おはようございます!!
先日、こちら↓の記事を書かせていただきました!
RATOCさんのUSBメモリーのようなスマート家電リモコンRATOC RS-WFIREXUですね!!
開封して簡単にセッティングまで・・と安易に考えていたら、時間的に開封しただけの記事になってしまいました。
まぁ、予定外な出来事はいろいろあるもので・・・(ひらきなおりモード)
・・・で、プライムデー中には・・・と思っていたのですが、なにせ数年ぶりの家電リモコン。安定して使えているのでほったらかしにしていたら・・・いろいろありました。いろいろ・・・
今回は、その辺の話を書かせていただきます。(RATOCさん巻き込んで申し訳ありません)
目次
スマホの機種変でRATOCの家電リモコンの設定が消えてしまった話!!(解決済み)
やりたかった事は、手持ちのキティちゃん(WFIREX4K1 )に・・・
新しく買ったUSBメモリータイプ(笑)のWFIREXUを増設したかっただけなのです。
単なる増設なので、アプリを立ち上げ、本機を認識させて、Wifi設定を行えば基本的な部分は終了!!・・・と甘く考えてました。
ちなみに最後にこのアプリを触ったのはこの記事↓の頃、もう1年半前ですね。
基本的な設定は2020年の夏には終わっていて順調に使えていましたが、Googleさんの都合で呼び出し方が変わったのでこれに対応した話です。
・・・それから約1年半触らずに使えていたというのは凄い話です。
今回のトラブルの原因はその間に起こった環境の変化でした・・・
(以下、いつものように、起こったことを順番に書かせていただきます)
・・・あっ忘れてました!!iPhone環境での話です。
現在はiOS15.1.1状態・・・そろそろアップデートしなくては!!
新製品を登録する為、家電リモコンアプリを立ち上げたら・・・
スマートスピーカー環境では、トラブルや変更がない限りアプリは立ち上げないですね。
(故障知らずでよく走る車はオイル入れ替えなくても10年は走る!のと同じですね・・・ごめんなさい!)
今回の場合、アプリが最新じゃないと新製品(WFIREXU)に対応していないと思い、アップデートすることにしました。
バージョン5.01.06ですね。少し前にWFIREXUのファームウェア更新など書いてますね。
ほぼ1年半ぶりなのですが、この間にハードはiPhone7からiPhone12 miniに機種変していました!!
iPhone7から全データを暗号化してバックアップし、12miniに復元しています。(こちら)
全てのアプリはそのままの状態で使えるんですね!(・・・と、思っていました)
・・・で、家電リモコンアプリを立ち上げました!!
ああ、機種変だとログアウトした状態からの復帰なので、再ログインしないといけないんですね。メモしてたメアドとパスワードを入力してログインしました!!
おおっ!新製品(もう1年前ですが)のWFIREXUも表示されてますね!!
あれ?同じ形で末尾が5?もしや隠された新機種??・・・法人向け製品でした。(こちら)
のんびり眺めてないで、パスワードを保存して先に進めました。
・・・あっ!あっという間にWifiからキティちゃん(WFIREX4K1 )を検出しました!
名前を付けるんですね!!
いい機会なのでキティにしました!(※ これでも50代男子です)
ファームウェアですね!スマホアプリはアップデートしましたが、キティちゃんの中身のプログラムは昔のまんまなんですね。(単体ではアップデートしない仕組み??)
バージョン情報からアップデートできました!
はい、できました!Sep 24 2021って事は去年の秋ですね!
次に、(久しぶりに)設定状態を確認しました!!
あれ?何も設定されていません。これらの記事で設定したテレビやエアコンは何処に??
・・・もしかして、これって初期化されてる??
「オッケーグーグル! エアコンをつけて!!」
「わかりました。エアコンをオンにします。」
全く問題ありません。TVも同様にバリバリ動きます!
アプリに機器の登録が無い状態になっていても動くのでしょうね・・・設定を変えない限り問題ないのかも??
とりあえず機器が消えてしまった原因を探ることにしました。
家電リモコンアプリはデータによって保存される場所が異なっていた!!
こちらのpdfマニュアルのP70ですね!!
リモコンデータはスマホのアプリ上だけでなく、 さまざまな場所に登録されています。 家電の削除や変更をおこなう場合は、 アプリ上のリモコンだけでなく各保存場所のリモコンデータを更新する必要があります。
一部のデータはRATOCクラウドなどのサーバーに保存されるものの、リモコンデータ、マクロ、オリジナルアイコンなどはスマホアプリに保存されるようですね。
他にもいろいろありますが・・・
スマホアプリに保存されるのであれば、機種変の際のバックアップからの復元で新しいiPhoneに書き戻されるはずなのですが、この辺の仕組みが複雑で・・・
もしかしたら、これらのデータは除外されているのかもしれません。
とりあえず、新規に登録するとかなり面倒なので、なんとかならないか?・・・ですね。
家電リモコンアプリのデータのバックアップ・転送方法!
こちらのP62にありました!
