おはようございます!!
以前、こちら↓の記事を書かせていただきました。
TV番組「探偵ナイトスクープ」でも紹介されたSiriから暴走族の音が聞こえる!という話ですね!
iPhoneでSiriを立ち上げ、「B’z・松本・年齢」と呼びかけるとSiriは年齢は答えず、まるで暴走族がアクセルをふかしているように答えるのだ。
本当に面白い現象だったのですが、残念ながら現在は対策済みになってしまいました。
・・・で、今回は私の家で起こった現象です。
深夜にリビングのGoogle Nestから虫の音が聞こえてきた!という話なのですが、原因は意外と複雑でした。
目次
深夜にGoogle Nestから虫の音が聞こえてきた話
我が家のリビングにはGoogle Homeの液晶付きモデル Google Nest Hubが置かれています。
日中は家族で使っているのですが、夜になると画面を消して寝室に移動します。
そんなある日、深夜にリビングに行くと中から虫の音が聞こえてきました。
最初はTVかと思ったのですが、真っ暗な室内でTVがついているようには見えません。
もしかしたら庭から虫の音が聞こえているのかと思ったのですが、そうでもありません。
よくよく虫の音が聞こえる方向を探ってみると・・・Google Nest Hubでした。
真っ暗なまま音だけが鳴っています。故障にしては気持ちが悪いです。
でも、なぜこんな時間に??・・・家族に聞いても誰も知りません。
・・・こんなことが何度か続きましたので、本格的に調べることにしました。
原因を調べてみると・・・
最初に気になったのが夜寝る前の画面のスリープです。
「オッケーグーグル! スリープ!!」
・・・と言うことで、Google Nest Hubは画面を暗くしてスリープしてくれます。
以前は一瞬で消えていたのですが、最近はゆっくり消えるようになりました。
厳密にはスマホのスリープと異なり画面を暗くしているだけ(減光)で、この状態で声を掛けると画面が明るくなり通常の動作を普通に行います。
実は、それほど省電力のメリットもないのですが、なんとなく気持ちの問題で・・・(汗)
・・・で、この作業を家族の誰かがやることになっていたのですが、ある日おかしな現象に気づきました。
「オッケーグーグル! スリープ!!」
「アラームは何時に設定しますか?」
※ 撮影日は9/18なので翌日の日付が表示されていることになります。
えっ?なぜにアラーム設定が起動するの??もしかして誤認識による誤動作??
もちろん設定するつもりはありませんのでキャンセルします。
「おわり!」
「お休みなさい」
これって、夜の音という名前の環境音です。
通常は「夜の音を聞かせて!」というと聞くことができるのですが、なぜかこれが起動してしまったようです。
・・・ちなみに、この状態で「スリープ!」させると画面は消せますが、音は鳴ったままです。音を止めるためには「ストップ!」または「終了!」と言ってやる必要があります。
- 家族が「スリープ!」させても画面が消えないので、
そのまま連続して「スリープ!」させた! - しかしながら、裏では夜の音が鳴り続けていた!
これが夜中に虫の音が鳴っていた原因と思われます!!
・・・でも、なぜこんな動きをしたか?がよくわかりません。
根本的な発生原因を調べてみることにしました。
動作の内容は(最初から組み込まれている)ルーティン?
なぜかアラームの設定になり、その後自動的に環境音「夜の音」が鳴り出すなんて、誰が見てもルーティンの動作です。(何のことかよくわからない方はこちらの記事を下からお読みください)
自分で設定したルーティンではありませんので、最初から組み込まれているルーティンではないかと思って調べてみました。
Google Homeアプリからですね!
いろいろ並んでいますが、TVのチャンネル設定や時報などで大変な事になっています。
上にフリックして、それらしきものを探してみました。
「おやすみ」ですね。
「スリープ」とは全く違いますが、なんとなく近そうなので開いてみました。
(※ もしかしたら英語で「お休み」は「Sleep」じゃないかと・・・違いました(泣))
間に「スマートフォンの電池残量・・・」が挟まれていますが、前後はまさしく!です。
念のためにサウンドの方を開いてみます。
このルーティンが動作したということで間違いないと思います。
・・・ただ「スリープ!」で「おやすみ」のルーティンが動作してしまうことの説明がつきません!!
なぜ「おやすみ」のルーティンが「スリープ!」で起動してしまったのか?
マイアクティビティを確認してみました。(こちら)
・・・ありました!!(アッサリ見つかったので嬉しい(泣)
まず、正常動作時ですね。
何も書かれてないので何が実行されたか?はわかりません。
あまり気持ちよくはないのですが、正常動作と判断します。
そして、今度は異常動作時です。(※ 下から上へが時間の流れです)
正常時は「スリープ!」でしたが、こちらは「sleep」です。英語ですね!!
その上(※ 実際にはその後)を見ると、アラーム →(キャンセル)→ 夜の音の再生と続いています。
おそらく、英語の「sleep」と認識したことで「おやすみ」のルーティンが起動してしまったのでしょうね。
(ちなみに、ルーティン動作の途中でもコマンド(今回はアラームのキャンセル)は受け付けるみたいですね(笑))
他にも無いか探してみると・・・
一応、音声コマンドで誤認識する様子も撮影してみました。
実は、数十回もやり続けたのですが・・・確かに稀になりますね(大汗)
なぜ「スリープ!」を「sleep!」と認識してしまったのか?
おそらく、こちらの記事でのバイリンガル設定が影響しているかと思われます。
ただ3年程前というあまりにも古い記事なので、とりあえずGoogle Homeの設定を確認してみました。
・・・あれ?設定しているのは日本語だけ?? それは台本と違う
もし英語も設定していたら「スリープ!」という声を「sleep!」と誤認識した原因になるので、設定から英語を削除すればチャンチャン!!・・・だったのですが!!
まとめ
3連休の初日だというのに、いったい何やってるんだか・・・
とりあえず、原因のまとめです!!
- 「スリープ!」という音声コマンドが「sleep!」という英語のコマンドに誤認識されてしまった!
- その為に「おやすみ」のルーチン!が自動実行されてしまった!
- そのルーティン内に「夜の音」という虫の音の環境音が含まれていることを知らずに、発動してしまったアラーム設定を途中で「ストップ」した後あらためて「スリープ」コマンドを送り画面を消してしまった。
- 結果的に、画面が消えたまま「夜の音」が鳴り続けたのを別の者が見て驚いた!!
・・・で、今回の問題の対策なのですが、今後の動向を確認してみたいのでこのままにしておきます。
運用的にはsleepと誤認識していないことを確認すれば問題ないので・・・
(家族からは非難囂々ですが(汗))
もしくは「おやすみ」のルーティンを削除するか変更してもよいのですが、最初からGoogle さんが用意されているものなので、とりあえずそのままにしておきます。(※ 貧乏性)
以上です。
必死になってこんなトラブルを検証しても誰ひとり読んでくれないのでは?
・・・と思いながらも書きました。(約5時間)
最近、Google Home,Nestの記事は反応薄いんですよね(泣)
(おわり)