おはようございます!!
結構前ですが、こちら↓の記事を書きました。
Google Homeで天気予報を聞いてみた話ですね。
もう3年近く前になりますが、あの頃はまだスマートスピーカーで何ができるかよくわかっていなかったので、いろいろ試して楽しんでいました。
ちなみに、スマートスピーカーの用途では第2位なんです!!
(ソースはこちら!ちょっと古いですが・・・)
そんな天気予報ですが、実はGoogle Homeでのトラブルがありました。
本日は実際にあったトラブル例とその対策について書かせていただきたいと思います。
(※ 結構濃いです。)
目次
エピソード1:ある日、自分の住所じゃないエリアの天気予報が流れてきた!!
おお!スターウォーズみたいなタイトルだ!!・・・は、いいとして、こんな感じです。
「オッケーグーグル! 今日の天気は?」
「今日の亀岡市七谷川は、予想最高気温37度、最低気温26度で、
曇り時々雨でしょう・・・」
えっ!え!・・・ 京都市内に住んでいるのに?なぜどす??
いつもなら「今日の京都は・・・」と返ってくるのですが、なぜ京都のお隣の亀岡市の天気を言ってくるのでしょうか?
※ GoogleMapsさんからお借りしました!
「ああ、インターネット回線から住所判別する仕組みがおかしくなっているのかも?」
そう考えて「オッケーグーグル! 京都市の天気は?」と言い換えてお茶を濁すことにしました。
・・・ところが、数日経ったら別の現象が出てきました!!
「オッケーグーグル! 今の天気は?」(※ 最近は予報ではなく現在の天気も教えてくれます)
「現在、おおあざゆやだには気温28度、晴です・・・」
今度はどこ?ゆやだにって??
うまく聞こえなかったのでマイアクティビティを確認しました。
※ GoogleMapsさんからお借りしました!
お隣の綴喜郡だったんですね。よかった近くて・・・よくありません!!
どうも、おかしいです。
そのうち、どこかの国に飛んでいくことになるかもしれませんので、徹底的に調べてみました!!
原因と対策
とりあえず、いろいろ調べてわかったことは・・・
- パソコンやスマホアプリは問題なし
- Google Homeのみ現象が発生し、Google Home miniは正常
こうなってくると、Google Homeの設定に問題がある(起こった)としか思えませんので、アプリからGoogle Homeの設定を確認してみました。
あれ?何かエラーが出ています。もちろん以前はありませんでした。
住所設定がおかしくなっているようです。
Googleさんはわかりにくいインターフェースですが、タップしたら修正できるかも??
入力するというより一致させれば良さそうでしたので、そのまま指示に従いました。
はい、元の画面に戻ってきました。これで完了です。
ただ、不思議なことに先程のメッセージがあった箇所には何もありません。
(※「名前」と「家」の間に表示されていました。)
そもそも、この画面には住所の設定が無いのに『謎の設定』が存在して悪さしていたことになります。
エピソード2:えっ!?温度が全然違う!これはありえないでしょ!!
Google Homeも3年前から成長し、最近は現在の天気(気温・湿度など)も教えてくれるようになりました。
「オッケーグーグル! 今の気温は?」
「現在の気温は35度です!!」
まだまだ残暑厳しくエアコン無しでは生活できない状況ですが、節約の為に朝夕は窓を開ける為に外の温度を聞くことが増えました。(※ 「外の気温は?」でも同じように答えてくれます。)
・・・ところがある日、妙な事が起きました。
「オッケーグーグル! 今の気温は?」
「現在の気温は24度です!!」
いやいや、そろそろエアコンをつけようとしている暑さなのに、それはないでしょ?
スマホで現在の天気を見てみると・・・30度!やはりGoogle Homeがおかしいです。
もしかしたら、また住所が変わっているのかも??
その原因は・・・
念のために「京都市」の気温を聞いてみました。
「オッケーグーグル! 京都市の気温は?」
「現在の気温は30度です!!」
全然違いますね。正常です。
6℃も違うなんてムチャクチャです。
・・・で、今度は念の為「xxx区」まで入れて比較してみました。
どうも、区が違うと温度が違うようです。
ただ、同じ京都市の中でそんなに違うなんて考えられません。
そこで「Google Homeが結果を返す情報はGoogle検索の結果と同じ」(※ 違う場合もあります)という前提から、WEBブラウザでGoogle検索して調べてみました。
24℃なんてありえない温度なのですが、これが間違いなく京都市左京区になっており、これをGoogle Homeが返してきているようですね。
・・・よくよく見てみると左下にウェザーニュースの文字が!!
クリックしてみました!!
ちょっと時間帯がずれて25℃になっていますが、間違いありません。
それよりも上を見ると驚いたのが「左京区大原大原百井町」という場所です。
京都市民なら一度は聞いたことがある・・・でもないか・・・百井峠ですね!!
まさか峠の頂上に百葉箱が設置してあるわけではないと思いますが、かなりの標高差でしょう。京都市内に比べて6℃の温度差も納得です。
(※ ちなみに100m上がると0.6℃温度が下がる・・・って豆ですね!!)
・・・ただ、京都市左京区の温度でこの地点の温度を返されるのは大問題です。
せめて、区役所や近くの公共施設での気象情報でないと意味がありません。
対策(暫定)
Googleさん、ウェザーニュースさんどちらの問題かはわかりませんが、動きが遅い(もしくは対処してくれない)ことが予想されます。
とりあえず、知りたいのは細かいエリアではなく京都市の温度で十分です。
それならば住所設定自体を変えてしまえばいいと、Google Homeアプリからやってみました!!
中京区の住所ですね。市内中心部なので山林などなく、ここなら温度などがブレようがありません(笑)
・・・ただし、Google Homeに「ここからの距離は?」などと聞いた場合、この住所を基準にした答が返ってきてしまいます。
とりあえず暫定対策ということで、当分これで過ごす事にしました。
まとめ
とりあえずわかったことです。
- 天気情報はGoogle Homeアプリで設定した自宅の住所が基本!
もちろん自宅以外(※ 「離れ」や「別荘」など)を設定した方は、それぞれの住所になります。
.
- 時々機器側の住所(※ 普段は見えない)が変になり天気情報などに影響することがある。
謎ですね~恐いですね~
. - Google Homeの天気情報のソースはウェザーニュース(※ 想像)
確か以前「tenki.jp」と聞いたような記憶があるのですが、今回の結果から判断するとウェザーニュースが濃厚です。(※ 横の繋がりがあり共用されているのかもしれません。)
. - 気象情報が中心部ではなく特定のエリアの設定されていることがある。
普通はそのエリアを代表する公共施設を想像しますよね?なぜなんでしょう??
ただ、何かのトラブルで「データの紐付け」がおかしくなることはよくあることなので、使う側としても気をつけたいと思います。(← 言ってみただけで無理な話です)
あと、本文中に書いてますが後者の方は暫定対策です。
各社からの回答を見て柔軟に動きたいと思います。
もしかしたら今回の件はレアケースなのかもしれませんが、もし同じような疑問がでてきたら念のためにチェックしていただければと思います。
以上です。
パソコンを自作する人は、各ハードの「相性」に悩まされることがよくあります。
「このメモリーは、このマザーボードとの組み合わせだと頻繁にフリーズしてしまう。」
とかですね。
こういった場合、販売店やメーカーで板挟みになってユーザーが泣き寝入りになってしまうことがあります。
今回の事は相性とは違いますが、同じようにイメージです。
Google Homeの問題?それとも気象情報会社の問題??
ちゃんと話が通るまで双方の担当者が動いてくれれば良いのですが・・・
(おわり)