おはようございます!!
先日、こちら↓の記事を書きました。
Amazon Echoの履歴を見たり消したりする話でした。
最後に不完全燃焼になりそうな話も書きましたが、残念ながらそれが現実なんですね。
Amazon Echo同様の話は過去にも出てましたが、今回は更に深いです。
ネガティブな話題を書くのもおかしいと言われますが、皆さんに知っておいていただきたいのでシェアさせていただきます。
勝手に録音がぬあんと15.8%。Googleアシスタント録音リークでGoogleカンカン (GIZMODEさん)
こちらです。
勝手に起動することで知られる音声コマンドのGoogleアシスタントとGoogle Homeが、な~んと勝手に録音までしていて、しかもその一部は人間が聞いていたことがわかりました!
インパクトのあるタイトルですが、Gizmodo USさんの記事を日本語に変えられたものですね。
Google(グーグル)が人間を雇って録音を文字に起こさせて、それで性能向上に役立てているというのは、知識としては知っていました(AmazonもAppleもみな認めている。人力で確認しないとダメだという、音声アシスタントの技術的な限界については既報の事実)
ちょっと気になったのがAppleのことです。
以前は「HomePodの内部で処理をして、テキスト化してサーバーに送っている」という話でした。いつの間にこんな話が出たのでしょうか?
日本で発売される前にちゃんと調べておかなければいけませんね。
・・・あっ、今日はGoogleさんでした。
もちろんGoogleはカンカンです。音声の確認作業は多言語対応には欠かせないプロセスだと説明し、深刻な機密守秘義務違反であると公式ブログで憤りを表明しました。
あくまでも、従業員さんに対して怒っているわけですね。
弊社は確認作業全般を通して、幅広いプライバシー保護対策を施しています。言語スペシャリストによる人力の確認作業に回るのは、全音声録音スニペットのうちわずか0.2%です。
この後にもありますが、0.2%といえども気になりますね。
VRT News編集部が1,000件余りの録音を聞いてみた結果、153件は本来録音されるはずのない会話とわかった。つまり音声中ただの一度も「OK Google」というコマンドが明瞭には聞き取れないのだ。
あくまでもウェイクワード以降の音声の録音が前提なのですが、これが崩れると盗聴器になってしまいます。誤認識の可能性もありますので、一概に言えないのですが・・・
以上、ちょっと端折らせていただきましたが、他にもいろいろGIZMODEさんらしく楽しく書かれています。
一通り読まれることをオススメ致します。
まとめ
ウェイクワードに関係なく録音されている可能性があるのは衝撃的でした。
これまでこのブログでは、新しいスマートスピーカーを買ったら設定時に反応音をオンにすることをオススメしてました。
今の技術力では、誤認識による起動は無くならないからです。
それがもし意味が無いことであれば、マイクミュートどころか完全に電源を切らないと恐くて仕方ありません。
(※カメラのレンズを塞ぐような「物理的なシャッター」と違って、電気的なミュートスイッチは無効にできる可能性があるからです)
でも、非常に悩ましい話ながら、私はGoogleさんを信じたいと思います。
・・・とはいえ、やっぱり100%の安心なんてこの世には存在しません。
できるだけGoogle Homeの動作に注意して、最低限大事な話をするときはマイクミュートはオンにしてから話そうと思います。
以上です。
いつの日か「インターネットに繋がなくても使えるスマートスピーカー」が出てくれることを期待しています。
自宅内で、アプリ(スキル)からスマート家電まで全て完結し、天気予報とかニュースとか「必要な情報だけインターネットに調べにいってくれればいい」わけです。
盗聴が嫌で使わない人が10%いるなら、それらの人を確実に取り込めるハズですし、
そうなれば、Appleのシェアなんてあっという間に追い越し・・・(こらこら)
(おわり)