AmazonEcho:突然リリースされた「会話継続モード(Follow-Up Mode)」を使ってみました!!

おはようございます!!

先日、これらの記事を書きました。

本日はHarmankardon Allureの話の続編で【セットアップ!+使ってみた!編】ですね!!いろいろ癖があるようです。

AmazonEcho互換機Harman Kardon Allureをセットアップして使ってみた話だったのですが、実はこの記事を書いている途中で不思議な事に気づきました。


デバイスの設定会話継続モードが増えていたんです!!
この言葉そのものは初耳でしたが、過去に米国でリリースされた「毎回『アレクサ!』と呼びかけなくても、続けてコマンドを受け付けてくれる機能」だと感じました。
・・・ただ、あまり時間が無かったので手短に「動かないこと」だけを確認して終わりました。

ちなみに、過去にも米国でリリースされた機能でメニューが表示されているにも関わらず実際には機能しないことはよくありました。所詮日本は後回しなんです。
Amazon EchoだけでなくGoogle Homeもです。

「また、いつものことか・・・」と思って放置していたのですが、翌日の夜に驚くことになりました!!


「え~っ!昨日は動かなかったのに!?」
・・・と、またGoogle Homerさんのイタズラだと思ったのですが、翌朝確認したらしっかり使えるようになってました!!
いつもながら、Google Homerさんの情報収集能力の素早さには頭が下がります。

現時点で正式発表はありません(※ あった試しもありません)が、過去の情報なども合わせて設定方法使ってみた結果などを報告させていただきます。

Alexaの「会話継続モード(Follow-Up Mode)」とは?

まずは、こちら(ITmedia NEWSさん)ですね。


なんと!昨年3月12日という古いニュースです。
日本ではようやくAmazonEchoが普通に買えるようになってきた頃ですね。

iOS/Android版Alexaアプリでこのモードを有効にすると、最初にウェイクワードの「Alexa」と共に何か命令した後、5秒以内であればウェイクワード抜きで他の命令ができる。

Alexaは最初の命令について返答した後、5秒間青いLEDライトを付けたままになる。この間であれば次の命令が可能だ。例えば「Alexa、照明を付けて」と命令すると、Echoシリーズは「はい、照明をつけます」と答えた後LEDを5秒間点灯する。この間に「静かな音楽を流して」と頼むと音楽再生を始める。

あらためてこの記事を読むと5秒以内と明確に書かれてますね。
この間に次のコマンドを言うのであれば「アレクサ!!」って言わずにすみます。

・・・あっ!もう1つ大事な事を見つけました。

ただし、音楽ストリーミング中やKindle本の朗読中、「Alexaが命令がテレビの音などではないとはっきり判断できない場合」はフォローアップモードは機能しない。フォローアップモードは5秒間だまっていれば終わる。また、「ありがとう」「ストップ」などと言うことでも終了できる。

冒頭に書いたAllureの記事を書いている時にうまく動かなかったのは、まさに音楽ストリーミング中でした。これで謎が解けました!!

あと、もう1つ良い記事を見つけました。(同じ日です)
こちらDevelopersIO(Alexaの開発者向けのページ)にも記事がありました。

こちらも同じような解説があるのですが、せーのさんの例文がわかりやすいですね。
ちょっと名前だけ変えて引用させていただきます。

ユーザー 「アレクサ!!, 星座占いで射手座の運勢を教えて」
アレクサ 「星座占いです。今日の射手座は外を散歩するといい事がありますよ」
ユーザー 「今日の気温は?」
アレクサ 「最高気温10度、最低気温1度、現在は4度です」
ユーザー 「エアコンを25度に設定して」
アレクサ 「わかりました」

本来であれば毎回「アレクサ!!」計3回言わなければならないところなのですが、最初の1回目で起きてしまえば、後は言わなくてよくなるんですね。

あとは、上の内容と重複する内容もありますが、注意点が書かれてました。

Follow-Up Modeは以下の注意点があります。

  • 音楽再生中電話中は使えません
  • Stop / Cancel / Go to Sleep / Thank you、などの終了コマンドを投げると、Follow-Up Modeも終了となります

おっ!電話中もダメでしたか。
あと、米国での公式ページこちらでした。日本は・・・まだですね。

とりあえず設定して使ってみたいと思います。

Alexaアプリでの「会話継続モード(Follow-Up Mode)」の設定

Amazon純正のAmazon Echoシリーズだけでなく、Harman Kardon Allureでも使えましたので、その時の画面で説明させていただきます。(※ 手抜きです)

フリック!フリック!

