おはようございます!!
明日(7/26)は、Echo Spotの発売日ですね。
予約開始時には1ヶ月以上先かと思っていたのですが、あっという間でした。
私も発売日に合わせて自作のスキルをリリースしようと思っていたのですが、残念ながら力及ばずでした。
Twitterを見ていると毎晩遅くまで頑張っておられる方が大勢いらっしゃいますし、そんな方でないと時代の波には乗っていけないのでしょうね。
・・・で、波というと海、海といえば航海ということで、今日は「キャプテン九九」というスキルを紹介させていただきます。(強引モード)
ここだけの話、最初「キャプテン九十九(くく)」って、九九のアプリにしては変な名前と思っていたのですが、よくよく考えると「キャプテンクック」のパロディだったんですね!!全然気づきませんでした!!(汗)
目次
Alexaアプリ「キャプテン九九 – キャプテンクックと伝説の大陸 -」
公式ページはこちらですね。
説明
「キャプテン九九(クック)」は、伝説の探検家「キャプテンクック」の探検に密着し、楽しみながら九九を学習できるアプリです。九九の歌はノリの良いラップ調。「九九練習モード」で何度も練習することができます。■ A)ストーリーモード
キャプテンクックとその助手ジョージくんの探検に密着します。たくさんの謎を九九を使って解決しましょう。ラストはすごい展開が待っていますので、ぜひ最後まで聞いてみてくださいね。■ B)九九練習モード
好きな段の九九の歌を練習できるモードです。「一の段」のように言ってください。難しい段はなんどもトライ!迷わず歌えるようになれば、九九はもう君のもの!Echo Spotに対応しています。歌に合わせて「九九表」を表示しますので、九九の学習にお役立てください。
内容的には子供向け教育用スキルですね。
作られたのはKANTETSU WORKSとなっていますが、アイコンを見ればわかるようにスマートスピーカー界の神の存在である「VoiceApp Lab」さんですね。
これらの記事で紹介させていただいたGoogle Homeアプリでお馴染みです。
シナモンちゃんはAmazon Echoではリリースされてないんですね。
ここだけの話、子供さんのいる家庭はこれだけの為にGoogleHome買うべきです!!
VoiceAppLab初のEchoSpot対応スキルということで、興味津々試させていただきました!!
まずはスキルの起動・・・ええ?これは!?
公式ページによると・・・
「キャプテンくく」?「キャプテンクック」??
さすがに「きゅうじゅうきゅう」ではないでしょうね。
・・・あ、アイコンの横にありました。
一緒ですね。
とりあえず「くく」で起動してみました。
「アレクサ! キャプテンククを開いて!!」
「キャンプテンきゅうじゅうきゅうキャプテンクックと、
伝説の大陸ですか?」
え?「きゅうじゅうきゅう」が正解?・・・まあ、どちらでもいいです。
「はい!」
「KANTETSU WORKSの
キャンプテンきゅうじゅうきゅうキャプテンクックと、
伝説の大陸マイナススキルです。
キャンプテンきゅうじゅうきゅうキャプテンクックと、
伝説の大陸、
まずは保護者の方に
Alexaアプリで子供向けスキルを有効にしてもらいましょう!」
・・・え?え?
まず、名前に「・・マイナススキル」というのは「・・・伝説の大陸 –」の最後の「-」が読み出されているのですね。その前の「-」は出ないので不思議な状態になってしまいます。
あと「子供向けスキルを有効」ですね。
Alexaスキルは
- AlexaアプリやAmazonのページで手動で有効をオンにしないと動かせない。
- 何も気にせずに自動的に有効になる。
と、スキルによって挙動が違うので、ホントに紛らわしいです。
今回は更に「子供向けスキルを有効」です。
(普通の感覚なら「大人(成人)向けスキルを有効」だと思うのですが・・・あ、よく知りません(汗))
はじめてなのでどうやったらいいのかわかりませんが、やってみます。
(’18 8/1 追記)
カスタムスキルが呼び出し名だけで起動できるようになりましたので、このスキル試してみたのですがダメでした。
「アレクサ! キャプテンクック!!」
「キャプテンクック….と新…サキソフォンの楽曲ですね?」
(※細かいところが聞き取れませんでした。)
「はい」(※ 本当は「いいえ」で終わっても良いのですが、念のため)
「キャプテンクックの楽曲を見つけられませんでした」
どうも、AmazonMusicの曲を探しに行っているようです。スキルの名前にもよるのでしょうけど、本スキルは「を開いて!!」までを入れた方が良さそうです。
「子供向けスキルを有効」にする方法
Amazon Echoをセットアップする時に使った,スマホのAlexaアプリを起動します。
おっ!開こうとしたばかりでしたので、いきなり出てきました。
(本来なら左上の「三」→「スキル」→「キャプテン」で検索ですね。)
続行で開きます。
「 有効にする」をタップですね
これを右にスライドして戻ります。
はい、子供向けスキルとして有効化できました。
やってみるとなんてことはないのですが、スマホでアプリを立ち上げて有効化しないと使えないというのは、世界で最初に発売されたスマートスピーカーらしくない珍仕様ですね。
遊んでみました!!
