おはようございます!!
先日、こちらの記事を書きました。
Clova用の赤外線リモコンアダプタ(Clova Friends Dock)の話ですね。
その前日に学習機能搭載の記事を書いていたので、結局2日連続でDockの記事になりました。
Google HomeやAmazon Echo対応の製品に比べ、いろいろ癖がある製品ではありますが、値段も安いし、純正品ということでオススメできる製品だと思います。
・・・で、話は変わりますが、実は数日前にエアコンのリモコンが突然故障しました。
この暖房がかかせない時期にエアコンが使えないということは死を意味します。
いろいろやった結果、直ぐには直せないと判断して、思いついたのがClova Friends Dockでした。
それで簡単に解決すればまるでネタ記事なのですが、実はそうではありません。
うまくいくまで、いろいろなトラブルもありました。
ちょっと裏テク的な話もありますので、紹介させていただきまたいと思います。
目次
Clova Friends Dock (赤外線リモコン)とは?
こちらが公式サイトですね。
Clova Friendsを家電に接続する専用の赤外線リモコンです。
声だけでテレビ、照明、エアコンなどを操作することができます。
この「など」ってところが学習機能搭載で美味しくなったところですね。
もしかして、ゲーム機なども使えるのかも??
灰皿のように見えますが、これが本体です。
スモーカーのいる家庭は、電極の横にでも「灰皿ではありません!!」と貼っておくべきですね。
対応機種はこちらのページから探す方が確実ですね。
ただし、対応してなくても学習機能で使える場合もあるのが美味しいところです。
ちなみにお値段は、定価で税込み3,780円と他機種に対応するサードパーティ製品に比べると半額レベルとお安いです。
販売サイトでオススメは楽天さん(こちら)ですね。
あまり単体ではセールしてないので定価でポイントだけ状態ですね~
楽天さんのキャンペーンのタイミングで買うのが良いかもです。
あとは、本体とのセットなら今月いっぱいまで安いですね!!
真冬に突然エアコンのリモコンが故障!Clova Friends Dockで生き延びた話!!
まるでネタ記事のようなタイトルですが、ホントの話です。
このブログの読者の方なら信じていただけると思いますが、嘘は一切書きません。
(※ 冗談は山ほど書きます)
それは、クリスマスイブの夜の事でした・・・
その日はリビングでCDTV(音楽番組)を見てのんびりすごしていました。
マライヤ・キャリー途中で中断してビデオ流すか!!😱#CDTV
— すますぴ!~初心者の為のスマートスピーカーサイト~ (@AI_Speaker_M) 2018年12月24日
・・・あっ、ちょっと怒ってましたね。
この後、いつものように先に奥さんが先に寝室に行ったものの、大声出して戻ってきました。
「あんたぁ~!エアコンがつかへんねん!!」
「リモコンの電池切れてない?」
「変えたんやけど、つかへんねん。壊れてんやろか?」
寝室のエアコンはかなり古いエアコンですが、かろうじてリモコンに液晶がついてましたので、電池切れは確認できました。
そうなると、故障の可能性があります。
電池の蓋を開けて電池を取り出すと、電極の周りが液漏れでベトベトでした。
(※ 写真撮り忘れました・・・というか、そんな余裕なんてありませんでした)
とりあえず、ティッシュでゴシゴシ磨きました。
いつもはこれは治る場合が多いのですが、治りませんでした。
この場合、漏れた液が内部に浸透しスイッチが接触不良を起こしている可能性が高くなります。
こうなると、分解してなんらかの方法で洗浄するか、部品自体を交換しないと治りません。
「あんたぁ~!何しての!? 」
「ちょっとすぐには難しそう・・・たとえば・・・」
「はよしてくれへんかったら、風邪ひくやんか!!」
こんな時の関西弁の女性は絞め殺したく・・・こちらの言うことは聞いてくれません。
これがTVや照明なら手動で操作できるスイッチがあるのですが、我が家のエアコンにはありませんでした。(というか、付いているものってあるのでしょうか?)
この時、室温は4度。このまま寝ると確実に凍死します。
せめて寝る前に温度を上げてやらないと・・・
「あんたぁ~!(以下自粛) 」
そこで思い出したのがClova Frineds Dockです!!
まだエアコンは設定してなかったのですが、なんとかなるかも?
故障した現物確認
まずエアコン本体です。
なんと!96年製造のRCV-22CSというモデルでした!!