初期状態ではオフになっているので、タップして設定画面に切り替えてオンにします。


ちなみに、Alexaアプリのバージョンが古いと表示されません。
もし見つからなかったらアップデートしてくださいね!!

さっそく試してみました!!

え~、どうすれば気持ちよく実験できるかですね。
とりあえず、やってみます。

「アレクサ! 今日の天気は?」

「xxxは快晴で、気温は摂氏9度です。
 今夜はほぼ快晴で、予想最低気温はー1度です。」

「雨は降りそう?」(←これまでなら「アレクサ!」が必要でした)

「今夜は雨の予報はありません。」

「明日の天気は?」(←これまでなら「アレクサ!」が必要でした)

「明日、xxxでは断続的に雨が降るでしょう。
 予想最低気温は9度。予想最低気温は2度です。」

これはラクチンですね。

これまでなら1つの会話が終わるとLEDが消えていたのですが、現在はコマンドを受け付ける間(約5秒)は点灯したままになりました。

・・・そうそう!!
実はClova既にこの機能に対応していました(というか、切替設定すらありません)

妙に何も考えずに続けて会話するのが楽しいんですね!!
こちらも同じように試してみます。

「アレクサ! 今日の気分は?」

「はい、今日も元気です。」

「明日はどう?」(←これまでなら「アレクサ!」が必要でした)

「こんにちわ!午後4時25分です。気温は9度で晴れています。・・・
 最近のトピックです。共同通信社の・・・
 最近のトピックでした!
 ハブア!ナイスデイ!!」

すみません、変な方向に行ってしまいました。
もう一度チャレンジします。

「アレクサ! どこで作られたの?」

「私は、Amazonによって作られました。
 Amazonは、アメリカワシントン州のシアトルが本拠地です。」

「何歳?」(←これまでなら「アレクサ!」が必要でした)

「人間の年齢なら4歳です。犬や猫の年齢に換算すると32歳です。
 AIの年齢にするとナノ秒単位に換算されるので、
 とても大きな数字、とだけお答えしておきましょう。」

「好きな言葉は?」(←これまでなら「アレクサ!」が必要でした)

「アインシュタインの名言。
 『大切なのは、疑問を持ち続けることだ。神聖な好奇心を失ってはならない』
 が、好きです。

はい、よくできました!!

まとめ

申し分ありません。素晴らしい改善です。
ちょっと要点をまとめます。

  • Alexaスキルでの設定をオンにする必要がある。
  • 1つのコマンドが終わっても、
    5秒間はLEDが点灯しコマンド待ちになる。
  • その間は「アレクサ!」と言う必要はなく、
    コマンドのみを言えば解釈して実行する。
  • 音楽再生中や電話中は会話継続モードにならない。
  • ストップ、キャンセル、終わり、ありがとう、と言うことにより、
    5秒未満であってもコマンド待ちは解除される。

まるで、これまで機械的だったAlexaの中にClovaが乗り移ったようですね。
続けて話せばどこまで会話が繋がるか楽しみです。
現時点では初期設定がオフになっていますが、オンにするべきですね。

※ ちなみにGoogle Homeも米国では対応しているようですが、日本ではまだです。

以上です。

まさか3連休のど真ん中に改善が入るとは思ってもみませんでした。
Alexaの改善はハード面だけでなくソフト面も力が入ってきましたね。
これからが楽しみです。

(おわり)

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