。(見覚えのない住所は、その時の住所でした)
ただ、米国の開発者ポータルサイト(というか、米アカウントの開発環境)は全く使ってませんでした。
そこへきて、日本のAmazonサイトのメールアドレスを変更しまったことで、米国と日本の両ショッピングサイトから、開発者ポータルサイトへの紐漬けがグチャグチャになってしまったようです。(※ 詳しい内部構造はわかりませんが、そんなイメージです。)
そういえば、Alexa道場の畠中先生がこんな記事を書かれてました。
- 開発者ポータルから新規に Amazon Developer (開発者) アカウントを作成すると必ずハマる(こちら)
今回のトラブルとは流れが違いますが、根本的な原因は同じように見えます。
復活への道!!
解決策には米Amazonのメールを変える方法が書かれていたのですが、メールアドレスがクロスすると混乱の元になりそうなので、日本のAmazon用に新しいメールアドレスDを使う事にしました。
- トラブル発生状態
米Amazonショッピングサイト C
日Amazonショッピングサイト C
開発者ポータルサイト C
. - 変更後
米Amazonショッピングサイト C
日Amazonショッピングサイト D
開発者ポータルサイト D
ですね。
手順には確実にログアウトさせてから行うようにありましたので、順番に進めました。
- 開発者ポータルサイトをログアウト
- 日Amazonショッピングサイトをログアウト
- 日Amazonショッピングサイトに再ログインし、メールアドレスをC→Dに変更
- 開発者ポータルサイトにDでログイン(これで復活するハズ!!)
これでうまくいくはず・・・ダメでした。
ログインできるものの、スキルが見えません。(ただしフォームは出ませんでした)
どうも、米Amazonが悪さしてそうな気がしました。
長い間つかっていなかったので当然ログアウトしているものと思っていたのですが、あらためて再ログインしてから完全にログアウトさせてみました。
- 米AmazonショッピングサイトにCでログインし、
LOGOUTを選択して完全にログアウト - 再度、developerにDでログイン
これでようやく復活しました!!
長い道のりでした。(手順的にはそうでもないですが、精神的に・・・)
メールアドレスの管理はキチンとしておかないといけないですね。
まさかこんな事になるとは・・・
まとめ
今回の事でわかった注意する点を書かせていただきます。
- Amazonショッピングサイトと開発者ポータルサイトのメールアドレスは共通で、一方を変えるともう一方も変わってしまう。
(設定画面は全く別なのに、中身は同じ)
. - 米Amazonショッピングサイトと日本のAmazonショッピングサイトのメールアドレスは絶対に分ける事!
. - ログアウトしていると思っても、念のため手動でログアウトさせること!
(中途半端な状態が存在する)
.
- 普段から自分でバックアップしておくこと!
以上です。
読みづらい部分があるかと思います。申し訳ありません。
バックアップはASK CLIの時にやろうとしていたのですが、Windows環境でエラーが出るので放置したままでした。こんなことになるとは・・・
最後に、サポートの方、本当にありがとうございました。
(おわり)