おはようございます!!
先日、こちら↓の記事を書かせていただきました。
Google Homeアプリのホームビュー改善ですね!!
非常にわかりやすく便利になったのですが、私の環境ではまだまだバグがある状態で・・・
まぁ、普段は音声でしか使わないのがスマートスピーカーなので、設定アプリのバグぐらいは全然大丈夫なんですけどね~!!・・・で、問題は後半の部分です。
「アプリの改善が原因?それともVoiceMatchが原因??突如リモコンが使えなくなった話!!」と書いて一緒に紹介させていただいたのですが、この後アッサリ再発してしまいました。
アプリのバージョンアップとは(おそらく)関係なかったみたいですね~(おい)
・・・で、本日は各方面でいろいろ情報集めてわかってきたことを書かせていただきます。
ちょっと根が深そうなのですが・・・大丈夫ですよね?Googleさん??
(’22 4/29 12:30追記)
状況に変化がありましたので、VoiceMatchの動作を再確認の所に追記しました(泣)
(’22 7/18 19:00追記)
状況に変化がありましたので追記でしました。
併せて、Google Homeアプリでの実験は全く意味が無かったことが判明したことも書いています(泣)
目次
VoiceMatchのトラブル発生!突然スマートリモコンが使えなくなった話!!
前回はGoogle Homeアプリの改善時期がトラブル発生のタイミングがほぼ同じでしたので紹介させていただきましたが、VoiceMatchが原因のようです。
ちょっと複雑な話になりますので、順を追って書かせていただきます。
VoiceMatchとは?
Google HomeやGoogle Nestの中に入っているのが、Googleアシスタントです。
あらかじめ、ユーザーの声を一人一人登録しておくことによって、スケジュールや各種設定の切り替えなどの個別の対応ができるシステムです。
こちらのページに詳しく書いてあります。
「誰の声かを判断したうえでアカウントに基づく情報を提供することができます」
- Gmail、Google カレンダー、Google フォトの検索結果
- 他の Google サービスでのアクティビティに基づくおすすめのレシピ
- YouTube Music の個人用プレイリスト、高く評価した曲、アップロード、ライブラリのコンテンツ
家族でGoogle Home,Nestを使う場合は、できるだけ各自のアカウントを作って個別に管理する方が便利になるってことですね。もちろん、小さい子供達まで設定する必要はありません。
・・・で、設定することで便利になるのは間違いないですが、逆に正常に動作しなかった場合は逆にトラブルの元になります。
当ブログでも過去記事に書いてます。(※ 一部です)
今回は(公式ページには書いていない)あらたな要因がトラブルの原因になったわけですね・・・
今回のトラブルとは・・・
我が家の和室のテレビがコントロールできなくなりました。
確認すると奧さんが命令する時だけ動かなかったので、
「またVoiceMatchが不安定になってるんだろう・・・」
と、甘く考えていました。
過去にもVoiceMatchはたびたび不安定になってました。
私の声を認識しなかったり、奧さんの声だけだったり、2人ともダメだったり・・・
それでも、数日待つと普通に使えることが多かったので、
「Googleさん、また不安定になってるね・・・」
と言いながら、のんびり動くまで待つようにしていました。(=赤外線リモコン併用)
動くコマンドと動かないコマンドがあった!
我が家の和室のスマートリモコンは「ハローキティコラボモデル RS-WFIREX4K1」です。
※ 現在は通常モデルのRS-WFIREX4のみの販売になります。
もう2年ほど使っていますが特にハード的な問題もなく元気に動いてくれてます。
いろいろ試してみると、TVの操作で動くコマンドと動かないコマンドがあることがわかりました。
TVのオンオフは動いた!!
基本的なコマンドですね。こちら↓の記事に詳しく書いています。
「オッケーグーグル! TVをつけて!!」
「わかりました。TVをオンにします。」
実は、この操作は「スマートホーム」コントロール機能を使う方法で動作させています。
この方法は、Google Homeアプリにデバイス(ここではRATOCのリモコンでのテレビ操作)を登録するだけで使えるようになりました。
電源のコントロールだけならこれだけでよかったわけですね!!
マイアクティビティー(こちら)を確認すると、こんな感じです。
全てこんな感じでできればスマートホームもラクチンなのですが、チャンネルの方はそうではありませんでした。
TVのチャンネル切替は動かなかった!!
