おはようございます!!
これまで、スマートスピーカーの消費電力に関して書いてきました。
え~13機種ですね。他にスマート電球やAlexa扇風機などもありました。
・・・で、本日はこちら↓の記事のApple HomePod miniです。
昨年11月に発売されたApple HomePodの小型モデルですね。
今回も同じようにどれぐらいの電気代がかかるのか?調べてみました。
目次
Apple HomePod mini の消費電力を測定してみました!!
公式の消費電力は?
Apple HomePod miniのスペックのページ(こちら)を確認してみました。
はい!こちらに・・・全く書いてない!!
Appleも時々やらかしますね~・・・最近は時々ではありませんが・・・泣
ちなみに、HomePod(無印)ではこのように書かれています。
それでは、ACアダプタでも・・・
20Wと大きく書かれていますので、結構大きめですね。
その下の部分を拡大してみます。
USB-PD対応で 5Vなら3A、9Vなら2.22Aです。どちらで動いているのでしょう?
・・・うわっ!Type-Cなので測れません!! これ↓があれば測れるのですが・・・
Type-C USBテスター電圧計メーターUSBマルチメーターUSB 電流 チェッカー0-5.1A 4-30V USBパワーメーター多機能テスターディスプレイ容量電圧電流検出器
・・・とりあえず見なかったことに(次回のタイムセールの時にでも)
あとは本体ですね・・・底の保護シール(※ まだ貼ってます笑)をぺろっと剥がして・・・
おっ!9V2.22Aですね。ああ、急いで買わなくて良かった。
ACアダプタの数値と全く同じ(※ ホントは本体の方が少なくないとダメ)なのがアレですが、掛け算すると20W程度が最大消費電力でしょう。小さい蛍光灯ぐらいですね。
ワットモニターの準備
サンワサプライさんのワットモニターを使ってみました。
これは新モデル(現時点で2,100円程度)なので、使ったのは旧モデルになってました。
上は見ずに下だけをチェックですね。
待機状態(マイクからの入力待ち)
定常状態ですね。トップパネルのLEDは何も点灯していません。
この状態で測ってみました。
0.7Wぐらいですね。0.6~0.7Wぐらいでかなり安定しています。
ちなみに、この状態から「ヘイ! Siri!」と声を掛けると、一気に電力が増えます。
1.8W前後ですから、2.5倍ぐらいに増えました。
内部的にいろいろあるのでしょう。
そういえば、無印HomePodは一度起こしたあとはトップのLEDが消えても一定時間電力は増えたままで4.0Wぐらいだったのですが、この子はLEDが消えるとスッと電力も0.7W程度に落ちますね。省電力が強化されたのかもしれません。
マイクのミュート状態
本体にあるミュートスイッチを・・・いやいや、ありません。
無印HomePodと同様にHomeKitアプリの設定のところにありました!!
左上のアイコンが姑息!!
・・・で、試しましたが、無印同様、これを操作したところでさほど変わらないという結果でした。
スリープ状態
無印HomePodでは、こんな↓内容でした。
こちらの記事によると、8分経てばスタンバイモードに入るようです。
日本では100Vなので、この記事では1.71Wですね。冒頭に書いた計測値ぐらいです。あれ?8分もかかってないような気もしますが、実験するのが辛いのでこれぐらいで。
(室温29度でもエアコンつけずに頑張ってます(泣))
・・・が、miniは情報が全くありません!!
試しに10分待ってもさほど変化はありませんでした。
そもそもが省電力なのでしょうね。
音楽を再生した場合
今回もiPhoneのSpotifyからAirPlay接続し、、どちらかといえば結構音量大きめな曲を選びました。(いつもの曲ですが)
最小から最大まで25ポジションですね。(パネルのタッチ操作で確認)
ただ、iPhoneから操作すると16ポジションあります。
どちらを操作してももう一方が追従するので、同期しているのは間違いないのですが法則性が・・・あまり気にしないことにします(※ 面倒 大人になりました)
まず、通常の音量(5)では・・・
定常時よりちょっと増えたぐらいですね。
BGMとして何か流しておくなら十分な音量です。
最大音量16はどうなるか・・・あ~!!・・・それほどでもありませんね。
動きは結構激しいです、大体 5~8Wというところでしょうか?
・・・そもそも、こんな小さい子でロック聞くなんてムチャですよね~!!
まとめ
消費電力比較
今回の機種は平均すると通常動作状態で0.7W、最大で8Wというところですね。
(正確には1時間あたりなのでWh)
一般的な1kWh(1,000Wh)=21円計算で計算してみると、
- 1日あたり 24 x (0.7 ÷ 1000) x 21 = 0.353円
- 1ヶ月(31日)あたり 0.353 x 31 = 10.943円
と、なりました。
ただし、これは停止状態での電力なので、本機のような一日中音楽を流しっぱなしにするような機種は、その音量時の電力量を加味した方がいいですね。
例えばBGMで1.1Wぐらい消費する状態が1日8時間で残りが停止だとすると・・・1日0.42円、1ヶ月13.02円・・・しれてますね(笑)
それでは、これまでの13機種と比較してみます。
(※ 表が横長なので、見えない機種は左右に動かしてやってください)
比較してみると・・・えっ!ナニコレ!!
これまでの機種と比較するとダントツの低消費電力ですね!!
もちろん音楽を鳴らせばそれなりに消費します。
最大音量ではGoogle Home miniより大きいぐらいです。
それでも普通の音量で聞くなら他機種の待機状態よりも消費電力が少ないんです。
家中に置いてBGM鳴らすのにはちょうどいいですね!・・・高いけど(泣)
以上です。
いつもHomePodの記事を書くと「オススメできません」で終わってしまうのですが、今回は素晴らしい性能だと感じました。
最後発だから当たり前といえば当たり前なのですが、さすがにAppleですね!!
・・・高いけど(泣)
(おわり)