AmazonEcho:Alexaの話す速度が変更可能に!設定範囲や速度などを検証してみました!!

Google Home及び互換機ユーザーの方へ

Amazonタイムセール祭りなど

おはようございます!!

以前、こちら↓の記事を書きました。

・・・と、いつもは過去の記事から関連する記事を紹介させていただいているのですが、今回は見つかりませんでした。たまにはこんなこともあります。(忘れてるんです(泣))

実は、私がAmazon Echoを買ったのが(当時の招待制の関係で)かなり遅かったので、基本的なところが結構抜けてるんですよね~
後から書き足してはいるのですが、忘れないようにしないといけませんね・・・(._.) φ メモメモ

・・・で、本日「Alexaの話す速度が変更可能になった!!」という話です。

声が大きくなったわけではありません

Alexaの話す速度って考えたことあります??
うちの奥さん(大阪生まれは、台風情報などの長~い解説を聞いているうちに、

「なにタラタラしゃべっとんねん!!
 こっちは忙しいんや! とっとと言うたらんかい!!」

※ 多少デフォルメしていますが、ほんのわずかです

・・・と、ぶち切れる事が時々あります。
確かに、文字の情報と違って音声では読み飛ばしできないですからね。

私も多少遅くは感じていましたので、実際にどれぐらいまで変更可能なのか検証してみることにしました。
(10:00 追記)
視覚障害者の方のコメントやスキル作成時の対策など追記させていただきました。

Amazon Alexaの話す速度が調整可能に
(PR TIMESさんより)

こちらですね!!

Amazonは、「Alexa」が話す速度が、9月11日よりお客様の好みにあわせて調整可能になったことをお知らせします。「アレクサ、もっとゆっくり話して」「アレクサ、もっと速く話して」と呼びかけると、Alexaが話す速度を7段階で調整することが可能になります。

7段階なんですね!
もしかしたら、速いか遅いぐらいかと思っていたのですが、これぐらいなら結構いい感じですね!

・・・で、設定方法なのですが、Alexaアプリかと思いきや音声で操作するようです。

え~・・・なんかわかりにくいですよね。

「もっと」「もう少し」、「話して」「話す速度を上げて」など言い回しが曖昧に感じます。いや「普通の速度」「速度をリセット」など、柔軟に作られていると考えるべきでしょうか?

あと、こんな情報もありました。

話す速度の調整に加えて、Alexaには視覚、聴覚、運動、言語に関する補助を必要とするお客様向けにいくつかの機能が用意されています。詳細については、以下のページを参照ください。
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html/?nodeId=202158280


Alexaのユーザー補助機能に関して書かれているのですが、今回の速度変更に関しては上の記事以上の情報はありませんでした。

とりあえず、試してみないと始まりませんね!!

実際にAlexaの話す速度を変更して検証してみました!!

確認したいことは、

  1. Alexaへのコマンドでの変化量と位置関係
    .
  2. 読み上げ速度比

の2点です。

前者声で実験してみた結果後者Alexaが発声した音声の長さから速度の比を算出したいと思います。

Alexaへのコマンドでの変化量と位置関係

上に引用させていただいたコマンドで実験してみました。
それぞれのコマンドで反応が返ってくるのですが、こんなイメージです。

「アレクサ! 普通の速度で話して!!」
「では! 今から標準の速さで話します。」

「アレクサ! 話す速度を上げて!!」
「では! 今からこの速度で話します。」

「アレクサ! 話す速度を下げて!!」
「すみません!これが一番遅い速度です。」

よかったよかった!明確な返事があるので位置関係が掴みやすいです。
(※ 音量では端まで言ってもサッパリわかりません)
ただし、現在の速度を答えてくれるコマンドは見つかりませんでした。

・・・で、結果です!!

