おはようございます!!
1ヶ月ほど前、こちら↓の記事を書きました!
Amazonそして、Googleのイベントですね。(※ Appleは毎月のようにやってるので省略)
記事ではスマートスピーカーの新製品について書いていましたが、他にも多くの新製品や新機能が発表される機会です。・・・で、実はCLOVAの親元(笑)LINEさんでも同じように発表会が行われます。
内容をさらっと見ていたら、CLOVA関係のちょっと気になるセッションがありましたので紹介させていただきます!!
目次
LINE DEVELOPER DAY 2020
こちらです!!
日本語で言えば開発者会議でしょうか。有名なAppleのWWDCもそうですね。
今年はオンラインで開催されるようです。
一般人の我々には敷居が高いのですが、こちらを見ると参加できそうですね。
・・・で、3日間で発表される内容(セッション)は、左にあるアイコン↓から確認できます。
CLOVA関係は一番左のAI/Dataにあるようです。(※ 関連するものは他にもあるかもしれません)
確認してみたところ、2つありましたので紹介させていただきます。
CLOVA Speech: 次世代音声認識のある生活
こちらです。
(※ 内容が変更される場合がありますので、必ず公式サイトを御確認ください)
CLOVAの音声認識に関するお話のようですが、残念ながら私にはサッパリ・・・
これまでの伝統的な音声認識は、音声からの音響特徴の抽出、音響特徴と音素の関係を表す音響モデル、単語と単語の関係を確率として表す言語モデル、それぞれに適切なモデリングが必要な複数の段階を踏む方式であった。しかし、このような従来の音声認識から一歩進み、シンプルニューラルネットワークを用いて入力音声から直接的にテキストを出力するEnd-to-End音声認識が脚光を浴びている。特に最近では、End-to-End音声認識の性能は論文での実験段階を終え、実質的な商用化サービスの重要な軸の一つを担うようになりつつある。本発表では、我々が開発している多言語End-to-End音声認識器(NEST)について、日本語及び韓国語・英語に関して現時点で進行・計画中のサービス事例を中心に紹介する。
・・・では、ちょっと厳しいので次にいきます。(ごめんなさい)
2USDでスマートスピーカーが動く「ESP32 CLOVA」
こちらです。
(※ 内容が変更される場合がありますので、必ず公式サイトを御確認ください)
こちらはどちらかと言えばハードウェアに関するお話のようです。
LINE CLOVA のスマートスピーカーは、AndroidやLinux上のアプリケーションとして実装されています。これらのOSを動作させるためのSoCは安価とは言えず、スマートスピーカー自体のコスト引き上げと、活用範囲を狭めてしまう要因の一つとなっていました。そこで、ESP32という、比較的低性能ですが小型で安価なSoCを利用して、CLOVA Platformをベースとしたスマートスピーカーの実装を行いました。どのように動作しているか、また、実装するにあたって苦労した点やノウハウなどを紹介します。
ちょっと箇条書きにしてみますね。(※ わかりやすく変更しています)
- CLOVA(スマートスピーカー)はAndroidやLinux上のアプリケーションとして実装されています。
. - これらのOSを動作させる為のSoC(※ CPUに周辺回路が複合されたデバイス)は高価で活用範囲が狭いんです・・・
. - そこで、安価なESP32という電子部品で使えるようにしてみましてみました!!
・・・ちょっと細かく書いてみます。
ESP32・M5StackでCLOVAが動作する時代が来る!?(妄想)
まだセッションを拝見していない状態での想像ですが・・・
まず、ESP32というのはこちら↓の記事でゴソゴソ勉強しているスマートリモコンボードに載っている製品です。
写真ではCPUと書いてますが、金属ケースに入ったこちらがESP32本体で、その上がアンテナですね。そういえば、この部品の価格って??・・・
セッションタイトルに「2USDで・・・」とあったのは、このことだったんですね!!
(※ ちなみに現在$1(1USD)は約105円)
ただ、このパーツだけではCLOVAは動いても、マイクもスピーカーもLEDも無く、当然音も出ませんので、ある程度は周辺部品が必要になってきます。
そこで、ESP32が搭載されたものと言えば・・・・M5Stackシリーズですね!!
M5Stack 開発ボード M5Stack Core2 開発キット
デュアルコア32ビット240Mhz LX6プロセッサーUIFlow, MicroPython, A r d u i n o用
小さいものもあります。
M5Stack M5StickC Plus ESP32-PICOミニIoT開発ボード
m5stack iotキット フィンガーコンピューターカラーLCD
もちろん、このままでは無理なので、もう少し部品を付け加える必要があります。
・・・でも、多くのユーザーが使っているM5StackでCLOVAが動くとなると素晴らしいですね!!
そういえばCLOVA以外ですが、こちら↓の記事で紹介させていただいたrobo8080さんがM5StackにAlexaを載せておられました!!
ESP32 Alexa Clientを #M5Stack に入れて動かしてみた。M5StackがAlexaになった🥰 これに手足も付けたいな〜😁https://t.co/DxpTe6s9My pic.twitter.com/C1gl897VDz
— robo8080 (@robo8080) February 20, 2020
これと同じように、CLOVAがM5Stackで動くようになる日が来るかも!!
まとめ
久しぶりに夢のある話で嬉しかったです。
この勢いで完全にオープンソース化されたりすると凄いことになるでしょうね。
Androidがスマホで広まったように、CLOVAがスマートスピーカー界で広まる可能性も??
・・・でも、CLOVAのサーバー部分の費用は??・・・う~ん・・・
いつの日か、Amazonさん,Googleさんは・・・無理としても、Appleさんは越え(以下自粛)
以上です。
以前、Clova Friendsのセールの際に
「Amazon EchoでClovaが動いてくれるようになるなら、それはそれでアリかも??」
と書きましたが、別の形で実現しそうです。
発表会で終わってしまわずに、是非ユーザーへの解放を実現してほしいですね!!
・・・ただし「ねぇ!CLOVA」だけは(泣)
(おわり)