おはようございます!!
これまで、スマートスピーカーの消費電力に関して調べてきました。
https://sumasupi.net/2017/11/22/running_cost/
え~14機種ですね。他にスマート電球やAlexa扇風機などもありました。
・・・で、本日はこちら↓の記事のAmazon Echo Show10です。
今回も同じようにどれぐらいの電気代がかかるのか?調べてみました。
大きなモーターが乗ってかなりの重量級なだけに・・・心配です!!
目次
Amazon Echo Show10の消費電力を測定してみました!!
公式の消費電力は?
Amazon Echo Show10のスペックは販売ページ(こちら)を確認してみました。
・・・が、これが書いてないんです・・・というか、他のEchoシリーズでもそうでしたね。
そうなると現物、本体の下を見ると・・・
18V/1.67Aなら・・・約30Wというところでしょうか?さすがに強力ですね!!
ライバル機種となると・・・Apple HomePodぐらいか?
・・・ただ、あちらはACアダプタも無く、表示もなく、検討もつきません。
しいて言えば、重さでの比較ですね(笑)
ワットモニターの準備
今回もサンワサプライさんのワットモニターを使いました。
待機状態(マイクからの入力待ち)
定常状態ですね。
起動後、Wifiに接続し、使える状態になったところです。
24時間電源入れっぱなしのスマートスピーカーの場合は、何もしなくても使っている電力ですね。
この状態で測ってみました。
6.2Wぐらいですね。でも6.0~8.0Wぐらいにチラチラ動きます。
何もしなくても常時天気予報やニュースを読み込んでいるようで、その時に高くなるようですね。
マイクのミュート状態
本体左上にあるミュートスイッチをポチっとしました。
・・・ん?この機種は若干変わりますね。4.5W~6.0Wぐらいです。
Show5とちょっと違いますね・・・と言っても、ファームの更新などで今は同じような動きになっているかもしれません。あまり気にする必要もないような・・・
カメラのオフ状態
本体右上にあるカメラオフスイッチをスライドしました。
5.5W~6.5Wぐらいですね。
マイクミュートより小さくなると思っていたのですが、ちょっと高めなのが意外でした。
音楽を再生した場合
今回はAmazon Musicから結構音量大きめな曲を選びました。(いつもの曲ですが)
最小から最大まで30ポジションですね。・・・えっ!!なにげに細かい!!
(※ 音量0を含めると31ポジションです)
まず、通常の音量・・・(15)で聞いてみましょう!
ちょっと上がりました。
では(1)では・・・
夜中に聞くような小さい音なのですが、何もしないときよりは電力は増えてますね。
最大音量(30)はどうなるか・・・
あ~!!これはかなり結構御近所迷惑です・・・昼間でもあかんやつですね。
もちろん動きはかなり激しいですが・・・9~13Wというところでしょうか?あまり増えてないですね。
ただ、音楽としては聞けたものじゃありませんね。
PrimeVideoを再生した場合
動画再生時の測定は、映画SING/シング で試してみました。
MISIAの歌声が堪能できる、あのシーンですね!!
いや~何度聞いても素晴らしい!!・・・はいはい
あくまでも音楽再生だけより若干電力は多いかな~という感じでした。
AmazonMusicでも字幕は表示されているのでビデオ系の消費電力はさほど変わらないでしょうし、しいていえばWifiのデータ量が増えるぐらいですね。気のせいかもしれません(笑)
・・・ん?
画面の動きの激しい映像なら変わってくるかも??・・・またの機会に!!
(※ なんとなくビデオカードの評価みたいに面倒なので放置すると思います)
液晶モニターを回転させた場合
本機の目玉機能ですね!!
横を向いている時に「アレクサ!!」と声を掛けて、クルッっと回るときの電力を測ってみたところ・・・
音は全く出ていませんのでモーターの回転だけになります。
±1Wぐらいで変動するので、時間が短い為に正確に測れていないのかもしれません。
(と言っても1,2秒はあります)
どちらにしても長時間動作し続けるような使い方はしないので、気にする必要はないでしょうね。
まとめ
消費電力比較
今回の機種は平均すると通常動作状態で7W、最大で11Wというところですね。
(正確には1時間あたりなのでWh)
一般的な1kWh(1,000Wh)=21円計算で計算してみると・・・
(※ 以下「,(カンマ)」ではなく「.(小数点)」です)
- 1日あたり 24 x (7 ÷ 1000) x 21 = 3.528円
- 1ヶ月(31日)あたり 3.528 x 31 = 109.368円
と、なりました。
ただし、これは停止状態での電力なので、本機のような一日中音楽を流しっぱなしにしたり、動画を見たりするような機種は、その音量時の電力量を加味した方がいいですね。
それでは、これまでの14機種と比較してみます。
・・・えっと!Show5くんの横が空いてますね!!(転校生ですか!!)
(※ 表が横長なので、見えない機種は左右に動かしてやってください)
ちょっと驚き!!これはかなり多いですね。
待機電力が大きく他の大型機種の倍ぐらいしますので、電気代に大きく影響しそうです。
使えば使うほど他機種との差は小さくなるでしょうけど、大音響で音楽を聞き続けたり、プライムビデオを一日中見てるとは思えません。
・・・と言っても、月100円程度なんですけどね(笑)
あと面白いことに、全て電力がEcho Show5のほぼ倍ですね。
画面も倍なら、電力も倍!!・・・・はい、どちらでもいいことですね!
以上です。
ちなみに、なぜ待機電力が大きいか?なのですが、通電中に液晶モニターを回そうとするとかなりの抵抗を感じることから、内蔵のブラシレスモーターへの給電が影響しているような気がします。完全に電源を切ってやれば液晶部分は軽く回るようになるので、内部的に通電している状態で制御がかかっている(位置を固定しようとしている)のではないでしょうか?
ちなみに、これぐらいのモーターって、単体ではどれぐらい電力を使うんでしょうね?
モーター系は子供の頃のマブチモーター以来全く知識がなく、よくわからないのです(泣)
(おわり)