おはようございます!!
先日、こんな記事を書きました。
あちこちで「ドラえもん出たんだって?」「もう買ったの?」って聞かれます。
これまで、キャラクターの音声で話すだけのおもちゃはいろいろ出てましたが、実用的なスマートスピーカーは初めてでしたから当然ですね!!
・・・で、このままGoogle HomeやAmazon Echoが黙って見ているわけはないと思ったら、突然う!!のニュースが流れてきました。
まだ、全てが実装されているわけではないようですが、現時点で確認してみた結果を報告させていただきます!!(※ 今回は【前編】で5つまでレビューです。)
目次
Google Homeがハローキティなど10種類の新アプリを追加!!【前編】
追加された新アプリの一覧はこちらです。(種類別に並び変えました)
かなりのボリュームですね。
1つだけ、子供向けとは思えないものが含まれてますが・・・
これだけの種類をなぜ1度にリリースしたのかは謎です。
公開イベントも無かったようですし、少しずつ小出しにした方が良かっのでは?
ちなみに、公式の告知ページも特に用意されておらず、Google Homeのファミリー向けのページに書かれているだけのようです。
★Google Home で、ゲームや学習などをご家族でお楽しみいただけます。お子様も Google に質問したり、ゲームをプレイしたりできるようになります。また、本を読んでもらうこともできます。
ページのそれぞれのアプリアイコンをクリックすれば説明がある・・・かと思いきや、呼び出した時の反応音声しか書かれてません。あんまりやる気が無さそうな・・・
(トップが「Clovaの対応策、すぐに出せ!」って言ったものの、スタッフは「・・・」って、感じでしょうか?)
では、順番に確認してみたいと思います。
ハローキティトーク
「オッケーグーグル! ハローキティと話す」
「わかりました、ハローキティートークです。(ピコン!)」
「こんにちわ!キティだよ!何したい?
キティはおしゃべりするのだ~い好き!」
なぞなぞ、ハローキティークイズができるよ!!」
「ハローキティークイズ!」
「それでは!ハローキティークイズです!!」
「キティが一番好きな食べ物は何かな?(ピコン!)」
「チョコレート!」
「ちょっと難しかったね。」
「答えはママの作ったアップルパイです。」
「次は、この問題だよ!」
「キティの妹つけてるリボンの色は何色?(ピコン!)」
「黄色!」
「やったぁ~!!正解だよぉ~!よくわかったねぇ~!!
これにしようかな?」
「キティのペットの名前は?(ピコン!)」
「わからない・・・」
「ちょっと難しかったね。」
「答えはチャーミィーキティです。」
「じゃぁ、 問題はおしまいにするね。
次は何したい?
キティはおしゃべりするのだ~い好き!
なぞなぞ、ハローキティークイズ、色占いもできるよ!!(ピコン!)」
「おわり」
「また会いましょう!!(ピコン!)」
・・・ハァハァ
家族のいる前では絶対にできないですね。
途中ちょっと端折りましたが、問題は5問出るようです。
他にもクイズ以外にもいろいろありますし、おしゃべりもできます。
おしゃべりは、こちらの言う事を聞いてくれずに一方的に独り言をいうことが多いのですが、それがまた女の子らしくって、よくできていると思います。
(こんな事書いていいのかな?)
シナモロールトーク
「オッケーグーグル! シナモンと話す」
「わかりました、シナモロールトークです。(ピコン!)」
「は~い!僕シナモン!!
僕と楽しくおしゃべりしたり、ほっこりメッセージが聞けるんだ。
おしゃべりする?(ピコン!)」
「はい!」
「おしゃべりだ~い好き!なんでも聞いてね!!(ピコン!)」
「お名前は?」
「えっ?今なぁ~んて言ったの?(ピコン!)」
「お腹すいたね!」
「僕もお腹が空いてきちゃったぁ~!!(ピコン!)」
「好きな食べ物は?」
「ココアが大好きだよ!!(ピコン!)」
「食べにいこう!」
「ごめんね、よくわからなかったよぉ・・・
もう一度言ってもらえるかなぁ? (ピコン!)」
「一緒に食べよう!」
「ごめんね、よくわからなかったよぉ・・・
やり方がわからないときは『ヘルプ』って言ってね!(ピコン!)」
「ヘルプ!」
「僕と楽しくおしゃべりしたり、ほっこりメッセージが聞けるんだ。
なにしようかぁ~
「シナモンについて聞いて聞いたり、挨拶したり、
シナモンからのほっこりメッセージを聞くこともできます。
シナモン可愛い!と言ってあげると、とっても喜びます(ピコン!)」
「シナモンカワイイ!」
「ありがとぉ~!!とっても嬉しいんぁ~!!(ピコン!)」
「ほっこりメッセージ!」
「ええ~、僕から今の君への一言だよ。
たくさんありすぎて決められないぁ~・・・
1番から100番の中で選んでくれるかな? (ピコン!)」
「7番!」
「これだね!気に入ってもらえるといいなぁ~
『ざわざわぁ~ 風と葉っぱさんの声がするよぉ~』
次は何するぅ~? (ピコン!)」
「おわり!」
「バイバイ!またね!! (ピコン!)」
途中、Googleアシスタントがフォローに出てきたのにビックリでしたが、これは楽しいですね。
100番まであるんですね。
家族に隠れてこっそり聞いてみたいと思います。
・・・ところで、ちょっと気になったのですが、シナモン、シナモロール、シナモンロール、どれがホントの呼び名なんでしょうね?