教育用スキルなので遊ぶというのもおかしいのですは、小学1年生に戻った気分で遊んでみました!!
- A)ストーリーモード
- B)九九練習モード
と、2つありましたので、順番にやってみますね!
A)ストーリーモード
「アレクサ! キャプテンクックを開いて!!」
(※ 試してみたところ「クク」でも「クック」でも起動しましたので、呼びやすいクックにしました。)
「(VoiceUpLaboのメロディー♪)
ようこそ、このスキルでは伝説の探検家、キャプテンクックの探検に
密着しながら、九九を練習できます。
(ファーンという汽笛の音♪)
キャプテンクックの軍艦、エンデバー号の汽笛が聞こえました。
さぁ出航です!エンデバー号に乗り込みますか?」
画面左下の緑の点はノートパソコンのLEDなので気にしないでくださいね。
Echo Spot対応なのでワクワクします!
画面中央にスキルのタイトル画面、そして中央上がスキルアイコンですね。
・・・では、続けます。
「はい!」
「(アクション映画のようなBGM♪)
我々は、今からこの母なる大海へと漕ぎだす。
今回の目的はこれだ!(地図を広げる音♪)
目指すは伝説の大陸!テラ・アウストラリス!!
そこには誰も手にした事が無い凄いお宝があると言われている。
これはそのお宝までの地図だ。
・・・だが、この地図は不思議だらけだ。
ところどころに数字が書かれていて・・・困ったな、
『九九の歌を歌え』と謎の言葉が書いてある。これはいったい・・・」
「おっと、そんなクック船長の下へ、相棒のジョージ君が来たようです。
続きを聞きますか?」
いつもの事ながら凄いですね。
長くなく短くもない台詞で、ストーリーの情景が目に浮かんできて物語の中に吸い込まれていきます。
「はい!」
「クック船長!クック船長~!!」
「なんだジョージ君、どこへ行ってた?もう出港だぞ!!」
「それが船長大変です!!このままでは出港できません!!」
「なに!それはいったいどういうことだ!!」
「船長!今回の出港の許可証、ちゃんと揃えて出したんですか!」
「あたりまえじゃないか!許可証ならとっくに・・・あれ!ここにある!!
ヤベ!ヤベ!!どうしよぉ~!!」
「なにしてんねん船長!!早くそれ書いて将軍に渡さないと!!」
「よし!書くぞ!!・・・このペンでと!(ゴソゴソ!という音)
あれ!!文字が出ない!!」
「え~!何やってるんですかぁ~!!」
「困ったぁ~・・困ったときは・・そうだ!!九九の歌だ!!
ジョージ君!今すぐ九九の歌を歌うんだ!!
最初のヒントは・・え~・・数字の9!
まずは、一の段!歌ってみてくれ!! 」
「え~!!!」
「一の段の歌を歌いますか?」
かなり強引なストーリー展開でビックリします。
これは吉本新喜劇?いやいや、京都殺人案内ジョージ君の嵐山紀行です。(謎)
・・・進めます。
「はい!」
「(ラップ調のメロディーが鳴り出す)
さあ!一の段行ってみるよぉ~!!僕の後に続いてねぇ~!!
いんいちがいち!いんにがに!いんさんがさん!!はい!!
いんしがし!いんごがご!いんろくがろくぅ~!!
いんしちがしち!いんはちがはち!いんくがくぅ~!!
・・・さぁ、つぎは全部繋げて言ってみるよ!!
いんいちがいち!いんにがに!いんさんがさん!
いんしがし!いんごがご!いんろくがろく!
いんしちがしち!いんはちがはち!いんくがくぅ~!!
言ってみよ~!せーの!!
すごぉ~い! よくできたねぇ~!!
数字の九だから、いんくがきゅうで、答えはインクだ!!
船長!このインクをつけて!!」
(※細かくは書いてませんが、ここまでずっと後ろで船長が歌ってる声が聞こえました(笑))
「インクを付けて、と・・(トントントン)
・・・よし!出港だぁ~(汽笛の音♪) 」
「次のストーリーへ進みますか?」
(数話進みましたが端折ります・・・って文字起こしで死にそうなので)
「いいえ」
「わかりました。
九九の練習をする、または終了、のどちらにしますか?
