全機種:SwitchBot Hubと温湿度計で究極のエアコン制御を目指してみました!!

Google Home及び互換機ユーザーの方へ

Google Home,Nest 及び 互換機ユーザーの方へ

■■■ Google Home,Nest 及び 互換機ユーザーの方へ ■■■
Google Home,Nest 及び 互換機は、2023/6/13(実際は6/14)をもって、音声コマンドで動作するアプリ(アクション)のサービスが終了しました。
※ Google 純正のコマンドはこれまで通り動作します。
これに伴い、各社のスマートホーム機器のアプリを使用したコマンドも使えなくなりました。(※ TVのチャンネル切替などは純正コマンドで対応している場合もあることが判明しました)
詳しくはこちらの記事↓を御確認ください。

本日は、Google Home,Nestの音声アプリ(アクション)が明日(2023年6月13日)で使えなくなってしまう話です。対象アプリ(アクション)や対処方法などまとめてみました。
Clovaユーザーの方へ(サービス終了)

■■■ LINE CLOVAユーザーの方へ(サービス終了) ■■■
LINE CLOVAは2023年3月30日にサービスを終了しました。
現在は、設定済みの製品のみBluetoothスピーカーとして動作させることが可能です。
(インターネットに接続することによる音声コマンドやスキル等は使用できません。)
くわしくはこちら↓の記事を御確認ください。

3月30日でLINE CLOVAのサービスが終了します。Bluetoothスピーカーとして第2の人生を歩ませる方法を詳しく書かせていただきました。(※ 確認中の内容は随時更新します)

おはようございます!!

昨年の今頃、こちら↓の記事を書きました。

本日は「夏休みの工作」として、高精度温湿度計の2台目をベランダに設置してみた話です。結果は・・・

SwitchBot温湿度計夏休みの工作をしたって話ですね!!

・・・ところが直射日光は当たらないものの、コンクリートのベランダに吊された環境では意味が全くありませんでした。

・・・で、この温湿度計を使ってエアコンの制御ができないか試してみました。

「えっ!?エアコン単体で温度は自動設定してくれているよ!!」

って当たり前の話なのですが、我が家ではちょっと状況が違ってました。

SwitchBot Hubと温湿度計で究極のエアコン制御!!

大きな風呂敷広げてしまいましたが、そんなにたいしたことではありません。

我が家のエアコン事情と、SwitchBot 温湿度計による温度測定、そして、SwitchBot Hub Plusの赤外線リモコンによるエアコンのコントロールを組み合わせてみた話です。

我が家のエアコン事情

エアコンはこちら↓の記事に書かせていただきました。

冗談のように可愛い「SwitchBot Hub Plus」の【Google Homeでエアコン編】 です。エアコン自体の設定は簡単だったのですが、温湿度計が・・・

2008年製造ノクリア AS-Z50T2Wという12年程前のモデルです。

赤外線リモコンで操作するタイプでなのですが、ちょっと問題がありました。

「温度設定は上限30度までしかできない。」

いやいやいや全然問題ないでしょ?冷房でわざわざ31度なんて設定しませんから!!
確かにそうなのですが、この子も永年の疲れからか動作がおかしくなってしまってます。

そもそも私はエアコン嫌いなので設定は30度にしています(※ 扇風機併用)


普段はこれで調子よく動いてます。

 31℃ → 29℃ → 31℃ → 30℃ → 31℃ → 30℃ → 31

ところが、外気温が35℃を越えてくる挙動がおかしくなってきます。
内蔵の温度センサーが誤動作しているような感じです。

 31℃ → 27℃ → 31℃ → 28℃ → 31℃ → 28℃ → 31℃

設定温度から2℃下がったあたりまで行って、ようやく動作が止まるので完全に制御できていないのでしょう。

ちなみに、普段は室温31℃の時にリモコンで温度を確認(※ 音声で答えてくれる機能)すると・・・

「冷房30℃の設定。お部屋の温度31℃です。」

という感じで返してくれます。
ところが、外気温が異常に上がると・・・

「冷房30℃の設定。お部屋の温度、設定温度になっています。

と返ってきます。

設定温度になってるなら止まってくれればいいのですが、なぜかブン回しなんです!!

その結果、最悪26℃台に突入することもあり、寒くてしかたありません。

※ ホントはTシャツ短パンなんです。

ただの故障なのかもしれないのですが、修理見積だけでもお金はかかります。
35℃を越えるような日だけの現象なので、これまで我慢して騙し騙し使ってきました。

Switch Bot温湿度計のシーン設定によるエアコンの制御

今回の問題エアコン内蔵の温度センサーが原因と言えます。
そこで、コントロール部分Switch Botに置き換えてみます。

※ HubはPlusでなくてもminiでOKです(こちら

使うのは、スマホのSwitch Botアプリシーン機能です。(こちら


同じようなものはGoogle HomeではルーティンAmazon Echoでは定型アクション、CLOVAではマイコマンドでできる・・・かもしれませんが、調べてません。(手抜きモード)

Switch Botのシステム単体で完結させた方が確実に安定に動くという判断です。


これが設定状態です。(※ 3つ目は夜のエアコン消し忘れ防止設定で、今回の記事とは別です)
いつもは設定前から順番に説明させていただくのですが、この画面は設定後になります。
(消して最初からは面倒なので(汗))

  • 上は、30℃になったらエアコンを30℃設定でオンする設定
  • 下は、29℃になったらエアコンをオフする設定

ですね。
本来は下でエアコンを31℃もしくはそれ以上にすることで電源を切らずに済むのですが、このエアコンは設定ができないので電源オフとしました(泣)

設定を追加する際は、右上の「+」をタップするとこの画面↓になります。


ここから4つの項目を順番に設定していきます。

シーン名(新しいシーン)

