おはようございます!!
え~、今日はiPhoneユーザー向けの話です。(Androidの方は申し訳ありません)
特に古い機種を使っている方向けです。
スマートスピーカーの1番の必需品といえば、設定アプリの入っているスマホでしょう。
最近の液晶画面付きモデルは単体でセットアップできるものもありますが、それでも細かい設定はスマホの設定アプリになります。
自宅ではスマートスピーカー、出先では設定アプリで通話を楽しむこともあります。
そんな設定アプリ(iPhone)ですが、最近転機を迎えているようなので詳しく調べてみました。
目次
我が家のiPhoneと設定アプリ
どうでもいい話かもしれませんが、こんな経緯があったということだけ書かせてください。
私はiPhone7を使っていますが、OSは古いままです。
普通は自動でアップデートするようにしておくべきなのですが、設定を切ってます。
理由は、いろいろあります。
- 突然、以前から使っているアプリが動かなくなる。
- iPhoneが遅くなる。
- OSやアプリに不具合が発生した場合、その影響を受けてしまう。
現在のように一日中スマホを使っている状況では、普段の生活に影響が出てしまうこともよくありますから、できるだけアップデートしない方針を貫いてます。
(※ もちろん、セキュリティ的に外部からの攻撃に強くなることや、最新の機能を使えることなどプラス面も多いのですが、リスクアセスメントした結果です)
・・・で、スマートスピーカーの話に戻ります。
スマートスピーカーの設定に設定アプリは必需品ですが、現在のように日々機能が拡充されていると頻繁にアップデートされます。
ところが、アプリには対応OSの制限があって、古いOSだとインストールできません。
私のiPhone7も半年ほど前にその状態になりましたので、それ以来古い設定アプリのまま止まっています。
ただ、それだけでは新機能の評価などができませんので、予備機のiPhone5sに設定アプリを入れるようになりました。(古い機種ですが、入手した時はこちらの方が新しいOSでした)
これでしばらく過ごしていたのですが、実は先日アップデートしても最新の設定アプリになっていないことに気づき、考えた結果iOSそのものをアップデートすることにしました。
その際に各機種のアプリを調べてみたといころ、大きな転機を迎えていることに気づきました。
各機種の設定アプリと対応バージョン
’19 8/1現在で確認してみました。パソコンのブラウザでのAppStore画面になります。
Google Homeアプリ
(Google Home、Google Nest Hub)
こちらです。
’19 7/19に2.12.508にアップデートされていますが、その直前をみるとスマートホーム関係の機能アップが多いですね。
今回のテーマとしては情報の欄の最後にある互換性で、iOS11.0以降となります。
残念ながら、どのバージョンからiOS11必須になったのかは調べられないのですが、iOS10以前の方は現在のバージョンは使えない(機能が制限される)ということになります。
Alexaアプリ
(Amazon Echo,FireStick,その他メーカーの互換機)
こちらです。
’19 7/31に2.2.287053.0にアップデートされていますが、それまでの説明は全て「バグの修正とパフォーマンスの改善」です。(今年2/20まで遡りましたが同じでした)
この辺は、担当者の意識というか、企業の姿勢というか・・・
今回のテーマとしては情報の欄の最後にある互換性で、iOS11.0以降となります。
残念ながら、どのバージョンからiOS11必須になったのかは調べられないのですが、iOS10以前の方は現在のバージョンは使えない(機能が制限される)ということになります。
LINE Clovaアプリ
(Clovaシリーズ)
こちらです。
’19 7/20に2.2.0にアップデートされていますが、頻度は少ないまでも着実にアップデートを繰り返してる姿を感じられますね。
今回のテーマとしては情報の欄の最後にある互換性で、iOS10.0以降となります。
他社の製品より1世代古いOSでも大丈夫というのがClovaらしいですね!!