※ 数字は便宜上付けさせていただきました。

7段階ということで、当然中心が標準で上下に3ステップと思いきや、なんと遅い方に2段階、速い方に4段階という変則的な配置でした。

あと、音声コマンドですね。


通常位置に戻す場合はいいとして、問題上げ下げ時のコマンドです。
驚いたことに・・・

「もっと速く(ゆっくり)」=「もう少し速く(ゆっくり)」=「速度を上げて(下げて)」

=1ステップ上がる(下がる)

という、どのコマンドでも動作は同じで1段階しか変化しないという結果でした。

海外製品の日本語マニュアルじゃあるまいし、これは酷いですね。
上長さんがチェックしない組織体系なのでしょうか?(※ 最近よくあります)

読み上げ速度比

ホントはどうでもいいことなのですが、昔の上司の口癖

「技術者なら『およそ』なんて言葉使うな!
 数字で言え! 数字で!!」

でしたので、どうしても・・・

・・・で、Alexaに発声させた内容は天気予報です。

「アレクサ!京都市の天気は??」

「京都府京都市の現在の天気は曇りで、気温は摂氏25度です。
 今日は曇り時々雨でしょう。
 予想最高気温は26度、予想最低気温は19度です。」

実は実験中に天気予報が変わらないかドキドキしてましたが大丈夫でした。
(一時は実験用スキルを作ろうかと・・・)

まず、音声出力(標準(3)と最低(1)、最高(7))をパソコンに取り込みました。
(※ 時間軸は後から微調整しています)


左端の最初の波形は反応音(ポーン!)ですね。
そこから実際のAlexaの発声(天気予報)が続きます。

上から遅い順に並べますので、よかったら実際に聞いてみてくださいね。

ここから発声時間を読み取り、にしてみました!!

実際に録音したデータを聞いてみると、この数字以上に感じます。
特に、速度を上げた方は2倍ぐらい速く読みあげているように感じます。

人間の感覚って、数字どおりにはいかないものですね。

まとめ

あ~、うまくいってよかったです。
一時はマイク入力がうまくソフトに繋がらなくて悲惨な状態でした(泣)

とりあえず、素晴らしい機能が追加されてよかったです。

  • お年寄りには読み上げ速度を落として設定
    1段階ぐらい落としてやればグッと聞きやすくなりますね!
    2段落とすとさすがに聞いているうちに寝てしまいます。
    .
  • 視覚障害者は読み上げ速度を上げて設定
    普段から音声リーダーで高速に聞くのに慣れているので、早聞きの能力は健常者の比ではありません。ホント驚きます!!
    ここはバリバリの最高速で設定しても大丈夫でしょう。

ちょっと冗談交じりに書いてしまいましたがホンネです。(こらこら)

あと、今回の機能通常のAlexaの応答だけかと思っていましたが、スキルの中の発声でも機能しました。(※ Alexaの発声でなく、あらかじめ録音された音声の場合は効きません。)

スキルのプログラム内部でも速度が変えられるので、それとの関係はどうなっているのでしょうね? うま~く、やってくれれば良いのですが・・・うま~く・・・

とりあえず、素晴らしい機能アップに感謝致します!!

(10:00 追記)
いろいろ情報が入りましたので、追記させていただきます。
まず、今回の最高速の音声(上の表では7)を視覚障害者の方に聞いてもらったところ

「残念ながら、ちょっと聞き取りにくいです。
 PC-Talker(Windowsの音声読み上げソフト)に比べると、
 濁っているというか、歪んでるように聞こえます。」

私が聞き比べたわけではありませんが、専用のソフトの方がうまくできている(?)ということなのでしょうかね?

あと、Alexaスキルへの影響ですが、やはり読み上げ速度が変わると影響がでるスキルがあるようで、Alexa道場畠中先生対策方法を書かれてました。


今後Alexaの発声速度に依存しそうな場合は、このタグで速度を固定しておけばいいわけですね!!

以上です。

嫌らしいのが「速度を上げて」「話して」「しゃべって」はOKなのに「読みあげて」「言って」などはダメなことです。
ついつい言ってしまうのですが、ユーザーがコマンドを覚えないといけないのは残念ですよね~
・・・いや、今回何度も失敗しました(泣)

スマートスピーカーへの不信感を払拭する為にも、この辺の標準機能はしっかり作り込んでいただきたいと思います。

(おわり)

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