調べると、サンリオさんと、サンリオピューロランドさんで違うような・・・
本名はシナモンで、愛称がシナモロールまたはシナモンロールですかね?
シナモンといっしょにチャレンジ!
「オッケーグーグル! シナモンといっしょにチャレンジと話す」
「わかりました、シナモンといっしょにチャレンジです。(ピコン!)」
「は~い!僕シナモン!!(メロディ♪)」
「このアプリでは、お着替え、歯磨き、お片づけ、のトレーニングを
シナモンと一緒にすることができます。」
「今日は何しよ~か?」
「お着替え、歯磨き、お片づけ、の中から選んでください!(ピコン!)」
「お着替え!」
「お着替え、ですね。わかりました。」
「(メロディ~♪)
また来てくれて嬉しいよ。
どっちが早くお着替えできるか、僕と競争しようよ!
してくれるなら、は~いってお返事してね!!(ピコン!)」
「はぁ~い!!」
「ありが とぉ~とってもうれしいなぁ~!!
あっ!そうだ!!始める前にやり方を聞きたい? (ピコン!)」
「はい。」
「今からシナモンとお着替えの競争をします。
頑張って、シナモンより早くお着替えしましょう!
時々『お着替えできた?』って聞くので、
まだだったら『まだだよ~!』って答えてください。
もしもシナモンより早くお着替えができたら、
『オーケーグーグル! お着替えできたよ!』と言ってください。」
「僕早いから負けないようにね!
準備はできてるかな?(ピコン!)」
「はい。」
「よぉ~し!じゃぁ始めるよ!!
(ピリィ~!!というホイッスルの音と共にメロディが鳴り出す)
おっきがえ!おっきがええ~!!
うっ腕が抜けない・・・
あれ?こんなにキツかったっけ??・・・
顔が抜けないよぉ~・・・
ふんふふぅ~ん♪・・・
うわっ!この服すごくオシャレぇ~!!・・・
お着替え楽しいなぁ~・・・
あれ?・・ベルトはどこだっけ?・・・
ボタンボタンと・・・
くつした、くつしたぁ~・・・
キャァ~!ベルトのアナ1個通し忘れてるぅ~・・・
やり直しだぁ~・・・
・・・ねぇねぇ!君はもうお着替えできたの?(ピコン!)」
「まだ!」
「わかった!僕ももうちょっとがんばろ!!
おっきがえ!おっきがええ~!!
(中略(※ 同じような内容ですが、何パターンかあるようでした))
・・・ねぇねぇ!君はもうお着替えできたの?(ピコン!)」
「できた!!」
「(ピロローンという音)
うわぁ!早かったねぇ~!!
ちょっと待ってね、僕ももう終わるから。
ボタンボタンと・・・
やったぁ!完了!!
(ピロローンという音)
一緒にしてくれて、ありがとぉ~!!
僕、君とできてすっごくうれしいよ。
君もうれしい?(ピコン!)」
「うん!」
「ありがとぉ~!とってもうれしいなぁ~!!
また一緒にやろうね!バイバァ~イ!
(メロディー♪) (ピコン!)」
素晴らしいですね!!
他にも、歯磨きやお片付けがあるようです。
・・・で、このアプリですが、ボイスアップラボさん製作でした!!
VUIアプリ「シナモンといっしょにチャレンジ!」のシナリオ&演出&開発を、ボイスアップラボがお手伝いさせていただきましたー。なんと、シナモンが「歯みがきくん」の歌を可愛い声で歌ってくれていますw。小さいお子さんがいる方はぜひ! #googlehomehttps://t.co/R3Kc7sgDx0
— ボイスアップラボ (@voiceapplab) 2018年6月7日
過去にも何作品か紹介させていただきましたが、どれもクオリティ高すぎです。
ディズニーマジカルえほん
「オッケーグーグル! ディズニーまじかるえほんと話す」
「わかりました、マジカルえほんです。(ピコン!)」
「ディズニー!マジカルえほんワールドへようこそ!!