応用編的なコマンドですね。これら↓の記事に詳しく書いています。
上の記事で基本的な動作を設定して、
下の記事でコマンドをGoogle Homeのルーティン機能を使うことで簡略化しています。
「オッケーグーグル! 6!」
「はい、家電リモコンです。(Google アシスタントの声)」
「チャンネルを6にしました。(家電リモコンアプリの声)」
本来なら、こんなかんじで動きます。
実は、この操作は「カスタム」コントロール機能を使う方法で動作させています。
そのままでは「家電リモコンと話してテレビを6チャンネル」(※ 後日「使って」が「話して」に仕様変更になりました。)とコマンドが長くなってしまうので、ルーティン機能を使うことにより「6!」と呼ぶだけで機能するように設定しています。
ちなみに、この方法は家電リモコンアプリから(自動的に)Googleアシスタントに接続し、家電リモコンシステムとリンクさせる必要があります。
・・・で、こちらが動作しなかったわけですが、マイアクティビティー(こちら)を確認すると、こんな感じでした。
(ルーティン定義で「6」が「家電リモコンと話してテレビを6チャンネル」に変換して実行された内容が表示されています。)
どのユーザーの声か特定できなかったため、家電リモコンに接続できませんでした。Google HomeアプリでVoice Matchの設定を確認してください。
とありますが、設定を確認したり再設定しても変化はありませんでした。
(※ 設定はGoogle Homeアプリでデバイス毎の設定と、Googleアシスタントのアカウント毎の設定の2ヶ所ありました。)
VoiceMatchの動作を再確認してみました!
ここまでの説明は、我が家の和室にあるGoogle Home miniで奧さんの声で確認した結果でした。これだけでは状況がよくわかりませんので、原因を特定し対策を検討する為に要素を変えて実験してみました。
実験方法は
「オッケーグーグル! 私は誰?」
と聞いて、登録した名前を言ってくれるか?です。
Google Home mini |
Google Home (無印) |
Google Nest Hub (初代) |
スマホの Google Home アプリ |
|
私 | × | ○ | ○ | ○ → × |
奧さん | × | ○ | × | ? → × |
※ 「→」に関しては記事作成時に再確認して変化があった場合に記載。?は未実施
正常に認識した場合は、こんな感じ。
ダメな時はこんな感じです。
※ 「よく聞き取れませんでした。もう一度おねがいします。」の場合もあります。
面白いのは、複数デバイスの結果がごっちゃにマイアクティビティに登録される時があることです。
うっかり上の表の○と×を並べて試してしまった場合ですね。(本来は片方をMUTEしてます)
何かが混乱して記録されているようですが、よく見ると4種類ありますね。
ただ、今回のトラブルと関係あるかはわかりません。
ちなみに、この状態でちゃんと名前を返してくれる(=認識してくれる)環境では、RATOCさんのスマートリモコンでチャンネル変更も実行可能でした。
名前を返してくれない(=認識してくれない)時は、チャンネル変更が不可能なわけですね。
(’22 4/29 12:30追記)
2,3日経ちましたが、状況に変化がありました。
Google Home mini |
Google Home (無印) |
Google Nest Hub (初代) |
スマホの Google Home アプリ |
|
私 | × | ○ → × (4/28) |
○ | ○ → × |
奧さん | × | ○ | × | ? → × |
残念ながら(後述の)対策としてminiと置き換えた無印が私の声を認識してくれなくなりました。
これで、リビングに置いたNestHubは私の担当、和室に置いたGoogle Home(無印)は奧さんの担当になってしまいました。
(※ 7/18追記 その後2つの置き場所を入れ替えて運用してました)
(’22 7/18 19:00追記)
あれから約3ヶ月。時々チェックしていると治っているような挙動がありましたので再確認しました。
Google Home mini |
Google Home (無印) |
Google Nest Hub (初代) |
スマホの Google Home アプリ(※1) |
|
私 | × (4/28) → ○(7/18) |
× (4/28) → ○(7/18) |
○ | ー(※1) |
奧さん | × (4/28) → ○(7/18) |
× (4/28) → ○(7/18) |
× | ー(※1) |
Google Home,miniの2つが正常に認識するようになってくれてましたので、両機種を元の場所に戻しました。よかったよかった・・・
ただ、Google Nest Hub(初代)が相変わらず奧さんの声を認識してくれません。
液晶モデルの認識性能が悪いのか?それとも初代NestHubが性能的に問題がある(※ OSの変更以降、他にもいろいろ病気が発症してます)のか?・・・原因はわからないままです。
・・・あと、これは大変申し訳ありません。
※1のGoogle Homeアプリですが、それぞれのアカウントでログインしている状態では正常に認識してくれました・・・というか、どちらの音声でも常にログインしている名前で認識してしまいます。
アプリではVoiceMatchを使って認識しているわけではなさそうです。
アプリのログインアカウント本人が使っている前提で動作していました。
申し訳ありませんでした!!
対策は・・・
公式サポートやネット上の情報を元に、実際に試してみた内容を紹介させていただきます。
設定アプリの確認と再設定!!
どのユーザーの声か特定できなかったため、家電リモコンに接続できませんでした。Google HomeアプリでVoice Matchの設定を確認してください。
ちゃんと全てのデバイスで使えるように設定されています。
念の為に一旦チェックを外して入れ直したり、スライドスイッチのオンオフを試してみましたが、変わりありませんでした。
もう1つはデバイス毎の設定ですね。
その操作を行うには、このデバイスでのアカウントに基づく情報の利用をアシスタントに許可する必要があります。この設定はアシスタントの設定で変更できます。
「この設定はアシスタントの設定で・・・」の意味が理解できませんでしたが、探してみたところそれらしい箇所がありました。
では、和室に置いたミニさん・・・
こんなところに隠れていました!・・・が既に両方ともONになってますね。
まずはアカウントに基づく情報!!・・・スイッチだけでした。
これは上に書いたアシスタントの設定からの流れで行き着いたところと同じものですね。
(ショートカットでもないのに、ルートが違うのに同じものに辿り着く配置は紛らわしいです)
これら2つも、念の為に一旦チェックを外して入れ直したり、スライドスイッチのオンオフを試してみましたが、変わりありませんでした。
言語設定を一旦英語に変えてみる!!
