AmazonEcho:Amazon Echo2台でステレオ化、Echo Subで重低音再生、TVに接続・・・でも、落とし穴がありました!!

おはようございます!!

以前、これらの記事を書きました。

突然の新製品ラッシュで驚きましたが、とりあえずEcho3機種についてまとめ、旧機種との比較表を作ってみました。
昨日の怒濤の新製品ラッシュの記事の第2弾です。Echo Sub、そしてこれからの製品はなかなか奥深いですね。

Amazon製品の新製品ラッシュで、本当に期待できる製品ばかりでした。
日本で発売予定だった商品Echo Showだけになりましたが、実は明日からAmazonのセールが始まります。

Amazonのセール年に大きいのが2つあるのですが、そのうちの1つですから期待は高まります。

・・・ただ、入ってくる情報は良い話だけではありません

セール前ネガティブな内容を書くのは気が引けるのですが、
ユーザーの為のスマートスピーカーサイト」
というスタンスは崩したくありません。

本日は、これまでの情報を正直に書かせていただきます。

AmazonEchoの音楽再生での注意点

これまでAmazon Echo単体で使うことが多かったのですが、最近になって2つの要素が加わりました。

  • 2台使ってのステレオ再生
  • Echo Subを接続しての重低音再生

これら両方を構成すれば、俗に言う2.1ch再生の実現です。
(※ 左右各1で計2、そして低音専用1で2.1chという表現方法です)

ここまでくれば立派なオーディオシステムです。
そうなると自宅のTVにも繋ぎたくなりますよね!!

・・・でも、ちょっと待ってください

実は、現時点いろいろな制限があったり、簡単にはできないことがあります。
(※ 今後改善されて、できるようになる可能性もあります)

1つ1つ説明させていただきます。

TVなど、外部の機器を繋ぐ場合はBluetoothのみ!!

Amazon Echoにはオーディオの外部入力端子がありません。
あるのは電源端子横の外部出力端子のみです。(なぜちゃんと書かないのか不思議です)


したがって、外部入力として使えるのはワイヤレスのBluetooth接続のみとなります。

・・・ただ、TVなどの場合、Bluetooth出力を持った機器が思い当たりません。最近はあるのでしょうか?(残念ながら知識不足です)

そういった場合は、このようなBluetoothアダプタを別に買う必要がなります。
(※ あくまでも一例です)

この製品は現時点でAmazonさんで3,999円です。
ケーブルなどに比べると結構なお値段ですね。

多くのメーカーがいろいろな仕様、価格で出していますが、選ぶなら送信可能aptX LLやAACなどの低遅延なコーデックに対応したものを選んでください。
(※ ちなみに現時点ではAmazonEchoが対応していません。今後改善された時の為の選択です)

・・・と言いますのも、Bluetoothにはどうしても遅延が発生するからです。

こちら↓はGoogle Homeの記事ですが、AmazonEchoでも同様です。

今日はBluetooth接続で動画の音声を再生すると音ズレしてしまう話です。対策は・・・ごめんなさい。  

遅延が起こると、例えば映画を見ている際に画像に遅れて音が再生されることになります。
アニメならまだしも、実写だとかなり気になると思います。

ステレオ再生や、EchoSubが対応するのは、Amazon Echoでの音楽サービスのみ!!

通常のオーディオ機器ではスピーカーが2つあると、どんな音源でもステレオで再生できました。CDでも、FMラジオでも、USBメモリーに入ったMP3ファイルでもです。

また、EchoSubはある意味単なる低音用スピーカーです。
繋くだけで低音域だけを専門に再生してくれる。そんなイメージでした。

ところが今回の製品では、このようになっています。

ステレオ再生,EchoSuB対応
Amazon Echoでの音楽サービス
(AmazonMusicUnlimited,
AmazonPrimeMusic,Spotiofyなど)
ラジオ(radiko)スキル
ニューススキルなど
×
カスタムスキル全般 ×
外部スピーカーとして
Bluetooth接続しての再生
×

残念ながらほとんど全滅です。

対応してない音源では、EchoSubは黙ったままAmazonEcho本体のみ再生となります。さらに、モノラル再生ならまだしも、片方のEchoから再生されるようです。

ステレオ再生や、EchoSubで重低音が楽しめるのは、これらの音楽サービスの設定画面にあるものだけになります。

あまりに残念な仕様なので、そのうちに改善されると思います。

でも、今はアウトです。

ステレオ再生ではAmazon Music UnlimitedのEchoプランは使えない!! → 暫定対策に!!(’18 12/7追記)

あまり知られてないことですが、Echoプラン1人1台しか契約できません。
複数台のEchoがあっても1台のみなのです。
(もう複数台所有も当たり前の時期なのですが・・・)