シンデレラとカーズの、どちらか聞きたいですか?(ピコン!)」
「シンデレラ!」
「シンデレラですね。それではお話しを始めます。
シンデレラ。
(約9秒)
シンデレラは、優しくて美しい女の子です。
動物のお友達がたくさんいます。
(約7秒)
シンデレラは、意地悪で卑怯な継母(ままはは)と、
2人のお姉さん、その猫と暮らしていました。
(約3秒)
シンデレラは、家の仕事を全部一人でしていました。・・・
「オッケーグーグル! ストップ」(※ 話の途中で中断させました)
・・・(ピコン!)」
何も言わずに、あっさり終わりました。
ちなみに朗読はかなりゆっくりでしたが、間が長すぎるところもありました。
そして、音声は機械音声でなく人間の女性の声です。
以前こちら↓のアプリを使ったときは機械音声でした。
対して、その後に使ってみたLINEのClovaアプリ↓では人間の声でした。
操作性は前者の方が良かったのですが、やはり物語は人の声の方がいいですね。
今回のアプリは人の声だけでなく、小鳥の鳴き声、ドアの音などの効果音も入っていますしバッチリです!!
ちなみに操作は「最初から」「次へ」などは使えました。
ただ、「次へ」としてしまうと途中で停まらず最後まで行ってしまい、なぜかスマホアプリに誘導するアナウンスが流れて終わってしまいました。(※「次へ」をしない場合は最後まで物語を聞けます))
これって、広告アプリなのでしょうか?(サンプル2話だけの)
おしゃべりえほん
「オッケーグーグル! おしゃべりえほんと話す」
「はい、おしゃべりえほんです。(ピコン!)」
「ようこそ!music.jpキッズおしゃべりえほんの世界へ!!
絵本とおしゃべりするだけで、君だけのお話が作れちゃうよ。
お話しの途中で、絵本が質問するから、よぉ~く聞いて答えてね!
まずは好きな絵本を選んでお話に参加してね。
どのお話しに参加しますか?
白雪姫、桃太郎、3匹の子豚、などがあるよ。お任せ、もできるよ。
どのお話しがいいか教えてね。
白雪姫がオススメだけどどうかな?
参加する子は元気に『は~い!』とお返事してね!(ピコン!)」
「は~い!」
「それでは『白雪姫』を始めるよ。
途中で質問するから、よ~く聞いて答えてね。
(♪音楽が流れてきました♪)
昔々ある国に王様とお妃様、
それに白雪姫と呼ばれるお姫様が住んでいました・・・
トントントン・・・と物語の世界に吸い込まれていきます。
お妃様は、質問した事は何でも答えてくれる魔法の鏡をもっていました。
お妃様はある日、
世界で一番美しいと言われている指輪をプレゼントされました。
そこでお妃様は、魔法の鏡に質問をしました。
『鏡よ鏡、この世で一番美しいのは、この顔?それともこの指輪?』
どっちかしら?(ピコン!)」
冒頭の説明で「絵本が質問するから、よぉ~く聞いて答えてね!」とあったのは、こんな意味だったのですね!!
「指輪!」
「『この世に美しい指輪はいくつもありますが、
あなたに比べればどれも美しくはありません。』
あら~お上手ね。でも私もそう思うわ。
またある日、
『鏡よ鏡、この世で一番美しいのは、誰?』
お妃様が鏡に質問すると・・・
「オッケーグーグル! ストップ」(※ 話の途中で中断させました)
「他の絵本に参加する?
参加する子は元気に『は~い!』とお返事してね!(ピコン!)」
「終わり」(※ 話の途中で中断させました)
「おしまい!また遊ぼうね!バイバイ!(ピコン!)」
絵本だと思って甘く見ていました。
これって、ドラクエ、FFなどのRPG(ロールプレイングゲーム)と同じですね。
参加者の答で物語が変わっていくのは、淡々と決まり切った物語に比べると、ワクワク感が止まりません!!((C)岩田剛典・・・ってネタ、ちょっと濃すぎますか?)
残念ながら時間の都合で中断しましたが、これは面白い試みかもしれません。
白雪姫は無事幸せを掴む事ができるのでしょうか?
それとも、違ったエンディングが待っているのでしょうか?
・・・おっと!書き忘れてましたが、音声は人間の声で複数参加されてました。
音楽や効果音など、クオリティーも文句なしです。
あと「次へ」は次の設問までいきました。
ただ「最初から」は最初の設問に戻り、物語の最初に戻れませんでした。
(たまたま動いただけかもしれません。)
以上です。
実は、10個のアプリ全てを試すつもりで取りかかったのですが、ちょっと体力が続きません。
どれもが単独でリリース発表会やってもいいレベルなので、もっと突っ込んでアレとかコレとか好きな事書きたいぐらいです。
とりあえず、【前編】【後編】の2回に分けさせていただきました。
・・・【後編】はこちらです!!
(おわり)
Google Home Mini チョーク(グーグル ホーム ミニ チョーク)