おはようございます！！
スマートスピーカーの世界では日本は発展途上国なので、どうしてもアメリカの最新情報が気になります。
英語に比べると日本語はマイナーなので、仕方ないですよね。
本日は、ちょっと気になる情報がありましたので、シェアさせていただきます。
アメリカのスマートスピーカーの2017年10～12月のシェア
元記事はこちらです。
Analyst firm: Google Home gains ground on Amazon Echo, now 44M total devices sold
昨年10月～12月までの3ヶ月間で、どの機種が売れたかという調査結果ですね。
※ 単位は100万台
右端がその3ヶ月間のデータで、具体的な台数も書かれています。
- Amazon Echo 3,100万台（69％）
- Google Home 1,400万台（31％）
10台に７台がAmazon Echoで、3台がGoogle Homeなんですね。
中国のアリババのTMALL GENIE X1や、日本のLINE Clovaは含まれてませんね。
除外しているのかわかりませんが、少なくともアメリカではあまり使われないでしょうね。
9月の時点での数字が不明ですが、明らかにそれ以降でGoogle Homeの台数が増えてます。
日本でAmazon EchoとGoogle Home両者の話になると、どうしても「AmazonEchoは世界的シェアが最大で・・・」という話になるのですが、確実にGoogleHomeが拡大してきているようです。
そういえば、元記事も「Google Home gains ground on Amazon Echo」となってますね。直訳すると「Google HomeがAmazon Echoの地盤を獲得」って感じでしょうか？
この２強の中で、来月2月9日に発売されるのがApple HomePodですね。
次の記事は、そちらに関係してきます。
アメリカのスマートスピーカー販売価格まとめ
元記事はこちらです。
Apple’s HomePod Is Late to a Crowded Party
タイトルは「混沌とした中でAppleのHomePodは遅れている」って感じでしょうか？
こちらに、アメリカでのスマートスピーカーの販売価格一覧が掲載されています。
既に先を走っているAmazon EchoやGoogle Homeはラインナップも多く、$50（約5,500円）を切るものから$400ドル（約43,500円）の最高級機種まであります。
（よく見ればMicrosoftのContanaを載せたHarman Kardon Invokeまでありますね。）
AppleのHome Podはその最高級機種よりわずか$50安いところへの参入となります。
ちょっと手を出しにくい価格帯ですね。
大手のニュースサイトでは音の良さばかり強調されてますが、逆に言えばAmazonのAlexaやGoogleのGoogleアシスタントに比べて、AppleのSiriは・・・ということになります。
IoT的な面で強調するほどのものはありませんが、映像配信サービス大手のNetflix買収が実現し、Home Podがホームエレクトロニクスの中枢になれれば・・・というところですね。
それでも他社に比べると高級ブランド色の強いAppleですから、そこそこのシェアは確保すると思います。
今年2018年は最初の記事のグラフに載るぐらいに成長してくれるでしょうか？
ちなみに、市場が昨年と同じような成長率で拡大したとして1.7倍の約7,600万台です。
Home Podの初回生産台数の100万台が3ヶ月で完売したとして・・・約1.3%。
これではグラフに載っても「線」にしかなりませんね（泣）
昔からのAppleファンとしては頑張ってほしいですね！！
（おわり）