残念ながら、どのバージョンからiOS10必須になったのかは調べられないのですが、iOS9以前の方は現在のバージョンは使えない(機能が制限される)ということになります。
その他
一応、主要3メーカー以外も書かせていただきます。
Alexa互換機では専用アプリが必要なものがあります。
他にGoogle Home互換機がありますが、私の持っているJBL LINKでは専用アプリは不要でした。(※ Google Homeアプリで全ての機能を設定可能)
その他の互換機をお持ちの方や購入予定の方は、必ずホームページ等で御確認ください。
Apple HomePod
そろそろ発売されるので、一応・・・
設定アプリとしてはホームアプリなのですが、iOSの標準アプリですのでアップデートはOSのアップデート時になります。
それよりも大切なことが、製品のシステム条件に細かく書かれています。
ずばり!iOS12以降ですね。機種名も書かれていますので購入予定の方は要チェックです。
Alexa互換機
上のAlexaアプリのところにも書きましたが、それとは別に専用アプリが必要です。
たとえば、Harman Kardon Allureではこちらですね。
これに限らず互換機種は、Alexaアプリ以外に機種専用(厳密にはそのメーカー専用)のアプリを併用する必要があります。
ハードに依存する部分は専用アプリ、
ソフト的なものはAlexaアプリというイメージですね。
問題点
主要3機種ではこのようになりました。
- Google Home
iOS11以降
. - Amazon Echo
iOS11以降
. - Clova
iOS10以降
ClovaユーザーならiOS10、それ以外ならiOS11が必要ということですね。
実はこれら2つには大きな壁があり、iOS11からは32ビットアプリが使えなくなり64ビットアプリだけ使えるようになってます。
現在のClovaアプリは大丈夫ですが、まもなく64ビットアプリの時代になるのは予想できます。
手持ちの機種がアップデートできるならした方が良いのですが、そもそもアップデートできない機種の場合は買い換えを考える必要がでてきてしまいます。
各iOSがインストールできなくなる機種
こちらになります。
- iOS10 ・・・iPhone 4s、iPad 2、iPad3、iPad mini が動作不可
- iOS11 ・・・iPhone 5、iPhone 5c、iPad 4 が動作不可
さすがにLTEの時代にiOS10の方にひっかかる機種をお使いの方は少ないと思いますが、iOS11の方は切実です。私の周囲でもiPhone5cのユーザーが泣くことになりました。
どうしたらいいか?
いろいろな選択肢があります。
買い換える
新品に買い換えるとなると、結構な費用がかかります。
さらに、最近の機種では(iPhone SEを除き)大型化が進んでおり、胸ポケットにすら入れづらくなっています。
そこで、オススメは新古のiPhone5sです。
私も持っているので先日iOS12.3をインストールしましたが、多少遅くなったとはいえ普通に使えるレベルです。
小型で胸ポケットにもすんなり収まるので、ApplePayが無いこと以外はお気に入りです。
iPadで設定する
もし、比較的新しいiPadを持っているなら、いっそ設定はiPhoneではなくiPadでやってしまいます。
実は、以前のClovaアプリはLINEアプリが入っている環境(=iPhone)でしか使えませんでしたが、先日のアップデート(2.0.0)によりiPadでも使えるようになりました。
画面が大きい分、見通しもよくてオススメです。
我慢する
凄い選択肢ですね!(笑)
実は先にも書きましたが、古いバージョンのアプリでもある程度使えます。
問題となるのは、最近急激に進化したスマートホーム関係の設定や、各機種独自の機能アップですね。
多くの基本設定などは(設定アプリ内に中身がなく)逐次ネットから表示データをダウンロードして表示するものも多いので、古いアプリでも使えてしまうことが多いんです。
私の古いiOSのiPhone7でも、最新機能を除けば使えるわけですね!!
まとめ
いろいろ書いていたら、長々となってしまいました。
伝えたいことは、
最新機能を使いたければ、
設定アプリの最新版をインストールできるOSと機種に注意すること!
ですね。
あと、現在iOS13がリリース間近になっています。
iOSの場合、最新OSがリリースされると数日後に直前のOSにはアップデートできなくなってしまいます。
もし、対応iOS12の対応機種をお持ちでアップデートされるなら、今のうちにアップデートすることをオススメします。
・・・さもないと、iOS13のデバッグ作業に付き合わされるハメになってしまいます。
以上ですが、お金持ちで常に新機種に買い換えられる人ばかりではありません。
私のように貧乏節約したい方の為に、記事にまとめさせていただきました。
以上です。
実際問題、スマートスピーカーの設定アプリに最新OSの機能が必要な場合なんて、ほとんどないと思います。
それでも、Appleさんの要求で上げることになったり、よくわかってない上司が決めちゃうんでしょうね。
スマホの進歩なんて壁に当たってるのも同然なので、iPhone8ぐらいで十分だと思うのですが・・・
(おわり)