こちらはGoogleサポートさんから教えてもらった方法で、Twitterでの成功例もありました。
これで英語版Google Homeに生まれ変わりました!!(笑)
「Hello!」など話してみてから同様の手順で日本語に戻し、確認してみましたがダメでした。
・・・ちなみに、この方法はKou@スマートホームさんのこちらの記事にも載っていました!
確認してみたところ、この現象が出たのは’21-1だそうで、最近発生している問題とは別なのかもしれません。(ただし、VoiceMatchの動作不良対策としては定番のようです)
アプリを削除して再インストールしてみる!!
こちらもGoogleサポートさんから教えてもらった方法なのですが、仮にGoogle Home関係の設定が全部消えてしまうことになると地獄をみることになりますので、最終手段とさせていただきました。(※ どうしようもなくなったときに実行することにするという意味)
たぶん、大丈夫だとは思いますが、なにせバックアップ手段が存在しないシステムなので・・・
いっそ!デバイスを変えてみる!!
・・・そういえば、VoiceMatchの動作確認の際に、デバイスによる差がありました。
Google Home mini |
Google Home (無印) |
Google Nest Hub (初代) |
スマホの Google Home アプリ |
|
私 | × | ○ | ○ | ○ → × |
奧さん | × | ○ | × | ? → × |
法則性はサッパリわかりませんが、これを見る限り一番安定に動いているのは(普段は使っていない)初代Google Homeということになります。
それならば、これを置きっぱなしのリビングから和室に移動してやれば使えるかも??
やってみました!
はい、これで移動できました。(※ スマートホーム機器を動作させる為に同じ部屋に置きました)
この状態で動くか・・・
「オッケーグーグル! 6!」
「はい、家電リモコンです。(Google アシスタントの声)」
「チャンネルを6にしました。(家電リモコンアプリの声)」
はい、問題なく動きました。
まとめ
結局、いろいろ試しても効果的なものは見つからず、動作するデバイスでお茶を濁したわけです。今回のトラブルが影響したのは1つの部屋だけでしたので助かったわけですね。
Google Homeさんとしても現在修正中なので根本的な対策が終わるまで待ってほしいとのことでした。
私はどの対策も効果がなくて安易に手元にあるデバイスに走ってしまいましたが、上にあげた対策方法を試していただけると幸いです。間違いなく効果があった方もいらっしゃったので!!
とりあえず、まとめです!!
- VoiceMatchのトラブルが発生中!!
既にGoogleさんが把握されて対策準備中ですので、待てばいずれ治ると思います。
. - VoiceMatchが影響する範囲は・・・
公式には「Gmail、Google カレンダー、Google フォトの検索結果 他の Google サービスでのアクティビティに基づくおすすめのレシピ YouTube Music の個人用プレイリスト、高く評価した曲、アップロード、ライブラリのコンテンツ」とありますが、確認したところ、ルーティンや各社スマートホームシステムとのリンクなども影響するようです。他にもあるかも??
. - スマートホーム機器のスマートホームコマンドは動作するが、カスタムコマンドは動作しない。
同じ製品内にGoogleさんの都合で2種類のコマンドがあるわけですね。
その結果、動くコマンドと動かないコマンドが存在することに注意ください。
. - なぜかスマートデバイスデバイス依存が!!
今回は手持ちの製品で確認しましたが、間違いなくデバイスによる違いがありました。
もしかしたら同じ製品でも製造ロットなどの関係で影響を受ける製品があるかもしれません。使ってないデバイスや借りれるがあれば試してみるといいかも?
・・・ただし、使えたデバイスでも突然使えなく可能性はあります。
. - トラブルの原因は1つではなさそう・・・
以前にも発生していたこと、その対策が効かないこともあることから、原因は1つでは無いかもしれません。複数の原因があると解決が難しいですね。
. - 対策は複数あり!ただしどれが効果あるかは不明!!
環境による影響もありそうなので、いろいろ試してみるしかありません。
今回の件はVoiceMatchシステムの日本語環境特有のトラブルという情報もありますので、英語環境で使うのも1つの手かもしれません・・・あっ!私は英語は苦手ですので・・・
あまり必死に頑張らず(笑)にGoogleさんの対策ができるまで、簡単にできる方法で逃げた方が良さそうです。
この機会にメルカリ等で古いモデルを予備機として買っておけば・・・あっ!デバイス依存を考えるとこれはダメですね。
以上です。
今回も長々と書いてしまいました。
ほんと!自分のメモ帳です。読みにくくてホントに申し訳ありません。
これまでは1日1記事と決めていたので書く時間も制限されたのですが、のんびり更新に変えてからはズルズル書いてしまうことが増えてしまいました・・・
(おわり)