既に22年経っています。これは危なそうですね。
そしてリモコンです。
リモコンの型番なのかどうかわかりませんが、RV-22CS,RV-25CSという2つ見えます。数字の部分が本体に対応するのでしょうか?古いことは間違いありません。
これは、液漏れの痕をサラッと拭いた後の写真なのですが、左上の電極が錆びたようになってます。(右下も白い粉が・・・)
この電極を拭いたぐらいでは全くダメでした。
ちょうど、この右上が運転・停止ボタンなので、液漏れで内部まで浸食している可能性が十分考えられました。
Clova Friends Dockでエアコンを設定・・・できない
TVと照明は攻略できてます。
今回は、残りのエアコンになるわけです。
まず、Clovaアプリを起動することからですね。
あれ?照明の設定は消してしまってますね。気にしないでください。
ここで2つの選択肢が・・・あれ?エアコンの場合は「テストして登録」が無いのですね。
残る2つのうち、「赤外線を学習しての登録」は使えません。
だって、リモコンが壊れているわけですから。
残るは「型番を指定して登録」しか道はありませんので、そこから先に進みました。
さすが天下のコロナさん!主要メーカーに入ってました。
・・・はい、赤い矢印がありませんね。見つからなかったということです。
いやいや、もう1つ手があります。横にあるリモコンタブを選ぶ方法です。
型名はRV-22CSかRV-25CSですね。
はい、カケラも見つかりませんでした。
学習機能も使えず、機種名で登録も使えずで、八方ふさがりです。
片っ端から試してみたら・・・
対応機種中にはありませんでしたが、データが無いとは言い切れません。
古い機種のコードをそのまま使っている可能性があるからです。
片っ端からやってみれば、もしかしたら動く可能性もあるかもしれません。
ただ、「テストして登録」が無いのではそれも不可能です。
・・・でも、なぜ無い?・・・ん?もしかしたら・・・
そこで、無理矢理、登録されている機種でやってみることにしました。
まず家電製品(製品名)ですね。
どうも、冷房と暖房の両方に数字を入れないと先に進めない仕様のようです。
優先モードもそうですね。どれか選ばないと先にいけません。
今回は機能の検証よりも「とりあえず暖房だけ動かしたい」ので、先に進みました。
おお!ここでテストできるんですね!!
「テストして登録」って要らないんじゃ??・・・先に進みます。
・・・画面をタッチしたのですが、動きませんでした。
もう寒くて寒くて仕方ありません。
さらに、後ろの奥さんの視線が・・・
そういえば、リモコンの方は・・・
・・・動きません。
もう諦めようと思った時、ふと思いつきました。
「もしかして、年代順になってないんじゃ??」
できるだけ数字が近そうな番号・・・これだ!!(※実際は何度もやりました)
・・・動きました!!
全ての機能が一致するかはわかりません。たまたまだった可能性もあります。
ただ、このクリスマスイブの夜は、凍えずに寝ることができました。
まとめ
・・・というほどではありませんが、とりあえず。
- Dockの設定に空きがある場合は、とりあえず登録しておくべき。
今回のように、エアコン付属のリモコンが故障した場合の非常用として使えます。
登録したからといって電気代が増えることはありません。
今回学習機能も搭載したので、古い機種でも登録できる可能性は高いでしょう。
・・・ただし、エアコンなどの空調機器の誤動作は命に関わる事故に発展しかねませんから、普段の設置場所とは別の部屋のエアコンの方が良いかと思います。
. - 型番が登録されてない場合も、探せば使える場合がある。
徒労に終わる可能性もありますが、今回のようなケースならやる価値はあると思います。
. - エアコンの型番はどこかに保存しておくべき。
上の写真ではサラッと貼ってましたが、実は見るのが大変でした。
ただでさえ狭い部屋ですし、エアコンは高い位置にあるので型番が見にくいんです。
スマホで直ぐに探せるところに貼っておくべきですね。
. - エアコンの設定に「テストして登録」が無い謎。
他にあってエアコンに無い・・・やはり少しでも安全性を高める為でしょうか?
今回はたまたま動きましたが、機能しない動作や、違う動作をする場合もあるでしょうね。引き続き使うなら、メーカーに再確認するなりした方が良さそうです。
ちなみに翌朝、リモコンの電極部分をカッターナイフの背中で研磨したら無事復帰しました。ボタン内部まで浸透してなくてよかったです。
問題が起こったときにやっておけばよかったのですが、心の余裕がなかったのでしょうね。
ともあれ、奥さんの怒りは無事抑えられ、内緒で買っていたDockもさらっと承認されたようで、本当によかったです。
以上です。
ちなみに、個人的にはエアコンなどの空調機器をIoT化するのは時期相応と思ってます。まだまだ安全対策の整備ができてないからです。
(メーカーは設定画面上に承認チェックを入れることにより責任回避対策としていますが・・・)
機器が故障したり、ネット回線が切れることで、ユーザーに危険が及ぶようでは安心して使うことはできません。
・・・とはいえ、便利なものはリスク管理して安全に使っていきたいですね。
そうやって、危ないと言われていた自動車も世の中に普及してきたわけですから・・・
(おわり)