ここから数ページに渡って書かれているのですが、データの受け渡し方法がいろいろあるようです。
- Wifiルーター経由
・・・別のスマホやタブレットとで直接転送 - エクスポートファイルをメールで転送
・・・ファイルに保存することによりメールで転送
後者はデータのバックアップにもなるわけですね!!
ちなみにこれら↓のデータは転送できないので、新規に設定する必要があります。
●オリジナルリモコン
●マクロ
●タイマー
あれ?すっかり忘れてましたが、以前iPadでやった覚えがあります!!
スマホって画面が小さくて作業しずらいんですよね!
iPhoneからiPadに転送して、そちらでリモコン画面を編集して、再度iPhoneに書き戻せばラクチン環境なんです!!
・・・なら、あの時のiPadのデータを復元できるかも??
iPadからリモコンデータを復元(受け渡し)してみました!
当時のiPadが最終状態かは怪しいのですが、基本的には編集したデータをiPhoneに書き込むために使っていたのでたぶん大丈夫だと思いますので復元を試してみることにしました!!
家電リモコンアプリを開いて・・・でっかいですね!!
こっちはキティにせずに初期状態の「家電リモコン(1)」のままでした。開きます!!
ありましたぁ~!!(泣)・・・右上のメニューからリモコンデータ受け渡し!!
メールでファイル送るのは面倒なので、スマホ間(iPadからiPhoneですが)で直接転送することにしました。
ここは「受信待ち」(iPhone待ち)と表示するべきだと思うのですが・・・今度はiPhoneの準備ですね!!・・・トントンと行きます!!
こちらはインポート(受信)ですね!!
ちなみに、この時iPad側は・・・
本当にワイヤレス転送は見えないから面倒です。
メッセージにあるローカルネットワークの権限・・・
ああっ!最近のiOSで追加されたセキュリティ設定ですね!確認します!!
(設定アプリに飛びます)
他には・・・あっ!ルーターの設定でネットワーク分離していました!!
(細かい話になるのですが、要はiPhone,iPad間で相手が見えなくなる設定です。)
別のSSIDを使う設定を一時的に同じSSIDに接続すれば・・・OK!!
よしよし終わったぁ~・・・と思ったのですが、確認してみると・・・
名前を元に戻せば復元できました!!
伏線を張っていたのでお気づきかもしれませんが、リモコンの名前をキティに変えていたことが原因でした。
どうも名前が違っていたことで転送されなかったようで、iPadでの名前(1)に戻すことにしました。
ここですが、名前を判定しているということは多少の違いでもエラーになる可能性があります。iPhoneの画面をしっかり見て「(1)」は半角に見えたので半角文字で入力しました。
・・・で、再チャレンジ!!
はい、テレビの方を見ると使えるチャンネルのみ設定しています。これで間違いありません。
これで復元完了です!!
まとめ
(いつものことですが)枝葉が増えてしまい、長々と申し訳ありませんでした。
実は、RATOCさんに色々教えていただいて復元できました!!
ちなみに、最新モデルsmalia(RS-WBRCH1)ではサーバーに保存されるようになったそうです。
世の中の進歩は速いですね~!!
とりあえず、まとめです。
- iPhioneの暗号化バックアップは100%データを保存するわけではない!!
あくまでもアプリの構造次第のようです。(調査中)
.
- 家電リモコンアプリはデータの種類により保存される場所が異なる。
本文中に詳しく書いてますが、いろいろあってちょっと面倒です。
. - リモコンデータは他のスマホに転送したり、ファイルとして保存することができる。
残念ながら全てのデータではありませんが、予備機のアプリに転送しておくか、バックアップとしてファイルに落としておいた方が良さそうです。
. - スマホ間での転送ではネットワークの設定に注意!!
同じWifi内で、ローカルネットワークの権限やWifiルーターのセキュリティ設定に注意する必要があるので大変です。・・・ファイル転送もそれなりに面倒ですけどね(笑)
. - データの受け渡しではリモコンの名前は同一にすること!!
明確に判定しているようで、名前が一致しないと受け渡しができません。
手動ですぐに設定できる程度なら難しいことは考えなくていいのですが、いろいろ設定して使いこなしていると再設定は地獄になりますのでバックアップが重要になってきます。
あと、マニュアルを読めば書いてあることが多々あります・・・ホントにあります。
読んでもわからないのであれば仕方ないのですが、できるだけ真剣に読んでおくべきですね。(読んでもアッサリ忘れてしまうこの悲しさ・・・(泣))
以上です。
今回の件の一番の問題は「iPhoneでの暗号バックアップは全てのデータを保存してくれている」と信じていたことです。
復元後に(セキュリティ的な仕様?で)アプリの再ログインが必要になることは知っていましたが、データ自体は完全に保存してくれていると思っていました。そうでもなさそうですね・・・
あと、データの保存先については、各社のサーバーに保存されるのか、個々のスマホに保存されるのか、どちらが便利なのか安全なのか、よくわかりません。
各社いろいろ判断理由があると思いますので、仕様か問題か判断が難しいところです。
(おわり)