おはようございます!!
これまで、消費電力に関して記事を書いてきました。
え~9機種ですね。あとスマート電球もありました。
・・・で、本日はこちら↓の記事のGoogle Nest Hubです。
注目のGoogle Homeの液晶搭載モデルですね。
名前が変わったので、大変紛らわしいのですが・・・
今回も同じようにどれぐらいの電気代がかかるのか?調べてみました。
目次
Google Nest Hubの消費電力を測定してみました!!
公式の消費電力は?
Google Nest Hubのスペックのページ(こちら)を確認してみました。
・・・が、これが書いてないんです。書いてあるのはACアダプタの容量の15Wだけ。
海外の製品は書いてないことが多いですね。スペックに拘るのは日本人だけかも?
サイトにも取説にもないので、本体ですね・・・ありません。
ACアダプタは・・・
入力は100-240V,0.4A 50-60Hz、出力は14V1.1Aですね。
これでおおよそ15Wですね。
ACアダプタの余裕度もかなりあるでしょうから、この数字にはあまり意味がありませんね。
ワットモニターの準備
サンワサプライさんのワットモニターを使ってみました。
(※ 上段の表示は一定時間の平均表示なので、リアルタイムには追従しません)
待機状態(マイクからの入力待ち)
定常状態ですね。我が家では時計表示ですね.
この状態で測ってみました。
3.1Wぐらいですね。0.5Wぐらいはチラチラ動きます。
この辺はスピーカーだけの機種と違って、内部的にいろいろな動きがあるのでしょうか。
ちなみに、この状態から「オッケーグーグル!」と声を掛けると、ちょっと電力が増えます。
画面的には上から音声コマンドが表示されるだけなのですが、内部的にはいろいろあるのでしょうね。
マイクのミュート状態
本体背面にあるミュートスイッチをズラして、マイクを切ります。
結果は・・・
おっ!意外と下がりましたね!!
ただ、内部的にいろいろあるようで、効果としては-0.3W程度に感じました。
スリープ状態
正確にはスリープというよりも画面消灯状態ですね。こちらに詳しく書きました。
結果は・・・
こちらも内部的にいろいろあるようで、効果としては-0.5W程度に感じました。
音楽を再生した場合
普段使っているSpotifyから、どちらかといえば結構音量大きめな曲を選びました。
最小から最大まで10ポジションですね。
まず、通常の音量(3)では・・・
本来少しぐらい上がってもいいぐらいなのですが、待機状態とほとんど変わりありません。
バラツキの下限ぐらいでしょうか。(※ ちなみに1でも同じぐらいでした)
これでも、近くに置いておけば普通に使えます。
最大音量10はどうなるか・・・あ~・・・いや、全然大丈夫です。
倍近く上がったようにも見えますが、ホントにピークの先っちょです。
そもそも、Google Nest Hubの音の悪さが露呈してしまいますので、使い物になりません。
動きは結構激しいです、大体、3.4~4.4Wというところでしょうか?
Youtube動画を再生した場合
動画再生時の測定は初めてになりますが、2つのMusicVideoで試してみました。
左はSpotifyで試した曲と同じなのですが、音量は全体的に小さく感じました。
不思議なのはSpotifyで音楽を鳴らしている時と変わらない、いや、むしろ低いぐらいですね。
パソコンなどでは動画再生する方が遥かにパワーを喰われるのですが、全然気にするほどのレベルではありませんでした。
まとめ
消費電力比較
今回の機種は平均すると通常動作状態で3.1W、最大で4.4Wというところですね。
(正確には1時間あたりなのでWh)
一般的な1kWh(1,000Wh)=21円計算で計算してみると、
- 1日あたり 24 x (3.1 ÷ 1000) x 21 = 1.562円
- 1ヶ月(31日)あたり 1.562x 31 =48.422円
と、なりました。
それでは、これまでの9機種と比較してみます。
(※ 表が横長なので見えない機種は左右に動かしてやってください)
液晶機種なので多めですね。それでもJBL LINK 500よりは少ないです。
とはいえ、月に50円ぐらいなので気にすることはありませんね。
ちなみに、この表は動画再生時は含めていません。
今後は入れた方がよいのですが、音楽再生以上に基準が難しいので悩んでいます。
以上です。
これで10機種目の測定になりましたが、当初のGoogle Homeに比べると構造が複雑になり、測定中の変動が激しく、あまり意味がないような気がしてきました。
電気代も待機状態がほほ大半ということで算出していますが、私のように1日中音楽を流していると結構変わってくる機種もあります。(ハイパワータイプは1桁変わってきます)
「あくまでも目安」ということで見ていただけると助かります。
(おわり)