おはようございます!!
これまでAmazon Echoのプログラミングセミナー、
Alexaウェブセミナー「Alexa道場」を紹介させていただいてます。
これまで8回開催(1,2は、ほぼ同内容)され、昨日(7/5)が9回目でした。
昨日もリアルタイムで受講できましたので、簡単に紹介させていただきます。
(※ 画面コピーはあくまでも動画の一部です。)
目次
第9回Alexa道場:ASK SDK for Node.js Version 2
昨日7月5日(木)12:00 – 12:45に開催されました。
YouTubeにアップされた公式動画です。
後から気づいたのですが、上の公式ページに「事前に読んでおいていただきたいドキュメント」としてリンクが貼ってました。
これを読んでおけば多少でも理解しやすかったかも・・・大失敗です。
あと、以前までは外部のソフト(WindowsならGoToMeeting)でウインドウを開くシステムですが、今回からブラウザ内で表示する仕様に変わりました。
しかもメールのリンクからアクセスするといきなりメールアドレスの入力でした。
え?もしかして登録忘れ??・・・いやいや案内が来てました。
とりあえずそういう仕様に変わったようです。
その後、開始時間直前まで謎の動画が流れる状態から、いきなり始まったので面食らいました。
質問ウィンドウも動画画面の真下に付く形になりました。
それから、何かのトラブルで配信動画の端が切れていました。
(現時点ではYoutube動画も同様ですので、先生に再Upをお願いしています)
以下のダイジェストは生放送時の画像を使っていますのでその状態になっていますので、詳しくは上のYoutube動画の方を御確認ください。
おしらせ
Alexa開発者リワードプログラム(リンク)
Alexa Skills Kit SDK for Pythonのベータリリースのお知らせ(リンク)
クイズ
どのバージョンのSDKを使っていますか?
こちらですが、私の環境では結果が表示されないままでした・・・YouTubeも同じですね。
(声から聞いた)結果では・・・
- ASK SDK for Node.js Version 1 55%
- ASK SDK for Node.js Version 2 44%
- ASK SDK for Java
- ASK SDK for Python(Beta)
- SDKなんか使わずゴリゴリ書く
でした。(Node.js以外は無し)
ちょっと安心しました。
本編「ASK SDK for Node.js Version 2」
① SDK V2の概要
GitHubのASK SDK for Node.js(リンク)
日本語をクリックすれば日本語表示になり、その下にガイドへのリンクもあるようです。
1つ1つ詳しい説明がありました。
初心者的にありがたいのは6.のエラーハンドラーですね。
意味不明の終了の原因がわかりやすくなるようです。
この後、重要な1.2.6.についてのみ詳細説明がありました。
1.複数のライブラリーパッケージを提供
一番上のask-sdkが全部入りで、サイズが大きくなってRambdaのエディタが使えなくなる事もある。
次のcoreは40KBで基本的なことならこちらを推奨。
次のdynamodb・・・はDynamoDBを使うときに必要。
最後のsdk-v1adapterは、V1のコードも混在して使いたい時に必要。
2.より柔軟にできるリクエスト処理
この辺ですが、左端が見えないのであまり理解できませんでした。
・・・見えても同じだったかもしれませんが(泣)
6.エラーハンドラーの提供
コード上にエラーハンドラーの記述をするようです。
エラーになったらメッセージを出してスキルを継続・・・デバッグ時の話だと思ったのですが、通常動作時の異常発生時の処理なのでしょうか??