「終了」
「スキルを終了します。
またクック船長とジョージ君に会いにきてくださいね!」
終わりました。
凄いです。音楽といいストーリーといい、完璧に練り込まれています。
ネタバレになるので書きませんが、9話まであるので、たっぷり楽しめそうですね!
B)九九練習モード
「アレクサ! キャプテンクックを開いて!!」
(※ 試してみたところ「クク」でも「クック」でも起動しましたので、呼びやすいクックにしました。)
「(VoiceUpLaboのメロディー♪)
お帰りなさい、ストーリーの続きを聞く、または最初から、
または九九の練習、どれにしますか? 」
おっ!前回の内容を記憶しているようですね。
とりあえず、ここでは九九の練習を進めます。
「九九の練習!」
「ジョージ君と九九の練習をしましょう。どの段を練習しますか?
『一の段』というふうに言ってください。」
「(ラップ調のメロディーが鳴り出す)
さあ!一の段行ってみるよぉ~!!僕の後に続いてねぇ~!!
いんいちがいち!いんにがに!いんさんがさん!!はい!!
いんしがし!いんごがご!いんろくがろくぅ~!!
いんしちがしち!いんはちがはち!いんくがくぅ~!!
・・・さぁ、つぎは全部繋げて言ってみるよ!!
いんいちがいち!いんにがに!いんさんがさん!
いんしがし!いんごがご!いんろくがろく!
いんしちがしち!いんはちがはち!いんくがくぅ~!!
言ってみよ~!せーの!!
すごぉ~い! よくできたねぇ~!!」
「次はどの段を練習しますか?」
「おわり」
・・・ん?こちらは何もメッセージ無しに終了しました。ストイックな練習モードですね。
内容的にはストーリーモードの歌の部分を抜粋しただけのものでした。
感想
VoiceUpLabさんのスキルにコメントは書きにくいのですが、やはり気になる点がありましたので書かせていただきます。
- スキルが起動しないことがあった!!
これはAlexaの問題かもしれませんが「アレクサ!キャプテンクック!!」と言ってもスキルが起動しないことがありました。
特にスキルが終わった直後が顕著なような気がします。
あと「Kindleにはその本はありません」のような返事もありました。
これは書籍のキャプテンクックと混同していたのかもしれません。
- 「もう1度」「おわる」が通じない。
Google Homeでの癖か、聞き取れないときは思わず「もう1度」と言ってしまいますし、中断する時は「おわる」と言ってしまうのですが、これがダメでした。
「何を言っているか分かりませんでした」なら良いのですが、
「何言っているか分かりませんでした」が心にグサッ!とくるのは私だけでしょうか?
※ ちなみに「もう1度」は「ヘルプ」、「おわる」は「終了」などで動作しました。
(’18 8/1 追記)
「ちょっと何言ってる・・・・」→「すみません、よくわかりませんでした。」
と、修正していただけました。
また「おわる」に関しては、反応して終了してくれるようになりました。
. - 歌っている時の絵が単調では?
Echo Spotの構造上仕方ないようですが、静止画になっています。ジョージ君のラップに合わせてノリノリで歌っているところなのに、画面は止まったままです。普段から過度な表現の多いアニメを見慣れている目には淋しい限りです。
動画は無理としても、ジョージ君と船長の歌でリズムに合わせて切り替えたりできなかったのでしょうか?・・・というか、構造的にできないのでしょうね。
- 一度物語を聞いたら終わり?
3話まで見た限りでは同じでした。
・・ということは、一度見終わったら2度と見ないと思います。
そうなると、九九練習モードは何のために存在するのでしょう?
練習モードで十分覚えてからストーリーモードで遊ぶのでしょうか?
- どうすれば子供は九九を覚えたくなるのか?
最初は練習モードで楽しく九九は覚えられると思いますが、ストーリーモードでは覚えた九九が活かされない構造になっています。
練習モードで覚えた事が、ストーリーモードで役に立つようにはできないでしょうか?
スキルが動的に毎回ストーリーを変えるのは大変ですが、ストーリーモードでは基本的に歌無しで進行して、子供が九九を忘れた時にジョージ君を呼び出して一緒に歌うというのはいかがでしょうか?
申し訳ありません。最後の2つはほとんど同じ内容ですね。
いろいろ好き勝手書いて申し訳ありませんでした。> VoiceAppLabさま
(おわり)