ただ、今回の場合は単にステレオなだけなので、あくまでも1つの曲のみの再生です。
左右に音が分かれているといっても、AmazonMusicからの送り出しは1つのハズです。

サポートセンターに確認してみました。

確認したところ、スピーカーセットを設定してAmazon Music Unlimited対象楽曲をステレオ再生させる場合、「複数台のEcho端末からの再生」を可能にする必要があるため、Echoプランではなく個人プラン(またはファミリープラン)にご加入いただく必要がございます。

※Echoプランへの加入は1アカウント1回のみであるため、複数のEcho端末にそれぞれEchoプランへの加入はできません。そのため個人プラン(またはファミリープラン)への加入が必要となります。

なかなか厳しい現実ですね。

その他の条件で確認した結果をにまとめてみました。

※ 現在の表が見つからないので古いキャンペーンが書かれたものです。

契約 ステレオ接続時の動作
プライム会員)
ステレオ接続時の動作
(一般会員)
Amazon Music Unlimited
個人プラン
Amazon Music Unlimited
ファミリープラン
Amazon Music Unlimited
Echoプラン
PrimeMusicの対応曲
のみ再生可能。
×
無し PrimeMusicの対応曲
のみ再生可能
×

※購入済みの曲については常に再生可能

ステレオにするが為に、プランも変えなくてはいけないとは・・・
プライム会員でない方は、単体に戻すか、お試しでプライム会員になって様子を見た方がよさそうですね。

まんまと状態になりそうですが、一応張らせていただきます。

今日はAmazon Music Unlimitedの3ヶ月99円と、新しいYoutube Musicの3ヶ月無料の話です。書きながらどうするか悩んでます。

(’18 12/7 追記)
驚きました!!


異常にこの記事のアクセスが多いと思ったら、こんな話になってました!!

Echo SubでAmazon Music Unlimitedの「Echoプラン」が使えない問題発生→暫定対応で「個人プラン」利用可能に!(ロボスタさん)
 

2018年12月7日、Amazon日本法人がEcho Subユーザーに対して「Echo SubとAmazon Music Unlimited Planに関しての重要なお知らせ 」と題したメールを通知した。

(中略)

今回のAmazonからのお知らせは、Echo Subで、Amazon Music Unlimitedの「Echoプラン」が使えないという問題が生じているというものだ。現在問題に対応中とのことで、根本的に問題解決されるまでの間、Amazon Music Unlimitedの「個人プラン」を無料で使えるように暫定的な対応を行ったという。逆に、Echoプランよりもデバイス制限が無いためしばらくはお得とも言える。

ああ問題」だったんですね。それはそれは・・・(以上、棒読み終わり)

とりあえず、Echoプランの方も使えるようにしてもらえたということでありがたいことです。

ステレオやEcho Subが接続できる機種が、当初より増えました!!

これは嬉しい話ですね。こちらです。


第X世代とか、本当にわかりにくいので、写真を付け足しますね。

対応Echo端末 Echo Subとの接続 2台でステレオ再生
Echo(第2世代)

Echo Dot (第3世代)

Echo Plus(第1世代)
Echo Plus(第2世代)
Echo Show(第2世代)


(※ 音楽再生のみ)

初代EchoPlusは、かねてから除外されているのが不思議で仕方なかったのですが、正式に対応機種になりました。

今月発売EchoShowはかろうじて対応してますね。
けど、液晶での動画再生も売りなはずなのに、音楽再生のみとは・・・

あと、一切使えないのは・・・

それだけ、音質に考慮された構造になっていなかったということなのでしょうね。
なぜか、我が家にいる子達ばかりなのですが・・・

まとめ

・・・ぜぇぜぇ、結構疲れました。(既に6時間)

裏取りが結構キツイですね。
できるだけ複数の情報源やサポートセンターからの情報を掲載したつもりですが、微妙にニュアンスが異なる場合もあるかと思います。
もし不安な点があれば、念のためAmazonさんに確認してくださいね。

自分の持っている機器やりたいことなど、明確に伝えれば相談に乗ってくれると思います。(できればセール時間外に)
多少待たされる場合もあると思いますが、しっかり調べた上で責任をもって回答してくれるので本当にありがたいです。

以上です。

・・・しかし、ネガティブな記事は楽しくないですね。
読者の方の笑顔が見たくて日々記事を書いているのに、今日の記事は残念な話がほとんどでした。
とはいえ、セールで買った商品が届き大喜びで開封して「エ~ッ!!」という悲鳴が聞こえるのはもっと悲しいので、思い切って書かせていただきました。

良い商品を作るのはメーカーだけでなく、消費者が判断する目が大切です。
ハード的な要因よりソフト的な問題ばかりなので、早急に対応してほしいですね。

(おわり)

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