新しいシーンシーン名ですね。横のペンのアイコンをタップすれば変更できます。


部屋とシーンのボタンがあるのですが、文字がコピペするだけでスマートスピーカーの設置場所とは何の関係もありません。ちょっと紛らわしいですね。

条件(トリガー)

すべての条件が満たされた時の条件ですね。タップすると条件選択になります。


ここでは、リビング温湿度計条件に使いますのでそれをタップします。


今回は温度ですね。(※ 除湿器を動かす時などは湿度も設定できます。)


画面の下の方に、以上・以下の選択、そして温度選択がありますので、上下にフリックして設定します。
今回は

  • 30℃以上
  • 29℃以下

の2種類を設定しました。

終わったらOKをタップしてから左上の←で戻ります。

アクション

実行する内容ですね。タップすると機器選択になります。
私の場合は赤外線リモコンでコントロールできるこれらの機器ですね。


今回はエアコンを選択しました。

これが初期表示です。既に設定値が存在していてもこの表示なので大変紛らわしいです。

今回は、まずエアコンの30℃設定ですね。


まず、ONを押せば温度が表示されるので、下にある+-で目的の30℃に設定します。
それから冷房をタップし、最後に右上のレで保存ですね。簡単です。

対して、問題はエアコンを切る方でした。


上のもそうでしたが、OFFを押しても色が変わりません。
これで設定されているのか不安ですが、そのまま右上のレで保存ですね。

有効期間

設定したシーンの動作がいつ有効になるかですね。
本来はシーン単位でオンオフできるようになってます。


なので、今回の用途では家にいるときだけオンすればよいのですが、念のために設定してみました。


これも非常に見づらいのですが、有効になる曜日を水色で設定します。(※ 無効は灰色)
その下は、一日中か時間指定かですね。一日中をオフにすると、時間指定ができるようになりましたので、とりあえず9時~23時で設定しました。

・・・あれ?これじゃエアコンがついてるときに時間が来たらついたままですね。
あまり意味無かったです。

結果

うまくいきました!!・・・ってで見せた方がいいですね!!
Switchボットアプリ温湿度計をタップすると履歴データが見れるので、温度を確認しました。


昼頃に設定して夕方までの履歴です。(※ 昼間では30℃設定固定でした)
最高温度は30.6℃ですね。
最低温度はタップしてカーソルを出して左右に移動して2時ぐらいだと28.8℃ですね!!


およそ29℃~30℃でコントロールできていると思います。

ちなみに、過去のデータからエアコンのみで30℃設定の状態を振り返ってみると・・・


縦軸も横軸(時間軸)も異なりますので比較は無理ですが、30℃設定にも関わらず室温は26.6℃~27.5℃で推移しています
完全に冷えすぎで修理レベルですね。(※ 外気温35℃未満では正常に動作しています)

ちなみに、この日はgoo天気によると38.3℃かなり暑かったようです。


かなりブン回しで頑張っていたのでしょうね。

(おまけ)消費電力は・・・

そういえば、エアコンは連続運転した方が頻繁にオンオフするよりも省エネになると言います。こちらの記事にもそうありますね。

今回はエアコンの温度設定の仕様上、30℃設定と電源オフの間を行き来させる設定になってしまいましたが、これは消費電力的にはどうだったのでしょうか?

外気温他の家電の消費電力もあるので単純に比較できないのですが、太陽光発電の発電量と消費電力のグラフで見ると、こんな感じでした。


これではさっぱりわかりませんね。他の消費電力の影響で細かい部分が見えません。
昼からの2つの突起は冷蔵庫かも??(※ 奧さんがゴソゴソしてました)

あと消費電力です。
稼働時約0.8KW。


停止時約0.2KWでした。


エアコンの消費電力とすると、0.6KWh程度ですね。
その横に消費電力も出てますが、これも設定前後は微妙な違いでした。

以上、何の役にも立たないけど折角撮ったので貼らせていただきました。

まとめ

ちょっとポイントをまとめてみます。

  • シーン設定での温度設定は1℃単位。
    これは残念でした。本体も0.1℃単位、アプリも0.1℃単位なのに不思議です。
    本当は0.5℃単位で設定させてほしいところでした。(※ 家族が微妙に暑いというので・・・)
    ちなみにこの分解能はGoogle HomeやAmazon Echoなどの機器でも異なります。
    なぜなんでしょうね?
    .
  • 温度での動作は数分遅れる。
    ず~っと監視していると2~3分かかりました。
    また、スマホアプリでの表示とのタイムラグもありました。
    どの部分での遅延が発生しているのか、さっぱりわかりません。
    /
  • シーン設定のオンオフでもう一捻りほしい。
    スマートスピーカーでの同様の機能でもそうなのですが、設定自体のオンオフがアプリでしかできないのが不便です。
    音声から個々のシーン設定のオンオフが出来ればよいのですが・・・

こんなところです。

ちょっと試してみたかっただけなのに、消化不良な結果で申し訳ありません。
もう少し条件を考えて数日かけて実験するべきでした。

一応、温度を精度良くコントロールすることは大成功なのですが、消費電力を考えるとよくわからなくなってきました。

以上です。

温度センサー誤動作の根本原因は「エアコン内に温度センサーが内蔵されていること」ではないかと思います。その結果、外気温で本体の熱が上昇すると誤動作するのではないかと・・・

それで、ずっと気になっていた「なぜ赤外線リモコンに温度センサーをつけないのか?」を調べてみたのですが、残念ながら見つけ出せませんでした。
特許もこれだけでした。以前は三洋製エアコンに存在したようです。(こちら

赤外線センサーで温度を測るよりも、リモコンに温度センサーを載せる方がベストだと思うのですが、なぜ広まらないのでしょうね?

(おわり)



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