tell,askの書き方が大きく変わるようですが、これもあまり理解できませんでした。
② セットアップ方法
1.サーバーレスアプリケーションリポジトリを使用する方法
V1ではLamda上の設定図から始めていた(自動でV1のライブラリがくっつく)
V2では一から作成か、サーバーレスアプリケーションのレポジトリのどちらかから始める。
後者なら、Alexaで検索した後、factskillのdeploymentsの多い方を選ぶ。
そして、関数名を入力しデプロイする。
これでロールの設定までやってくれる。
リソースを確認すると全部盛りでコードが出来上がってる。
ここからコードを書き換えて始められるが、関数名が勝手に付けられて変えられないという問題がある。(関連の無い名前なので大変)
2.ローカルでZIPパッケージを作成しLambdaにアップロードする方法
コマンドプロンプトからやる方法ですね。
会社などの権限の制限で1.の方法が使えない時などの話なので、省略します。
③ SDK V1との互換性
これで両方のコードを混在して書く事ができるようになるようです。
SDK V2を利用する際のポイント
以上ですが、今回から本編は録画済みの動画だったみたいですね。
それなら生放送でやる意味がないような気がするのですが・・・
Q&A
Q1:「DynamoDBよりdymnamodb-persistence-adapterを使うメリットは?」
A1:「前回、DynamoDBは説明しましたね。」
「DynamoDBはVersion1はあらかじめ組み込まれてましたが、
Version2ではdymnamodb-persistence-adapterを組み込む必要
があります。」
「(全部盛りの)ask-sdkには入ってますのでそのまま使えます。」
「coreを読み込んだ際は、一緒に組み込む必要があります。」
Q2:「V1とV2を混在したいシーンは、V2でサポートされていない機能
があるということでしょうか?」
A2:「その逆です。
V1ではサポートされない機能が出てくる可能性があります。」
Q3:「毎月のTシャツのデザインは誰が決めるのですか?」
A3:「Alexaチームでみんなで話し合って決めています。」
「こんなのほしいとかリクエストがあれば教えてください。」
気になるスキルコーナー
横浜市のごみの日(リンクはこちら)
「横浜市のゴミの日で、水曜日のゴミを教えて!」
「水曜日はゴミは捨てられません!」
「横浜市のゴミの日で、明日のゴミを教えて!」
「金曜日は燃やすゴミの日です!」
今回はEchoSpotで実行されたのですが、なぜか画面は点滅するだけでした。
他のスキルで表示されるものもかなりあるのですが、これらは既に対応していたということでしょうか?
お知らせ
・ハンズオントレーニング
7月と8月1回ずつなのですが、既に7月分は埋まったそうです。
・Skill Awards
締め切りは8/27だそうです。
ちなみに、関連イベントで6/30~7/1に東京でハッカソンが開催されました。
投票の結果、絵描き歌のスキルが選ばれたそうです。
これは素晴らしいアイデアですね。
どこから歌を持ってきたか(もしくは創作したか)わかりませんが、曲だけ聞いてみんなで絵を描くって凄い発想だと思います。
今後、他のエリアでも開催予定だそうです。(名古屋、金沢、東京、大阪)
・Tシャツキャンペーン
グレイにタコのデザインですね。
個人的には「先月出しておけばよかったぁ~」っという感じです。
次回 7/19(木)12:00~12:40
第10回「Echo Spotに対応したスキルを作ろう」
いよいよEcho Spotですね。発売日の1週ほど前になります。
登録ページはこちらですね。
・アンケート
こちらもフォームが変わってました。
いつも思うのですが「今回のセミナーの実施をどこで知りましたか?」の選択肢に、このWebセミナーという選択肢が無いんですよね。
以上です。
今回、SDKのV1からV2への移行というお話しでしたが、初心者の私にはあまりメリットが感じられませんでした。(・・・というか、メリットの説明ありました??)
ライブラリの組み込み方によってはエディターが動作しない事や、関数名が変えられないなどの問題もあり、まるでβ版を使う事を強いられているようにも感じられました。
今後のAlexaの発展には必要なことなのでしょうけど、落ち着いて改善されるまでは初心者は無理にV2を使う必要はないように感じます。
(今後、ネットや本の情報が入り乱れてくると大変なことになりそうですが・・)
・・・とはいえ、次回のEcho Spotへの対応でV2必須という話になると悩みますね。
新しいものを追いかけるには、ある程度の覚悟が必要なのかもしれません。
(おわり)